ゲームレビュー

ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス レビューbyとも

2017/03/09

概要

【発売日】2014年6月5日
【発売元】アトラス
【開発元】アトラス
【ハード】3DS
【ジャンル】RPG
【CERO】 B(12歳以上対象)
【公式サイト】http://p-atlus.jp/pq/
画像は上記サイトより引用

「ペルソナ3(以下P3)」と「ペルソナ4(以下P4)」の登場人物達が一堂に会す、外伝ストーリー。
登場キャラクター達はチビキャラにデフォルメされており、ペルソナQオリジナルの登場人物も登場する。
また、アトラスの「世界樹の迷宮シリーズ」とのコラボ作品であり、
マッピングをしながら迷宮を探索するという、「世界樹の迷宮シリーズ」のシステムを採用している。

P3とP4、二人の主人公のどちらかを「リーダー」に選ぶことになる。
リーダーをどちらにしたかによって、序盤と終盤のストーリーは異なる。

なお「ペルソナ3」「ペルソナ4」をプレイ済みでないと、面白さは半減します。
しかし、未プレイの方の為に、またストーリーを忘れている方の為に、公式サイトで、各ストーリーを凝縮させた動画が配信されているので、そちらを視聴すれば、話はわかるかと。
でも、本当は、各ゲームをプレイしてほしいところ。

[17年2月21日追記]
世界樹のレビューはこちら → 「世界樹の迷宮IV 伝承の巨神 レビューbyみなと

 

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プレイ状況

【ソフトウェア】パッケージ版
【プレイ時間】120時間ほど(P4サイドをクリアした後、P3サイドで2周目クリア)
【購入した追加コンテンツ】なし
【購入した関連本】
 ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス 公式パーフェクトガイド

【所持しているサウンドトラック】
 ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス オリジナルサウンドトラック
 ペルソナQ 「PERSONAQ SOUND OF THE LABYRINTH」特典サントラ

【シリーズのプレイ状況】
 ペルソナ2 罪(PSP)
 ペルソナ3 ポータブル(PSP)
 ペルソナ4(PS2)
 ペルソナ4 ザ・ゴールデン(PS VITA)
 ペルソナ4ダンシング・オールナイト(PS VITA)
 ペルソナ5(PS4)(クリア編のともレビューページが開きます)

 

良い点

キャラクター

P3、P4のキャラの個性はそのままで、今作オリジナルの登場人物たちのキャラクターもよかった。(一人を除いて)
今作オリジナルの登場人物たちと言っても、二人しかいませんが、知れば知るほど好きになりました。
またデフォルメも可愛く、好きでした。
まぁ、賛否両論あるみたいですが・・・。

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©ATLUS ©SEGA All rights reserved.

 

マッピング

私は、「世界樹シリーズ」は未プレイですが、マッピングはとても楽しかったです。
マップツールやマップアイコンが充実していたので、自分オリジナルの地図ができて、戦闘よりもマッピングに夢中になっていました。

きっちり地図を完成しないと気が済まないので、地図を完成させるために行ったり来たりして、完成した時の達成感があります。
しかし、マッピングが邪魔だったという他の方の意見もありましたので、人によるところだと思います。
ちなみにマップツールにはカラーパレットがあり、マスに色が塗れます。
マップアイコンには、上り階段下り階段、閉じた扉開いた扉、矢印アイコンや数字アイコン、抜け道、宝箱などなどがあり、様々なアイコンを使っていました。
またメモ機能もあり、大助かり。

 

オートパイロット

マッピング機能であるオートパイロット。
指定した地図上を自動で移動してくれるという優れもの。
地図が完成していて、サクサク移動したいという時にいい。
しかし、この機能に気付いたのは、2周目の中盤。
もっと早くに気付けば、楽だったのにと思いました。

 

ニヤリ

ストーリーはもちろんのこと、日常会話でも、P3、P4をプレイ済みだからこそ「ニヤリ」とできる場面が多々あります。
P3、P4の登場人物達が垣根を越えて、会話していること自体が「ニヤリ」ではありますけど。

 

ストーリー

ストーリーよかったです。
P3、P4には描かれなかったアレコレもあり、ファンならばプレイすべき作品かと思います。
P3の人間関係がイヤだった方ならなおさらです。
また、P3、P4どちらサイドなのかによって、発生する会話があります。
ちなみにラストは、やはり泣きました。

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©ATLUS ©SEGA All rights reserved.

音楽

戦闘曲やBGMなど、よかったです。
P3、P4どちらサイドなのかによって、通常戦闘曲の歌手が変わるのもいいです。
ちなみにP3サイドは、P3で主題歌等を歌っていた川村ゆみが、P4サイドはP4で主題歌等を歌っていた、平田志穂子が歌っています。

 

やりこみ要素

サブクエストが充実しています。
倒してきて、素材持ってきて、などお使い系が主ですが、楽しかったです。

 

不満点

戦闘面でのキャラクター

戦闘人物はP3が9人。P4は7人。今作オリジナルが1組。
合計17。
そのうち、5人を連れて歩くことになる。
人数も多いので、やはり使えない人物も出てくるわけで・・・。
控えのキャラクターは、最初は経験値は入りませんが、ストーリーを進めると手に入るアイテムによって、控えでも経験値が入ってくるアクセサリーが購入できるので、早めに購入したいところ。

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©ATLUS ©SEGA All rights reserved.

お化け屋敷

舞台が文化祭ということで、お化け屋敷のダンジョンを攻略することになります。
しかし、このダンジョン、本格的にお化け屋敷になっており、かなり怖い。
とある物が、突然現れる、付いてくるなど、ギャーギャー言いながらプレイしていました。
なので、最終的には上画面を必要最小限だけ見るようにし、ほぼ下画面のマップ画面ばかり見る破目に。
謎解きもあり、早く終わらせたいと思いながら、プレイしていました。
BGMも怖く、今、聞くだけでも、ゾワゾワします。
ここまで怖くする必要あったのかなぁと思います。

 

ムービーのリプレイ機能

ムービーの出来が良いので、もう一回見たいと思っても事前セーブをロードするしかない。
ムービーの再生機能があれば嬉しかった。

 

とあるキャラの不遇さ

とあるキャラの発言や行動などがあまりにもウザく作られていて、大変かわいそうな存在になっている。
「またこの展開か」と少し腹が立ちながらプレイしていました。

 

謎解きとダンジョンの広さ

後半に行くにつれ、謎解きが多くなっていきます。
仲間がヒントをくれるので、ヒントで答えがわかればいいのですが、さっぱりわからない時もあり、攻略本を開いていました。
自分が1歩進むと、敵も1歩進むというシステムの為、敵をかわす必要も出てきて、どう動いていいのかわからず、やはり攻略本を開きました。
ただでさえ、後半は広いマップで何階にも分かれているのに、謎解きの多さや難しさ、めんどくささはテンポを悪くしていました。

 

アイテム

所持アイテムは最大60個。
「てづくりこ~ぼ~」に預けられるアイテムが最大99種類。
預けられるとはいえ、探索に必要なものや、探索時に手に入ったアイテムで、所持アイテムの60個はすぐ満杯に。
だから、アイテムを無駄にしないために、いったんダンジョンから出るということもありました。
なぜ、制限を掛けたのでしょうか。

 

スキルの組み合わせと「連鎖の○刃」

一部のスキルは、別のスキルと組み合わせることによって相乗効果を得られます。
スキル「連鎖の○刃」も組み合わせ次第で、強力な技になります。
組み合わせは、複数人で組み合わせたり、一人で、スキルをセットしたり。

このスキルの組み合わせですが、技の説明を読んでもよくわからず、しばらく組み合わせは放置していました。
しかし、攻略本を購入後、よい組み合わせ方を知り、よく組み合わせて戦っていました。
しかも、技が決まった時がとても気持ちいい。
しかし、攻略本を持っていない人は、このスキルの重要性や組み合わせ方に気付けるか疑問です。
強力なスキルを持っていたとしても、宝の持ち腐れになっているのではないでしょうか。

 

総評

とても楽しくプレイしていました。
夢の共演であり、P3、P4ファンならばプレイするべきだと思います。
しかし、世界樹の要素が強いので、マッピングやシステムに抵抗がある方は無理かなと思います。
また、謎解きも淡々と解いていくだけですので、だらけるかもしれません。
しかし、それを払拭してくれる、ストーリーや日常会話は楽しく、支えでした。

残念ながら「ペルソナ3ポータブル」の女主人公は登場しません。
P3主人公と選べたらいいのにとも思いましたが、日常会話がさらに増え、3周するハメになりそうな気がするので、仕方のない処置だったのかなと思います。

全体評価   ★★★★☆

シナリオ   ★★★★★
操作性    ★★★☆☆
システム   ★★★☆☆
キャラクター ★★★★☆
ビジュアル  ★★★★☆
音  楽   ★★★★☆

夫からもちょっと言わせてくれ

俺は『世界樹の迷宮』シリーズをプレイ済み。
今作は、『世界樹』と『ペルソナ』のいいとこどり。

豊富なペルソナ能力と、ペルソナ合体、魅力的なキャラクターは『ペルソナ』から。
マッピング、ダンジョン攻略と、スキル構成が物を言う戦闘は『世界樹』から。
両作の、これらの要素が気に入っている方には、とってもオススメ。

逆に、『ペルソナ』特有の学校生活、キャラクターとの交友、街の探索。
『世界樹』的なキャラメイク、淡々とした情緒あるテキスト。
これらを期待している方には、オススメできない。

今作では、戦闘や合体で手に入れたペルソナは、「サブペルソナ」としてほぼ全員に付けられる。
固有のペルソナの個性も活かしつつ、「サブペルソナ」でスキルの幅が広がる。
このシステムはかなり好きで、今後も採用してもらいたいくらい。

[17年2月21日追記]
世界樹のレビューはこちら → 「世界樹の迷宮IV 伝承の巨神 レビューbyみなと

ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス オリジナル・サウンドトラック
ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス オリジナル・サウンドトラック

ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス 公式設定資料集 (アトラスファミ通)
ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス 公式設定資料集 (アトラスファミ通)

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