ゲームレビュー

ペルソナ5 レビューbyみなと

2017/06/15

概要 

【発売日】2016年9月15日
【発売元】アトラス
【開発元】アトラス
【ハード】プレイステーション4
【ジャンル】RPG
CERO】 C(15才以上対象)
【公式サイト】http://persona5.jp/

ペルソナ5

アトラスの大人気RPG、「ペルソナ」シリーズのナンバリングタイトル。
今作はPS3版も発売されている。

うちは、新型PS4との同梱版を購入。
「クリア」自体は随分前にしたが、先日 トロコン したので、レビュー記事を書くことにします。

なお、今作は公式で厳しいネタバレ禁止令が出ているため、このレビューでもネタバレはできるだけ避ける。
貼ってある画像も、上の公式サイトおよび公式動画からの引用である。

関連記事はこちら
→ ペルソナ5 5月7日までプレイ編 レビューbyとも

→ ペルソナ5 クリア編 レビューbyとも

PSストアのページはこちら
→ ペルソナ5(PS4版)
→ ペルソナ5(PS3版)

 

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良い点

スタイリッシュなデザイン

今作のビジュアルデザインは、何もかもスタイリッシュでカッコいい。
タイトル画面、メニュー、キャラクター、戦闘、リザルト、ダンジョン、会話ウインドウやロード画面に至るまで、突き抜けてオシャレ。
それでいて、分かりづらかったり、目にうるさい事もほぼなく、洗練されている。
PS3版とのマルチだし、他のPS4のゲームと比べると、見劣りする部分はあるかもしれないが、このデザインセンスのお陰で、全く気にならない。

ペルソナ5

©ATLUS ©SEGA All rights reserved.

 

「怪盗」にこだわった作り

主人公たちの義賊行為、「心の怪盗団」。
今作はこの「怪盗」というコンセプトに、徹底的にこだわっている。

  • 戦闘服のデザインや、専用ペルソナのチョイス
  • 美術館や銀行をモチーフにしたダンジョン(パレス)
  • コードネームで呼びあう
  • カバーアクション
  • 潜入ルートの確保
  • 「予告状」を突き付ける
  • ペルソナの仮面を「頂戴する」
  • 「奪え!」や「頂いていく!」といった戦闘中のボイス
  • 協力者との「取引」(コーポレーション)

など、「怪盗」の矜持をわかってる要素の数々。
しかも、それはただのカッコつけだけではなく、ちゃんとゲームシステム的にも、ストーリー的にも重要な役割を担っている。

ペルソナ5

©ATLUS ©SEGA All rights reserved.

 

非常に楽しい戦闘

今作の戦闘は、ペルソナシリーズトップクラスの楽しさ。
その要因をいくつか挙げていこう。

▼スタイリッシュ

上でも述べたが、まずは視覚的に、とにかくスタイリッシュでカッコいい。
戦闘開始、バトンタッチ、追撃、総攻撃、フィニッシュ、リザルト、全てがカッコいい。

ペルソナ5

©ATLUS ©SEGA All rights reserved.

▼スピーディー

視覚へのこだわりがゲームスピードを邪魔することはほとんど無く、非常に早い展開で戦闘が進む。
コマンドも分かりやすくて無駄がなく、プレイヤーの目線に立って開発していたんだと伺える作り。

ペルソナ5

©ATLUS ©SEGA All rights reserved.

▼敵「シャドウ」のデザイン

作中では「シャドウ」と呼ばれるが、そのデザインは、お馴染みの金子一馬氏による「悪魔」。
ペルソナ3やペルソナ4の「シャドウ」達に魅力を感じなかっただけに、この「悪魔」の採用はとてもうれしかった。
ちゃんと「ペルソナ」として使えるし、しっかりモデリングもされていて、実にカッコいい。

ペルソナ5

©ATLUS ©SEGA All rights reserved.

 

心の内面に切り込むシナリオ

「心」は、今作の重要なキーワードである。
「心の怪盗団」という目的とともに、シナリオでも頻繁に触れることになる。
それだけではなく、敵の心象風景や、世間の流れ、仲間たちの内面・成長を見届けることで、プレイヤーにとっても考えさせられる、心に刺さるシナリオとなっている。

 

「大人」な雰囲気溢れるBGM

これまでのシリーズ同様、主人公は高校2年生なのだが、これまで以上に過酷な境遇にさらされた人物である。
作中の雰囲気も、「明るくてポップ」とは異なり、「暗くて退廃的」。
舞台が「東京」そのものになった点も大きい。
そんな今作のBGMは、「アシッドジャズ」。
落ち着いた曲調でありながら、「熱」や「怒り」を感じられて、今作に非常にマッチしている。
作曲はお馴染みの、目黒将司さん。
ボーカルはLyn(リン)さん。
特にバトル曲がお気に入りだ。

不満点

長くて単調な「メメントス」

フリークエストの依頼達成のため「メメントス」というダンジョンに潜ることになる。
ランダム生成のダンジョンで、エスカレーターを見つけてどんどん下層へ。
同じ階層にとどまり続けると、超強力な敵「刈り取るもの」が出現する。

フリークエストの時だけ潜ればいいのなら良いが、この「メメントス」は、シナリオ上でも重要な場所であり、踏破は必須である。

しかし、ひたすらに長い自動生成のダンジョンを潜り続けるのはかなり酷。
シナリオの節目節目で潜れる深さが増えるので、その都度潜っておくことを推奨する。
一度潜っておけばワープはできる。

風景は代わり映えせず、特別な ギミック も存在しない。
曲調もゆったりとした単調なもので、とても眠くなる。
実際、寝落ちして気付いたら「刈り取るもの」に襲われている状態だったことがある・・・。

ペルソナ5

©ATLUS ©SEGA All rights reserved.

 

イマイチなボス戦

雑魚戦は最高にカッコよくて楽しいが、ボス戦は少し劣る。

  • クリティカルが出ないため、せっかくのバトンタッチや総攻撃を出せない場面が多い。ボスは普通にクリティカルを出す。
  • 「派遣」という、ボス戦用の ギミック があるが、イマイチおもしろみがない。
  • そもそもボスのデザインがいまひとつ。

ボス戦前の演出は熱くて好きだが、この辺りは残念ではある。

 

一部、演出のために犠牲になるテンポ

具体的には、

  • 日付けが変わる際、夜から朝になる演出
  • コープ発生の際、回想から引き戻る演出
  • 人間パラメータが成長する際の「実績」表示

など。
基本的にはスピーディで快適なため、こういった部分は目立つ。

ペルソナ5

©ATLUS ©SEGA All rights reserved.

 

コープアビリティ「瞬殺」

アルカナ「戦車」のコープを進めると使えるようになるコープアビリティ「瞬殺」。
敵への不意打ち(チャンスエンカウント)が成功した時に、相手が格下の場合、戦闘することなく敵を消滅させ「ペルソナ」を入手する。

入手するのは「ペルソナ」のみで、経験値稼ぎやお金稼ぎには利用できない。
「チャンスエンカウントの際は獲得金が増加」するコープアビリティも存在するが、この「瞬殺」との相性が悪い。
コープアビリティは、入手するとずっと有効なため、稼ぎプレイの弊害となっている。
ON/OFFできれば良いのに。

 

厳しすぎるシェア機能の制限

概要で述べたように、今作には厳しいネタバレ禁止令が出ている。
PS4のシェア機能も厳しく制限されており、冒頭以外の全編において、動画・画像の撮影ができない。

さんざん、ほめているカッコいいビジュアルデザインも、心揺さぶるイベントシーンも、データとして残すことができないのは大変残念。
「シェア」する気はなく、ネタバレをしたい訳もなく、ただ画像を撮って堪能したいだけなのだが・・・。

 

総評

これまでの「ペルソナ」シリーズから、あらゆる面でパワーアップした今作。
シリーズファンにこそ、ぜひプレイしてもらいたい。
クリスマスイブのとあるイベントで、号泣すること間違いなし。

もちろん、新規の方にもオススメ。
シナリオも、かなり「日本人向き」。
「和ゲーだからこそできるおもしろさ」が存分に堪能できます!

関連記事はこちら
→ ペルソナ5 5月7日までプレイ編 レビューbyとも

→ ペルソナ5 クリア編 レビューbyとも

PSストアのページはこちら
→ ペルソナ5(PS4版)
→ ペルソナ5(PS3版)

【ソフトウェア】パッケージ版
【プレイ時間】235時間
【購入した追加コンテンツ】
 『キャサリン コスチューム&BGMスペシャルセット』

 『デビルサマナー葛葉ライドウ コスチューム&BGMスペシャルセット』
【シリーズのプレイ状況】
 ペルソナ2 罪(PSP)
 ペルソナ3 ポータブル(PSP)
 ペルソナ4(PS2)
 ペルソナ4 ザ・ゴールデンPS VITA
 ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス(3DS)
 ペルソナ4 ダンシング・オールナイトPS VITA
トロフィー 状況】100%
トロコン 難易度】難しくはないが、かなり時間がかかる

全体評価   ★★★★★

シナリオ   ★★★★★
操 作 性  ★★★★☆
システム   ★★★★★
キャラクター ★★★★★
ビジュアル  ★★★★★
音   楽  ★★★★★

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