ゲームレビュー

ワンピース 海賊無双2 レビューbyみなと

2016/12/26

概要 

【発売日】2013年3月20日
【発売元】バンダイナムコゲームス
【開発元】コーエーテクモゲームス(オメガフォース)
【ハード】プレイステーション3
【ジャンル】アクションゲーム
【CERO】B(12才以上対象) 
【公式サイト】http://www.bandaigames.channel.or.jp/list/opm/2/pc/
画像は全て上記サイトより引用

少年ジャンプにて連載中の人気漫画『ワンピース』と、一騎当千の爽快感が魅力の『無双シリーズ』とのコラボ、第二弾。
PS3『ワンピース 海賊無双2』をレビューします。

ハードはPS3版と、PS VITA版が出ており、両者はクロスセーブが可能。
VITA版は敵の表示数が減少するなど、若干の違いがある。
俺はPS3版を選択。やはり「無双」は据置機に限る。
ちなみに、前作『ワンピース 海賊無双』(レビューページが開きます)のセーブデータがあれば、今作のPS3版に限り、データ引き継ぎ特典がある。
内容は「500,000ベリー」と「海賊無双2の金コイン」。絶対必要ってほどのもんではない。

 

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良い点

大幅に増えたプレイアブルキャラ

プレイヤーが操作できるキャラは、前作の13人から大幅に増え、27人。
能力の違う同一キャラも含めると、37人。
キャラゲーとしても満足のいく人数となった。
それぞれの個性も際立っており、バランスも見直された。
「強キャラ」は居るものの、どのキャラでもそこそこ戦えるし、プレイスタイルに合ったお気に入りのキャラが見つかるかと思う。

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©尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション ©2013 NBGI

 

オールスター感溢れるオリジナルストーリー

メインのストーリーは、原作にはない、今作だけのオリジナルストーリー。
重要キャラには見せ場が用意されているし、エンディング分岐もある。
原作で印象的なシーンやセリフなんかも、上手く混ぜ込んである。
「夢の共演」や「夢の対決」もいくつか見られる。
特に、黒ひげとモリアのタッグは、相性抜群。原作でもやればいいのに。

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©尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション ©2013 NBGI

 

「無双」としての面白さ

前作での不満点は、かなり解消されている。
敵の出現数は『無双シリーズ』としては妥当な量になり、1000人撃破も難なく達成出来る。
余計なアスレチックステージは無くなり、QTEも廃止された。

「スタイルアクション」という新要素も、爽快感がある。
ゲージを溜めて、R1で発動。
・「自然系」の能力者の場合、敵の攻撃がすり抜ける。
・「自然系」の能力者に攻撃が当たる。
・「覇王色の覇気」を持つキャラは、周囲の雑魚を気絶させる。
等、キャラクターの個性が強く出て、面白い。

 

ベリーショップの活用

・レベルの上限を引き上げるアイテム
・ボイス集などのギャラリー要素
・目当てのコインを獲得しやすくする「地図」
等、ゲーム的に有用な商品が並ぶ。
ゲーム内通貨「ベリー」も、比較的稼ぎやすい。

 

不満点

盛り上らない演出

前述したように、ストーリー自体は上手く作られている。
しかし、そのストーリーを魅せる演出は、レベルの低いものである。

各戦闘の開始は、ポリゴンモデルのキャラが左右でリアクション取りながら喋るだけのもの。
恋愛ADVか。

『無双OROCHI』でも同様の演出だったし、こういうのが好きなのかな?

前作にあった、コマ割りを使った漫画的表現も、無し。
戦闘中のムービーも、悪くはないんだけど、感動もしない。
この辺りは、原作を則った前作の方が良い出来。
やはり原作は偉大だということか・・・。

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©尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション ©2013 NBGI

 

コインを使ったステータスアップ

各戦闘で手に入るコインは、装備することでステータスがアップする。
複数装備でき、コインに描かれたキャラクターやアイテムの組み合わせで、ステータスアップ量が増える。

システム自体はまぁ良いし、組み合わせを探す楽しみもある。
が、一度有用な並びを見つければおしまい。
操作するキャラに合った組み合わせや、特殊な効果持ちのコインとかでもあれば、戦略の幅が広がるのに。

 

仲間ストライク専用のキャラ

条件がそろえば、「仲間ストライク」という、仲間にしたキャラに手助けしてもらえるシステムがある。
「仲間にしたキャラ」というのは、メインストーリー上で仲間にしたキャラではなく、「仲間エピソード」というモードで仲間にしたキャラである。
「仲間エピソード」はメインストーリーを進行したり、別の「仲間エピソード」をクリアすることで増える。
「仲間ストライク」に設定できるキャラは、全てのプレイアブルキャラと、「仲間ストライク」専用のキャラである。

プレイアブルキャラの場合、「仲間ストライク」はとても有用。
設定したキャラと交代して操作することになり、交代中は無敵。
しかも「スタイルアクション」の恩恵もある。

問題は、「仲間ストライク」専用のキャラ。
プレイアブルキャラ以外の、名のあるキャラ(クリークや、ルッチ等)と交代するのだが、操作不能。
交代して、必殺技をぶっ放して、終わり!
専用キャラって言う割に、使えなさすぎる。

 

総評

「使いまわし感」や「出し惜しみ感」もあるが、前作から正当な進化を遂げた。
特に、戦闘の爽快感や、プレイアブルキャラの増加は嬉しいところ。
『無双シリーズ』のファンも、十分楽しめる作品になった。

反面、オリジナルストーリーを展開する関係上、原作の演出を使えなくなり、演出面での力不足が見えるようになった。
今後のシリーズで、この辺りがどうなるか、気になるところ。

 

【ソフトウェア】パッケージ版
【プレイ時間】40時間
【購入した追加コンテンツ】チャレンジシナリオ「絶対絶命包囲網」
【シリーズのプレイ状況】ワンピース 海賊無双(PS3)
【トロフィー状況】89%
【トロコン難易度】難しくはないが、時間がかかる。

全体評価   ★★★★☆

シナリオ   ★★★☆☆
操 作 性  ★★★★☆
システム   ★★★☆☆
キャラクター ★★★★★
ビジュアル  ★★★★☆
音   楽  ★★★☆☆

  

妻からもちょっと言わせてもらいます

前作は「感動したけれど、爽快感なし」、今作は「感動しないけれど、爽快感あり」、だと思う。
感動は、原作で十分感動できるので、今作の方が好きです。

良い点は、技のかっこよさです。
一番好きなのは、青キジの「アイス塊 暴雉嘴(アイスブロック フェザントベック)」。
声優、子安武人さんがあてている役の中で青キジが一番好きかも。
声聞きたさに、何度も「アイス塊 暴雉嘴」を発動してたな、ってあれ?
技のかっこよさ、関係なくなってるな。
とにかく、原作での敵キャラが操作できるので、敵キャラばっかり使ってました。
実際、強いですしね。

不満点をあげるならば、コインの設置。
一人ひとり設定しなくてはならず、それが面倒でしたね。

【PS Vita】ワンピース 海賊無双3
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