ゲームレビュー

初音ミク -Project DIVA- f / F レビューbyみなと

2017/08/29

クリプトン・フューチャー・メディアから発売されている、音声合成ソフト「初音ミク」。
その「初音ミク」を用いた楽曲と、「初音ミク」のキャラクターを活かしたリズムアクションゲーム。

初音ミク -Project DIVA- f / F

今回のレビューは、 PS VITA 版『初音ミク -Project DIVA- f』(以下『 f 』)。
並びに、『 f 』のHD版である、PS3『初音ミク -Project DIVA- F』(以下『 F 』)。

PSP版で展開していたシリーズから、全楽曲とモジュール(衣装)を総入れ替え。
基本的な部分は同じだが、ゲームルール・システムにも改良を加え、大きく生まれ変わった。
PS VITA版『 f 』発売の半年後に発売されたPS3版の『 F 』は、HD画質に加え、楽曲、モジュール等を追加されている。
『 F 』発売後には、『 f 』の追加コンテンツ「おおもじパック」を購入することで、『 f 』に『 F 』の楽曲と、モジュール等を追加できるようになった。
また、『 f 』と『 F 』は同期ツールを使うことで進行状況を共有できる。
ただし、 DLC や『 F 』からの追加楽曲等は同期できない。

登場ボーカロイドは、初音ミク、鏡音リン、鏡音レン、巡音ルカ、MEIKO、KAITO。

なお、ボーカロイドとはサンプリングした人間の声を元に作られた、歌声を合成するソフトウエアである。
詳しくはこちら
→ コラム「初音ミク」

今シリーズの基本的なシステムにも触れているので、こちらから読んでいただけるとわかりやすいかと思います。
→ 初音ミク -Project DIVA- 2nd & ドリーミーシアター 2nd レビューbyみなと

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概要

発売日 [ f ] 2012年8月30日
[ F ] 2013年3月7日
発売元 セガ
開発元 セガ
ハード [ f ] PS VITA
[ F ] プレイステーション3
ジャンル 音楽ゲーム
CERO C(15才以上対象)
公式サイト [ f ] 初音ミク -Project DIVA- f
[ F ]初音ミク -Project DIVA- F
画像の出典 画像は上記サイトより引用したものと、ハード本体のスクリーンショット機能で撮影したもの
権利表記 ©SEGA / © Crypton Future Media, INC. www.crypton.net
PSストアのページ 初音ミク -Project DIVA- f(PS VITA)
初音ミク -Project DIVA- F(PS3)

 

良い点

より綺麗になったビジュアル

PSPでのモデリングは全て作り直し、より精細で美しくなった。
特に「表情」がとても豊かになり、憂いた表情、目配せ、動きに至るまで、こだわって作られている。
背景、オブジェクト、ライティングも刷新され、曲毎の個性が際立っている。

PS3版の『 F 』では更に美しく、『ドリーミーシアター』を凌駕する。

初音ミク -Project DIVA- f

こちらはVITA版『 f 』

初音ミク -Project DIVA- F

こちらはPS3版『 F 』

 

より楽しくなったリズムゲーム

新たに「スクラッチ」、「テクニカルゾーン」、「チャンスタイム成功演出」が加わり、リズムゲームとしての楽しさは完成形に。

「テクニカルゾーン」は、一定エリアをミスなくプレイできればスコアアップ。
この時間は、ぐっと緊張感が増し、良いスパイスになっている。

「チャンスタイム成功演出」は、チャンスタイム中に一定スコアを稼ぎ、最後のスクラッチを成功させることで、以降の映像に変化をもたらす演出。
全曲に用意されていて、賑やかになるものが多く、非常におもしろい要素だ。
スコアもアップするため、ぜひねらっていきたい。

初音ミク -Project DIVA- f / F

 

装飾のカスタマイズ

今作も様々な衣装が用意されているが、さらに各部位に装飾品を付けられるようになった。
眼鏡やリボンはもちろん、猫耳、尻尾、悪魔の角など一風変わった装飾品も多い。

初音ミク -Project DIVA- f / F

 

エディットもパワーアップ

オリジナルのPVを作れる「エディットモード」は今作にも実装されている。
表示できるキャラクターは最大3人に。
楽器を持たせ、弾かせる動きも可能。
ポーズとポーズの間を自動的に補完する機能があり、より自然な動きに。
PSN を利用することで、作成したデータのアップロード・ダウンロードが可能。

初音ミク -Project DIVA- f / F

 

お気に入りの収録曲

今回も、今作に収録されている曲の中から、俺が気に入った曲(PV)を挙げていこう。
全部紹介すると大変な数になるので、5曲だけ!

1つ目・『ODDS&ENDS』 ryo

「ODDS&ENDS」 ryo

今作のテーマ曲。書きおろし。
上記のビジュアル比較に使った画像も、この曲から。
ボーカロイドを好きであれば好きであるほど、泣ける名曲。

 

2つ目・『Tell Your World』 kz(livetune)

「Tell Your World」 kz(livetune)

「Google Chrome」のCMで起用された曲。
プラネタリウムを模したステージは非常に美しい。
「繋がり」や「広がり」を思わせる歌詞を、映像でも見事に表現している。

 

3つ目・『リモコン』 じーざす

「リモコン」 じーざす

ノリノリの電子音が楽しい曲。
ドリームキャストそっくりのコントローラーが出てきて「SEGA」らしい。

 

4つ目・『MEGANE』 Ultra-Noob

「MEGANE」 Ultra-Noob

メガネにまつわるエピソードがつまった曲。
様々なメガネが出てくるし、ルカさんにとても似合うし、眼福なPV。

 

5つ目・『キャットフード』 doriko

「キャットフード」 doriko

今作で力を入れている「表情」の豊かさが、如実に現れている曲。
オススメモジュールの「ピエレッタ(画像の衣装)」も、斬新で素敵なデザイン。

 

不満点

「DIVAルーム」は、まだまだ改善の余地あり

ルームアイテムも増加し、ルームテーマ、イベントも増加した。
タッチでコミュニケーションが取れるし、あっち向いてほいもできる。
が、まだイマイチ「おまけモード」っぽさが強い。
「ボーカロイド達の自室」って設定なのだし、もっと「生活感」が出ないもんかな。

 

判定が甘々の「スクラッチ」

リズムゲームに、新アイコン「☆」が加わり、タイミングを合わせて PS VITA の画面をスクラッチ(PS3の場合はスティックを弾く)。
このタイミング判定はとても甘く、連続で☆が来たらテキトーに擦るだけで良い。
この部分だけ「ゲーム」というより「擦る作業」になってしまう。
まぁ、救済措置と見てもいいが。

 

ロードが多い・長い

ロードは頻繁に入り、そこそこ長い。
ロード中は様々なイラストが表示されるが、あまり良くないイラストも多い。

 

プレイ状況

ソフトウェア [ f ] パッケージ版
[ F ] ダウンロード版
プレイ時間 合わせて100時間以上
購入した追加コンテンツ 初回購入特典「君に届けたいコード」(プロダクトコード)による、追加コンテンツを購入。
「おおもじパック」と同様のもの。税込1,500円
所持しているサウンドトラック 関連するCDが沢山ありすぎて載せきれません
シリーズのプレイ状況(みなと  初音ミク -Project DIVA- 2nd(PSP)
初音ミク -Project DIVA- ドリーミーシアター 2nd(PS3)
初音ミク Project mirai 2(3DS)
初音ミク -Project DIVA- F 2nd(PS3)
初音ミク Project DIVA Future Tone(PS4)
トロフィー 状況 100% 
トロコン 難易度 易しめ。ただし、ネット接続が必要なトロフィーあり。

 

総評

PSP版の『初音ミク -Project DIVA- 2nd』の時点で、完成度はかなり高かった。
しかし今シリーズは着実に進化を重ね、今作ではリズムゲームとして申し分ない完成度に。
「DIVAルーム」など、まだまだ改善してほしい要素はあるが。

初音ミクの他のゲームレビューはこのカテゴリーからどうぞ。
→ 「ボーカロイド」カテゴリー

PSストアのページはこちら
 初音ミク -Project DIVA- f(PS VITA)
 初音ミク -Project DIVA- F(PS3)

全体評価   ★★★★★

シナリオ   ーーーーー
操 作 性  ★★★★☆
システム   ★★★★☆
キャラクター ★★★★☆
ビジュアル  ★★★★☆
音   楽  ★★★★★  

妻からもちょっと言わせてもらいます

『 f 』 の PS VITA 版は、かなりやり込みました。
このゲームで出会った曲も多く、そして、大のお気に入りになった曲は多めです。

ただ、『 F 』 のPS3版は、そこまでやり込みませんでした。
なぜなら、『 f 』と『 F 』連動しているとはいえ、プレイデータは連動しておらず、『 f 』で頑張ったスコアが『 F 』では白紙状態で、全て一からやり直ししないといけなかったから。
ボタン操作もPS VITAで慣れてしまっていて、『 F 』では、easyとnormalの全曲クリアにとどまってしまいました。
しかし、あらためめてプレイしてみると、映像は綺麗だし、やっぱり楽しいので、やはり各難易度全曲クリアを目指したいところ。
でも、ロードの長さと、好きでもないイラストを見る破目になる仕様がやる気をそがす・・・。[※]

今なら、『初音ミク Project DIVA Future Tone(PS4)』で、ほぼ全ての楽曲がプレイできますが、『Future Tone』は『Future Tone』で難点がありまして・・・。
そちらのレビューは、いずれ。

あと気になった点は「チャンスタイム成功演出」。
演出が変わるので、非常に良く、好きなのですが、曲によっては、演出用のSEが入ってしまうのです。
曲に集中している時に、そのSEが入ってしまい、プレイに支障が出ました。

[※16年12月28日追記]
ロード画面の絵は、DIVAルーム→「ガジェット」→「ビジュアルライブラリ」→□ボタンでセット、解除ができる。
なお、ショップにて、棚配置アイテムの「デザインブック」を購入しなければ、使用できない。

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