ゲームレビュー

真・女神転生IV レビューbyみなと

2017/06/15

概要 

【発売日】2013年5月23日
【発売元】アトラス
【開発元】アトラス
【ハード】ニンテンドー3DSシリーズ
【ジャンル】RPG
CERO】C(15才以上対象)
【公式サイト】http://megaten4.jp/old/#
画像は全て上記サイトより引用

真・女神転生IV

アトラスの代表的なゲームシリーズ、『真・女神転生』。
そのナンバリングタイトル、3DS『真・女神転生IV』をレビューします。
略称は『メガテン4』。

このシリーズの特徴は、敵として出現する「悪魔」を会話で仲間(仲魔)にし、共に闘う。
2体以上の仲魔を「悪魔合体」で強力な1体の悪魔にすることもできる。

今作でもこの基本はそのまま。
キャラクターデザインを土居政之氏が、音楽を小塚良太氏が担当している。
ナンバリングタイトルではあるが、前作までとシナリオの繋がりはない。

真・女神転生IV

©Index Corporation 1992,2012 Produced by ATLUS

うちでは、上の画像の限定モデルを購入。
悪魔たちのシルエットが施されたデザイン。
上下をひっくり返すと・・・。

[17年2月9日追記]
『真・女神転生IV』の「もしも○○だったら」の世界、『真・女神転生IV FINAL』のレビューはこちら
→ 真・女神転生IV FINAL レビューbyとも

 

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良い点

ダークでハードなシナリオ

メガテンらしい過酷な展開は健在で、それぞれの陣営の、それぞれの思惑が交錯するシナリオは実に良い。
開けて緑豊かな「東のミカド国」から、一変して無機質で荒廃した「東京」へと舞台が変わる点も良い。
それでいて、「東のミカド国」より「東京」の人間の方が活気があり、生々しく、強い点も、皮肉が利いてて良い。

真・女神転生IV

©Index Corporation 1992,2012 Produced by ATLUS

プレスターンバトル復活

今作の戦闘は、メガテン3の「プレスターンバトル」を採用している。
弱点を突けば行動回数が増え、攻撃を防がれると行動回数が減る。
属性に対する相性が非常に重要なバトルで、緊張感がある。
加えて、有効打を与えた際、確率で「ニヤリ」状態になり、有利な状況になる。
この「ニヤリ」の性能自体は大味だが、「ニヤリ」のアイデアは好き。

真・女神転生IV

©Index Corporation 1992,2012 Produced by ATLUS

便利かつ没入感のある「ガントレット」

主人公が冒頭で手に入れる「ガントレット」は、籠手型のコンピューター。
メニュー画面は、この「ガントレット」を操作している設定であり、3DSのタッチ操作に対応している。
アイテム管理、マップ確認、仲魔 管理、アプリカスタマイズ、さらには悪魔合体、 すれちがい通信 設定、セーブ&ロードの機能も全てこの「ガントレット」に集約されており、大変便利。
また、ナビゲーターの「バロウズ」も良いキャラ。

 

不満点

外注絵師のデザイン

これまで悪魔のデザインは、全て金子一馬氏によるものだった。
しかし、今作では氏の書き下ろし悪魔は無く、過去作のものを使っている。
そして新規悪魔やボス悪魔の多くは、特撮等で活躍している外部の絵師によるもの。
このデザインが、一部非常によろしくない。
まぁ、コウガサブロウとかの「完全新規」の悪魔は良いでしょう、「そういうもの」と割り切れば良いので。
ただ、四大天使やリリス等、今まで定着したデザインを持つ者まで変える必要があったのか?
しかもあんな美しくないデザインに。
ちなみに、これ↓は、大天使ラファエル。

真・女神転生IV ラファエル

©Index Corporation 1992,2012 Produced by ATLUS

「着せ替え」の存在意義

今作のダンジョン探索画面は、3Dフィールドを歩き回り、敵シンボルと接触すると戦闘が開始されるタイプ。
戦闘画面は、敵グラフィックを正面に捉え、味方は2Dグラフィックで表示するタイプ。
装備品は見た目も反映され、着せ替えを楽しむ事ができるのだが、せっかく変えた見た目を戦闘中に見ることはできない。
探索中は見れるけど、基本的には後ろ姿だし・・・。

戦闘も『ペルソナ』シリーズみたいな3Dにするか、探索を『SJのようなDRPG風にした方が良かったのでは?

真・女神転生IV

©Index Corporation 1992,2012 Produced by ATLUS

3Dにした弊害

そもそも、探索時の3Dフィールドにはいくつか問題がある。

  • 通れる場所が分かりづらい
  • 敵シンボルのスピードが速く、避けづらい
  • 戦闘回避スキル「エストマソード」は、敵シンボルを攻撃しないと発動しない
  • ただ歩くだけの場所が多く、攻略の楽しみが薄い

等、「練り込む前に商品化した」感が強い。
今作での経験が、次作(『メガテン4Fや『ペルソナ5)の完成度に活かされているようなので、まぁ良いんだけど。

 

魔人の作りづらさ

特定の場所で、超低確率で遭遇できる、シリーズ恒例の強力な悪魔「魔人」。
撃破すれば悪魔合体で作ることができるのだが、あろうことか、その素材は別の「魔人」。(高ランクの魔人の場合)
ただ「会う」だけでも大変。
「倒す」のはもっと大変。
「作る」のはさらに大変。
と、結構理不尽な仕様。
せっかくマザーハーロット倒したのに・・・。

 

総評

外注絵師など不満な点はあるが、「メガテン」的なダークな世界は味わえる。
収録悪魔数もかなり多く、説明文も収録しているため、「携帯悪魔図鑑」としても価値はあるかも。

比較的大味な戦闘バランスだが、コツをつかめばそんなに難しくはない。
「メガテン」をプレイしたことのない方には、結構オススメできるかも。

【ソフトウェア】ダウンロード版
【プレイ時間】148時間
【購入した関連本】
 真・女神転生IV 公式コンプリートガイド 
 真・女神転生Ⅳ 公式設定画集
【所持しているサウンドトラック】
 真・女神転生IV 特典「サウンド&アートコレクション」

【シリーズのプレイ状況】
 真・女神転生(PS)
 真・女神転生IISFC 、PS、GBA)
 真・女神転生if...(PS)

 真・女神転生III-NOCTURNE マニアクス(PS2)
 真・女神転生III-NOCTURNE マニアクスクロニクルエディション(PS2)

 真・女神転生 STRANGE JOURNEY(DS)
 真・女神転生IV FINAL(3DS)

全体評価   ★★★☆☆

シナリオ   ★★★★☆
操 作 性  ★★★☆☆
システム   ★★★☆☆
キャラクター ★★★★☆
ビジュアル  ★★☆☆☆
音   楽  ★★★★☆

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