ゲームレビュー

デビルサバイバー オーバークロック レビューbyみなと

2017/06/15

概要 

【発売日】2011年9月1日
【発売元】アトラス
【開発元】アトラス
【ハード】ニンテンドー3DSシリーズ
【ジャンル】シミュレーションRPG
CERO】B(12才以上対象)
【公式サイト】http://dsoc.atlusnet.jp/
画像は全て上記サイトより引用

デビルサバイバー オーバークロック

アトラスが2009年にニンテンドーDSソフトとして発売した、シミュレーションRPG『女神異聞録デビルサバイバー』。
今作は、その『デビサバ』のバージョンアップ版。
略称は『デビサバOC』。

「メガテン」シリーズの流れをくんだシミュレーションRPGであり、人間1人と最大2体の悪魔で1ユニットとし、マス目で区切られたフィールドを順番に移動し、敵ユニットに攻撃を仕掛ける。
敵ユニットは、全員人間であったり、3体とも悪魔だったりもする。

デビルサバイバー オーバークロック

©Index Corporation 2009,2011 Published by ATLUS

 

「悪魔会話」は無く、「デビオク」という悪魔オークションで落札することで仲間(仲魔)にできる。
「悪魔合体」や「悪魔全書」は実装されている。

デビルサバイバー オーバークロック

©Index Corporation 2009,2011 Published by ATLUS

リメイク前のは未プレイなので詳しいことは書けないが、

  • 「8日目」の追加
  • 「悪魔全書」「アドオン」「サバイバーズアワード」「EASYモード」の実装
  • フルボイス化

などが、追加要素となっている。
他にも、グラフィックが綺麗になったり、セーブスロットが増えたりしているようだ。
3DSのゲームではあるが、3D機能が使えるのはほんの一部で、ほとんどの場面では3D機能は使えない。

 

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良い点

まさに「サバイバル」な緊張感あるシナリオ

今作では、明確な事は何も知らされないまま、自衛隊により、山手線の線路沿いに東京が封鎖される。
線路の内側にいる人間は、外に出ることができなくなった。

封鎖エリア内には「悪魔」が出現し、人々を襲う。
「悪魔」を使役できる「悪魔使い」が出現する。多くは「悪魔召喚プログラム」というソフトを手に入れた一般人だ。
封鎖から出られず、逃げ惑う人々。
日数が経つにつれて、怒りや苛立ちが強くなる人々。
限られた食料を奪い合う人々。
そしてついには人間同士の殺し合いにまで発展してしまう。

本来なら、協力し合い脱出を図るべきなのに、消耗や焦燥が冷静な判断をできなくさせる。
極限状態に陥った人間が見せる、エゴや恐ろしさなどを、上手く表現している。

デビルサバイバー オーバークロック

©Index Corporation 2009,2011 Published by ATLUS

 

「スキルクラック」をねらって

戦闘開始時に、こちらが未取得のスキルを敵が持っている場合、そのスキルを誰がねらうか選ぶ。
指定した味方チームが、見事にそのスキルを持つ敵を倒せば、そのスキルを取得できる。
得たスキルは、ステータスの条件が満たされていれば、自由に付け替えが可能。(戦闘外のメニュー画面で。複数の人間に同一のスキルは付けられない)

未取得の強力なスキルを持つ敵と出会うとテンションが上がるし、誰でねらうか考えるのも楽しい。

 

これまであまり使わなかった悪魔に価値が生まれる「種族スキル」

各悪魔は、「邪龍」や「妖精」など、その「種族」によって使えるスキルがある。
自動的に効果を発揮するものや、選択して発動するもの、フィールドで効果が出るものなどがある。
例えば、「障害物を無視して移動ができる」や「発動したら次の戦闘で必ずクリティカルが出る」といった具合。
この仕様のため、「戦闘能力が高い悪魔」のみの構成だとかえって不利になるケースが多く、「移動能力を強化できる種族」や「回復や補助ができる種族」などを盛り込む必要が出てくる。
必然的に、バリエーション豊かな戦闘メンバーになる。

 

戦略が物を言うバトル

味方の人間(悪魔使い)との相性を考慮して、誰にどの悪魔を使わせるか。どのスキルを付けようか。
このパーティ構成を試行錯誤するのが、とても楽しい。
ねらったコンボが上手くハマると、非常に気持ちがいい。

デビルサバイバー オーバークロック

©Index Corporation 2009,2011 Published by ATLUS

 

不満点

男性の魅力が乏しいキャラクターデザイン

今作のキャラクターデザインは、ヤスダスズヒト氏。
『夜桜四重奏 〜ヨザクラカルテット〜』や『デュラララ!!』、『デジモンストーリー サイバースルゥース』の人。

明るくポップで可愛い絵柄。
女の子は魅力的で、胸も大きいし、好きではある。
が、男性陣の魅力は乏しい。
全体的に、細い。弱そう。
女性陣も、細いな。

モブキャラは誰が書いてるんだろ?同じ人かな?
モブの男性も、残念なデザイン。

デビルサバイバー オーバークロック

©Index Corporation 2009,2011 Published by ATLUS

デビルサバイバー オーバークロック

©Index Corporation 2009,2011 Published by ATLUS

 

周回プレイが面倒

今作は マルチエンディング を採用しており、終盤で誰と行動を共にするかでルートが変わる。
さらに、エンディング後「8日目」へと話が進むルートもある。
エンディングはいくつも用意されているため、全部見ようと思うと周回プレイは必要になる。
が、これは結構面倒。
終盤まで話の内容はほとんど変わらないし、イベントスキップもできないのでとても面倒くさい。

周回プレイの際には、その周回までに達成した事柄に対してポイントが付く。
そのポイントに応じて、周回プレイ用の特典が得られる「サバイバーズアワード」が開催される。
これは、達成感があって好き。

デビルサバイバー オーバークロック

©Index Corporation 2009,2011 Published by ATLUS

 

総評

「メガテン」系のSRPGは初めてプレイしたが、かなり楽しめた。
そこそこ難易度は高いが、「フリーバトル」で鍛えることも可能だし、「イージーモード」もある。
詰まることはほぼないだろう。

マルチエンドで、2周目以降限定の要素もある。
異常に強い隠しボスもいる。
軽めのキャラクターイラストに騙されがちだが、かなり「アトラス」らしい、ガチなゲームである。

【ソフトウェア】パッケージ版
【プレイ時間】不明
【所持しているサウンドトラック】
 デビルサバイバー オーバークロック オリジナルサウンドトラック
【シリーズのプレイ状況】
 デビルサバイバー2 ブレイクレコード(3DS)

全体評価   ★★★★☆

シナリオ   ★★★★★
操 作 性  ★★★★☆
システム   ★★★★☆
キャラクター ★★★☆☆
ビジュアル  ★★★☆☆
音   楽  ★★★★☆

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