ゲームレビュー

ロストヒーローズ レビューbyみなと

2017/05/11

概要 

【発売日】2012年9月6日
【発売元】バンダイナムコゲームス
【開発元】ランカース
【ハード】ニンテンドー3DSシリーズ
【ジャンル】ヒーローRPG
CERO】B(12才以上対象)
【公式サイト】http://compati.channel.or.jp/lost-h/
画像は全て上記サイトより引用

ロストヒーローズ

©石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 ©石森プロ・東映 ©創通・サンライズ ©創通・サンライズ・MBS ©円谷プロ

ウルトラマン、ガンダム、仮面ライダーのキャラクターが登場する、「コンパチヒーローシリーズ」のダンジョンRPG。
3DS版の『ロストヒーローズ』をレビューします。
今作は、PSP版も発売されている。
3DS版とPSP版はほぼ同じものだが、いくつか仕様が違う部分がある。

3DS版は「 すれちがい通信 」に対応していて、「ランダム・キューブ」という本編とは独立した自動生成ダンジョンに影響がある。(「ランダム・キューブ」自体はPSP版にも存在する。)
また、2画面なので下画面にはマップが表示されている。

PSP版は「カスタムサウンドトラック」に対応。
必殺技を使用した時のBGMを、自分好みに変更できるようだ。

 

「ウルトラマン」に関しては、コラムでも扱っている→『コラム 「ウルトラマン」光の国から50年 byみなと

 

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良い点

ギュンギュン動いてカッコいい

パーティーキャラは一人一人丁寧にモデリングされていて、技を繰り出す度にギュンギュン動く。
ヒーロースキル(必殺技)は特にカッコよく、キャラクター毎の魅力的な動きやポーズを再現している。

ロストヒーローズ

©石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 ©石森プロ・東映 ©創通・サンライズ ©創通・サンライズ・MBS ©円谷プロ

良質なクロスオーバー

ウルトラマン、ガンダム、仮面ライダー、3つの世界の要素を上手にシナリオに落としこんでいる。
どのシリーズにもキチンと見せ場があり、敵も味方もシリーズ毎に固まらずに物語を展開していて感心する。

戦闘でも「クロスオーバースキル」というのがあり、「ウルトラマンタロウ」と「仮面ライダーオーズ」が合体攻撃を繰り出すなんて事も。

 

よく考えられたダンジョン構成

今作の開発は、『世界樹の迷宮』や『真・女神転生 STRANGE JOURNEY』を作ったランカース。
流石にダンジョンRPGを作り慣れてるだけあって、探索が非常に楽しい。
戦闘システム的にも『世界樹』っぽさがあり、さながら「世界樹ヒーローズ」。
地図は書けないが。

ロストヒーローズ

©石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 ©石森プロ・東映 ©創通・サンライズ ©創通・サンライズ・MBS ©円谷プロ

不満点

原作ありき

キャラゲーである以上致し方ないが、原作を知らないと、ついていけない部分はある。
しかしながら、3つのシリーズに精通しつつ、一人一人のキャラクターを理解しているプレイヤーなんて、どれだけ居るのだろうか。
もちろん、詳しく知らなくてもプレイ自体に支障はない。
ただ、因縁や共通点などは分からないであろう。
少しネタバレもある。

 

ライドダンジョン

各ダンジョンを繋ぐエリアとして「ライドダンジョン」というものがある。
世界樹の迷宮IV』での「気球艇」みたいなものだが、今作のは随分不便。

戦闘を行うのはヒーローたちが搭乗している「ライドマシン」。
「ライドダンジョン」内で手に入れたパーツを使って強化していく。
このパーツを見つけられずにいると戦力は大幅に下がる。

「ライドダンジョン」には通常の敵は出現せず、このエリア専用の巨大敵が闊歩している。
「キングジョー」とかが、「ウルトラセブン」の何倍もでかいサイズで歩いている。
『世界樹の迷宮』シリーズにおける「FOE」みたいなもので、動きに注意すれば回避可能。
戦う場合は、かなり過酷で単調な、長い戦いをせねばならない。
避けられないボス敵も居るので、強化は必須。

 

チップが集まらない

戦闘やイベントで「チップ」と呼ばれる、キャラ名が書かれたアイテムを集める。
「チップ」が指定種揃うと、対応した「フォース」と呼ばれるものが手に入り、「フォース」をヒーローにセットするとスキルが使えるようになる。
雑魚敵の「チップ」は、その雑魚敵を倒さねば手に入らないうえに、入手確率はけっこう低い。
「フォース」の取得にはそんな雑魚敵の「チップ」も必要なため、「チップ」を落とすまで雑魚狩りをしなくてはならない。

 

カラータイマー

ウルトラマン勢は戦闘中、3ターン毎にカラータイマーが点滅する。
点いている間はとても強いが、消えている間はとても弱い(クリティカル率は上がる)。
まぁ原作再現っぽい要素ではあるが(厳密には全然違うが)、この仕様のため「パーティー全員をウルトラマン」にするのは非常に危険。
せいぜい二人までか。

 

敵が平面

ヒーローたちは良く出来た3Dモデリングだが、敵は2D絵である。
通常の戦闘時は気にならないのだが、「ヒーロースキル」を使用した時は気になる。
カメラもグリグリ動くデモ映像なので、ヒーローが全力で書き割りに攻撃しているようで滑稽。

©石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 ©石森プロ・東映 ©創通・サンライズ ©創通・サンライズ・MBS ©円谷プロ

©石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 ©石森プロ・東映 ©創通・サンライズ ©創通・サンライズ・MBS ©円谷プロ

総評

キャラゲーと侮るなかれ。
なかなか高難度の、良質なダンジョンRPGである。

クロスオーバーっぷりも凝っていて、3つの世界のヒーローたちに精通している人なら、かなり楽しめるのではないかと。
まぁ俺の場合、ウルトラマンはタロウまで。
仮面ライダーはクウガ~電王まで。
ガンダムは、SD武者シリーズのみ。
この程度の知識でプレイしたので微妙な評価になってしまいますが。

今作で「ウルトラマンメビウス」や「ウルトラマンゼロ」関連のキャラクターを知ることができたのは、大きな収穫だった。

【ソフトウェア】パッケージ版
【プレイ時間】60時間

全体評価   ★★★☆☆

シナリオ   ★★★★☆
操 作 性  ★★★★☆
システム   ★★★★☆
キャラクター ★★★★☆
ビジュアル  ★★★☆☆
音   楽  ★★★☆☆

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