ゲームレビュー

Demon's Souls(デモンズ・ソウル) レビューbyみなと

2017/06/15

概要 

【発売日】2009年2月5日
【発売元】ソニー・コンピュータエンタテインメント
【開発元】フロム・ソフトウェア/SCEジャパンスタジオ
【ハード】プレイステーション3
【ジャンル】アクションRPG
CERO】 D(17才以上対象)
【公式サイト】http://www.jp.playstation.com/scej/title/demons-souls/
画像は全て上記サイトの公式動画より引用

Demon's Souls(デモンズ・ソウル)

©2009 Sony Computer Entertainment Inc.

フロム・ソフトウェア製作の、3DアクションRPG。
PS3『Demon's Souls(デモンズ・ソウル)』をレビューします。

高難度のゲームとして、主にコアゲーマーに人気。

中世ダークファンタジーの世界で、5つのダンジョンに挑む。
それぞれのダンジョンは3~4つのステージで構成され、最初は浅い階層を攻略する。
各ステージの最後にはボス(デーモン)が待ち構え、倒すことでそのソウルが手に入り、先に進める
一番最初のステージさえクリアすれば、どのダンジョンから攻略しても良い。

拠点となる「楔の神殿」には様々な店があり、レベルアップもここで行う。
この拠点から、5つのダンジョンの攻略したいステージを選ぶことになる。

PSストアのページはこちら
→ Demon's Souls(PS3)

 

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良い点

高難度だが理不尽ではないゲームバランス

いわゆる「無双ゲー」とは大きく異なり、今作は非常にシビアな難度を誇る。
敵の攻撃は、雑魚でも一撃が重く、まともに受けてはいけない。
「被ダメージ後の無敵時間」など無く、複数の敵に囲まれては勝ち目はない。
ダンジョンも死角が多く、不意打ちやトラップなど当たり前。

なぜこれで「良い点」と言えるか。
それは、理不尽ではないから。

ダンジョンの敵の配置は、一部を除き固定。
ダンジョンに入り直す度に再配置される。
つまり、不意打ちを受けた場所やトラップの場所を覚えていれば回避可能。

また、死んだ時のペナルティは主に「その場にソウル(経験値兼お金)を落とす」。
しかし、同じ場所に死なずにたどり着けば、そのソウルは回収可能。

つまり、「死んで覚えるゲーム」である。
もの凄く大雑把に例えると、「ダークファンタジー・ロックマン」だ。

ボスデーモンも初見は絶望する相手だが、冷静に動きを観察し、試行錯誤することで活路は見出せる。
有効な手段はいくつもあり、意外にあっさり勝てることも少なくない。
デーモンの遺したソウルは、新しい魔法等に変換可能。そこも『ロックマン』的。

Demon's Souls(デモンズ・ソウル)

©2009 Sony Computer Entertainment Inc.

画期的なオンラインシステム

今作のオンラインシステムは、独特でおもしろい。
ここでは大きく2つに分けて述べてみる。
どちらも、世界の雰囲気を壊すことなく機能しており、感心する。

1・血痕とメッセージ

ダンジョン攻略中に、血痕を見かけることがある。
これは、自分以外のプレイヤーがそこで死んだ証。
血痕を調べると、どのように亡くなったかが見える(キャラクターの動きのみ。敵は見えない)。
沢山のプレイヤーが死んだ場所には、おびただしい数の血痕が残り、雰囲気が出ている。

プレイヤーは任意の場所にメッセージを残すことができる(単語を選び、組み合わせる形式)。
このメッセージは、自分以外のプレイヤーがその場所に来た時に読むことができる。
隠し通路や不意打ちを教えてくれる助言が多いが、嘘のメッセージや、ネタメッセージもある。

2・青ファントムと黒ファントム

条件を満たせば、他プレイヤーの世界に入り込むことができる。
協力プレイの際は「青ファントム」、敵対プレイの際は「黒ファントム(見た目は赤黒い)」になる。

「青ファントム」は、他プレイヤーが協力要請をすることで、そのプレイヤーの世界に召喚される。
目的は、そのステージのボスデーモンを共に撃破すること。
「青ファントム」として活動したい人は、「青サイン」を任意の場所に残す必要がある。

「黒ファントム」は、自らの意思で他プレイヤーの世界に侵入することで活動できる。
目的は、その世界のプレイヤーを殺すこと。
侵入された側も「青ファントム」を呼ぶなりして対処することもできる。

どちらのプレイも恩恵は大きく、通常プレイとは違った醍醐味もある。

デモンズソウル

©2009 Sony Computer Entertainment Inc.

硬派なダークファンタジーの世界

舞台は「ボーレタリア」という、荒廃した世界。
そこらじゅうに亡者(ゾンビ的な敵)がはびこり、正気の人間は少ない。
暗く、退廃的で、死が隣り合わせの雰囲気がよく出ている。
プレイヤーも、安定した戦闘のためには武骨な甲冑に身を包むことが必要になる。
全身鎧に兜、武器と盾を装備し、ガチャガチャと重々しく移動する様は、近年ではむしろ珍しい絵面だろう。

敵の造形も凝っていて、空気感や状況も手伝い、非常に怖い。
下手なホラーゲームより怖い。

デモンズソウル

©2009 Sony Computer Entertainment Inc.

 

不満点

不自由なキャラクタークリエイト

今作のプレイヤーの容姿は、キャラクタークリエイトで作成することになる。
それ自体は好きな要素だし、あれこれ悩むのも楽しい。
が、今作では思い通りに作るのがとても難しい。
かなり細かく設定できるのだが、1つをいじると、別の箇所まで変わってしまう。
まさに「あちらを立てれば、こちらが立たず」状態。
また、苦労して作成した顔も、クリエイト画面とプレイ画面では印象が随分違ってしまったりする。

まぁ、防御力の関係でほぼ顔が隠れる兜ばかり付けることになるのだが・・・。

デモンズソウル

©2009 Sony Computer Entertainment Inc.

攻撃の暴発

今作の攻撃ボタンは、L1、L2、R1、R2。
装備させた箇所、武器種類によって発動する攻撃は変わる。
PS3のコントローラは、机等に置いた際L2とR2を誤って押してしまうことがある。
で、今作の NPC は攻撃可能。
つまり、店の人であろうが、預かり屋だろうが、意図せずに攻撃できてしまうのだ。

少しくらいなら許してくれるが、下手をすれば敵対状態になり、その周回ではもう戻らない。
意図的にNPCと敵対したい人もいるだろうが、コントローラの暴発は勘弁願いたい。

 

総評

デモンズソウル

©2009 Sony Computer Entertainment Inc.

その見た目と雰囲気から、敬遠している人も多いのではないかと思われる今作。
俺も最初はそうだったが、プレイして印象は大きく変わった。
序盤はその難度の高さにおののくと思う。
が、プレイしているうちに、かなり初心者にやさしい作りをしているのがわかる。
何度も挑めば、必ずクリアできる。

必要なのは、「折れない心」それだけ。
あぁ、あと「ホラー耐性」も必要か。

PSストアのページはこちら
→ Demon's Souls(PS3)

【ソフトウェア】ダウンロード版
【プレイ時間】不明
【シリーズのプレイ状況】
 DARK SOULS(PS3)

トロフィー 状況】46%
トロコン 難易度】かなり難しい

全体評価   ★★★★★

シナリオ   ★★★☆☆
操 作 性  ★★★☆☆
システム   ★★★★★
キャラクター ★★★☆☆
ビジュアル  ★★★★★
音   楽  ★★★★☆

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