ゲームレビュー

MOTHER2(マザー2) ギーグの逆襲 レビューbyとも

1994年にスーパーファミコン用ソフトとして発売された『MOTHER』シリーズの2作目、『MOTHER2 ギーグの逆襲』。

私は、2003年に発売された、ゲームボーイアドバンス用ソフト『MOTHER1+2』(前作『MOTHER』と今作のセット)をプレイした。
それから約10年の年月を経て、再び『MOTHER2 ギーグの逆襲』をプレイした。
今度は、New3DSバーチャルコンソールとして。

しかし、大部分が覚えておらず、新規タイトルかのようにプレイしたので、ある意味、公正で新鮮なレビューになるかと思う。

なお、夫・みなとはスーパーファミコン版、ゲームボーイアドバンス版、New3DSバーチャルコンソール版をプレイ済み。

 

主人公たちの名前について。
主人公たちの名前は好きな名前にできますが、「おまかせでいい」を選択した時に1順目に出てくる、ネス、ポーラ、ジェフ、プーで表記しています。

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概要

発売日 スーパーファミコン(オリジナル版)1994年8月27日 / New3DSバーチャルコンソール 2016年3月4日
発売元 任天堂
開発元 APE、HAL研究所
ハード Newニンテンドー3DSシリーズ
ジャンル RPG
CERO A(全年齢対象)
公式サイト MOTHER2(マザー2) ギーグの逆襲(任天堂)
画像の出典 画像は全て、ハード本体のスクリーンショット機能で撮影したもの

 

ゲーム内容

特徴的な要素

今作は、一般的なRPG。
しかし、他のRPGにはなかなかない要素をまとめてみました。

なお「夫からもちょっと言わせてくれ」にも特徴的な要素が載っています。

▼電話

  • パパに電話して、セーブする。

これだけだと普通に聞こえるが、今作での電話の使い方はまだある。

  • エスカルゴうんそうに電話して、荷物を預けたり、届けてもらう。

ネスの妹・トレーシーのアルバイト先である、エスカルゴ運送。
ここに電話をすると、一度に3つの荷物を預けたり、届けてもらうことが、各18ドルでできる。
ちなみに、あまりにも辺境な場所だと不可能。

  • ママに電話する。

なんのこっちゃと思われるだろう。
主人公のネスは12歳。
12歳が世界のあちこちを旅しながら、強敵に立ち向かう。
あまりにも長時間、ママの声を聞いていないと、ホームシックにかかってしまう。
これを予防、治療するためにママに電話をするのだ。

 

ちなみに電話は2種類。
黒電話は無料。
公衆電話は有料で1ドルかかる。

ちなみにカウンター右後ろはATM

 

▼調味料

例えば回復アイテムである、ハンバーガー。
これを食べる際に調味料を持っていると、自動的にふりかけて、回復量がよりアップする。
食べ物と調味料の組み合わせにより、回復量は変わっていく。

 

▼特殊なテレポート

ストーリーが進むと使えるようになるテレポート。
一般的なRPGだと、その場で、フッとテレポートになるが、今作では助走が必要。
また、助走中に建物等にぶつかってしまうと、失敗になる。

失敗

 

▼自転車

自転車をレンタルして、街の中を乗り回すことができる。
しかし、自転車はもちろん1人用。
仲間が増える前の一時期しか乗れません。

ちなみにこの自転車に乗っている際は『自転車のテーマ(くるくるペダル)』という曲がかかる。
この時にしか聞けない曲。

 

▼個別の荷物システムと制限

1人当たり14個の荷物しか持てない。
しかも、その中には4つの装備品も含まれるので、実質10個のアイテムしか持てない。

持てる量を増やすことはできないので、エスカルゴ運送を利用したり、いらないものを売ったりしながら、進めていく。

また、個別で荷物を持つため、自分の装備品は自分で持つ必要がある。
そのため、選択肢の中に「わたす」がある。

 

▼道具屋の看板

ゲームを進めていくと入手できる「どうぐやのかんばん」。
この看板を使うと、お客さんがすっとんで来る。
そして、荷物の中から1つをそのお客さんに売ることができる。


何度でも使用できるため、お店から遠い場所にいる時に荷物が圧迫した際に使用すると便利。

ちなみに、あまりにも辺境な場所だと不可能。
また、売れないものもある。

 

3DSバーチャルコンソール独自の要素 ~VCメニュー~

基本、上画面のみでプレイしていくのだが、下画面には「タッチでVCメニューへ」の表記がされている。
これをタッチすると、以下の画像になる。

これ、「どこでもセーブ」機能なのだ。

「まるごと保存」をタッチすると、そのシーンがまるごとセーブされ、「まるごと復元」の四角の枠の中にそのシーンが映し出される。
ロードしたい時は「まるごと復元」をタッチし、「ゲームを再開」をタッチすると、そのセーブシーンから開始できる。

ちなみにゲーム内の「セーブ機能」も生きているので、両方を活用していくと便利。

ただし、「まるごと復元」は「まるごと保存」したデータを完全復元する機能なので、「まるごと保存」以降にセーブしたデータ等も全て書き替えられるので注意。

なお、今作でパパとの電話で「つづける」ではなく「おわる」にした場合は、VCメニューの「リセット」を押すと、タイトル画面に戻ることができる。

 

良い点

随所に光る、セリフのセンス

コピーライターの糸井重里さんがゲームデザインとシナリオを手掛けているだけあって、かなりセンスがいい。
くすっと笑えるものから、自虐もの、哲学的な言葉など、多種多様である。
なので、モブ全員に話しかけたくなる中毒性がある。

 

優秀なストーリー

パワースポットを巡っていくのが、ストーリーの要なのだが、そのパワースポットを巡り終わると、いい演出が入る。
私は泣いてしまった。
自分の立場と重なるものもあるし、演出自体もいい。
またパワースポット巡りの中での伏線も、一気に回収されて、なお泣ける。

さらにラストバトルも号泣もの。
こればかりは、ご自身で体験してもらいたい。

 

ぬくもりのあるドット絵

全てドット絵で構成。
かわいらしさ、ぬくもり、コミカルさが、伝わる。

 

どせいさんがかわいい

『MOTHER2』からのキャラクター、どせいさん。

足が2本。
鼻が大きく、ヒゲが生えており、頭の毛1本には赤いリボンが付いている。

特徴的な話し方をし、その際のフォントも独特。

このどせいさん達がかわいい!!
第一印象は、そこまで惚れてはいなかったのだが、だんだん接するうちに大好きになった。

ちなみにうちには、全高約18cmの、どせいさんソフビフィギュアがいます。
アミューズメント専用景品だったようなのですが、中古屋さんで見つけ、即購入。
激安の500円でした。

 

曲が良い

全体的に、曲がいいんです。
私のお気に入りの曲は、自転車に乗るときの『自転車のテーマ(くるくるペダル)』や、ホテルのテーマの『ホテル (白蝶貝のネックレス)』、『ツートンのテーマ』。

 前作『MOTHER』の名曲『Eight Melodies』も、収録されています。

 

不満点

写真屋さん

突然やってくる天才写真家さん。

さまざまな場所に写真ポイントがあり、そこに着くと、写真を撮られる。
ちなみに全部で32箇所。
撮影された写真は、エンディングの背景として流れる。

この写真システム自体はとてもいい。
しかし、いちいち止められてしまい、テンポが悪い。
ちゃちゃっと撮影してくれればいいのだが、30秒くらい足止めされてしまう。

 

調味料システム

ゲーム内容でも取り上げた調味料。
大変ユニークなシステムではあるのだが、今作は荷物制限がある。
ただでさえ、圧迫している荷物。
この中に調味料を入れるスペースなどない。
とても、もったいないシステムだと思う。

 

ヒントおじさん

有料だが、次の目的地などのヒントを教えてくれる、ヒントおじさん。
詰まった時に、かなり役に立つ。

しかし困ったことに、ヒントおじさんがいる場所が地図に表記されない。

ヒントおじさんが家にいる場合は「HINT」と地図に表記される場合もある。
しかし、路上にいる場合は完全に表記されない。

どこにいようが表記してほしかった。

ちなみにヒントおじさんの正式名は不明。
なぜならエンディングにも出てきていない!
かわいそう・・・。

 

プー

最後に仲間になるプー。
このプーがなかなかに厄介。

どこかでプーのことについて説明してほしかった。

▼プー専用装備品

装備品は武器、ボディ、うで、その他の4種類。
プーは「おうじゃの○○」という、プー専用の装備品でなければいけない。
それ以外を装備しようとすると防御力が下がる

また「おうじゃの○○」はプレゼント箱や玉手箱の中に隠されているので、すぐに揃うことができない。

一番手ごわい装備品は敵であるスーパースターマンが落す「おうじゃのつるぎ」という武器。
これがかなりの低確率。
夫は意地で「おうじゃのつるぎ」を手に入れたが、私には無理。

ちなみに私、なにもわかっておらず、適当に装備品を付けていたので、防御力が下がったまま戦っていました。
どうりで弱いわけだ・・・。

 

▼回復アイテムが限られている

プー以外のメンバーが回復アイテムを食べると、普通に回復するが、プーはその食べ物を受け付けないのか、1ケタしか回復しない。
また、なぜか、プーの故郷である「ランマ」で売られている「やぎバターがゆ」も同じ結果。

唯一の回復アイテムは「さとりのべんとう」。
他のメンバーとは違い、プーが食べるとHPは全回復、PPは約120回復する。

また「みず」「たかいみず」は他のメンバーが飲むとPPは1しか回復しないが、プーだと「みず」で約10、「たかいみず」で約40回復する。
(なお「サイコキャラメル」「マジックタルト」「マジックプリン」「マジックトリフ」はメンバーと同じようにPPが回復する。)

つまり「PPを回復して、PSI(超能力)で回復せよ」というわけ。
そのシステムがわかっておらず、無駄にしていました。

 

気になった点

ネスの故郷である「オネット」。
ここの図書館で、重要なものを入手できる。

それは「まちのちず」。

各街はなかなかに広いので、初めて来た時にはこの地図が大変役に立つ。
しかし、地図があるとは知らない(正確には覚えていない)私は、最初の街である「オネット」で迷いに迷った。

夫・みなとに相談すると「地図は?」と。

ただでさえ、迷っていたので、図書館に辿りつけていなかったのだ。

もうちょっと親切に「地図は図書館で」とか教えてほしかったなぁ。

「まちのちず」が入手できる図書館

地図でいうと、ネスがいる場所

 

これからプレイする方へ

「好きな献立」、「カッコイイと思うもの」を入力する機会があります。

「好きな献立」は自分が好きな献立の名前を。
ママが作ってくれます。

「カッコイイと思うもの」は自分がカッコイイと思うものや、お気に入りの言葉などを。
必殺技の名前になります。(「PK○○○α」「PK○○○β」などと表記されます)

さらに、中盤以降、自分の名前を入力する機会があります。
1回目は、ローマ字入力。
2回目は、ひらがな・カタカナ入力です。
ぜひ、本名を登録しましょう。

私の必殺技の名前は「メギドラオン」にしました。
かっこいい!!

 

プレイ状況

ソフトウェア ダウンロード
プレイ時間 26時間
所持しているサウンドトラック MOTHER 1+2 オリジナル サウンドトラック
シリーズのプレイ状況(とも MOTHER(GBA)
MOTHER3(GBA)

 

総評

今作は全年齢対象。
しかし、子どもより大人の方が心に来ると思います。

なので、子どもの頃プレイしていても、大人になって改めてプレイすると、きっと感じるものは違うと思います。

全体評価   ★★★★★

シナリオ   ★★★★★
操作性    ★★★☆☆
システム   ★★★☆☆
キャラクター ★★★★☆
ビジュアル  ★★★★☆
音  楽   ★★★★★

夫からもちょっと言わせてくれ

クリアレビューを書こうと思っていたら、ともが先に書ききったので、便乗することにしました。
なんだかんだで、4回目のクリアです。

個人的には、今作に登場する「ギーグ」が、ゲームで最も恐怖を感じたキャラクターです。
別に「強い」って訳ではなく・・・、潜在的恐怖?

 

ともレビューでも言っているように、大人になって改めてプレイすると、また感じ方が変わってくることでしょう。
夫になり、初めて思う感情もありました。
親になり、初めて思う感情もありました。

何度プレイしても泣いてしまうのは一緒なのですが。

ほとんどともレビューと同じ意見ですが、いくつか付け足します。

ドラムロール式HP

プーのHPに注目

特徴的なシステムの1つとして、「ドラムロール式のHP」を挙げます。
これは、戦闘中にダメージを受けたりHPを回復したりした時、その数値まで一瞬で変化せず、一定速度で変化するシステムです。

「ちめいてきなダメージ」を受けたとしても、HPが減りきる前に回復が間に合えば、戦闘不能にならずに済みます。
逆に、回復してHPが戻っている最中に大ダメージを受けると、その時点のドラムロールから下がってしまうので、注意が必要です。

これは画期的で、大好きなシステムでした。
他に採用してるゲーム、あるんでしょうか?

 

フライングマン

ゲーム終盤の、とある場所で出会う「フライングマン」。
前作『MOTHER』にも登場したキャラで、懐かしい。

全然関係ないんですが、『ジョジョの奇妙な冒険』の「マジシャンズレッド」に似てません?

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