ゲームレビュー

真・女神転生III-NOCTURNE マニアクス レビューbyみなと

2017/08/01

真・女神転生III

『真・女神転生』シリーズ初のPS2のゲームであり、これまでのシリーズとは大きくシステムを変えた、『真・女神転生III-NOCTURNE』。
今回のレビューは、その追加拡張版である、PS2『真・女神転生III-NOCTURNE マニアクス』。
一部変更版である、PS2『真・女神転生III-NOCTURNE マニアクス クロニクルエディション』も合わせてレビューする。

『真・女神転生III-NOCTURNE マニアクス』は、限定生産版であり、カプコンの『デビルメイクライ』シリーズの主人公である「ダンテ」がゲスト参戦している。
そのため、現在では入手困難。

『真・女神転生III-NOCTURNE マニアクス クロニクルエディション』は、「ダンテ」の代わりに、アトラスの『デビルサマナー葛葉ライドウ』シリーズの主人公である「葛葉ライドウ」並びに、相棒の「業斗童子」が参戦している。
PS2『デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 アバドン王』の初回版(葛葉ライドウ 対 アバドン王Plus)に同梱された限定版のため、こちらも現在では入手困難。

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概要

発売日 2004年1月29日
発売元 アトラス
開発元 アトラス
ハード プレイステーション2
ジャンル RPG
CERO A(全年齢対象)
公式サイト アトラス(『マニアクス』の公式サイトは無くなっているため、通常版の公式サイト)
画像の出典 画像は、上記サイトより引用したものと、過去に公開されていた『マニアクス』の公式サイトで配布された壁紙を使用。
権利表記 ©ATLUS 2003 All rights reserved.

 

良い点

終末感漂う世界

今作での世界は、冒頭で滅ぶ。
普通、「世界を滅亡から守る」とか「巨悪と戦うために旅立つ」とか、そういうストーリーが多い。
が、今作はいきなり「人類滅亡」。
生き残るのは、ほんの数人。

真・女神転生III

「東京受胎」という現象で、東京は「ボルテクス界」という、球体に閉じられた世界になった。
中では神話・伝承的な存在(今シリーズでは「悪魔」と呼称)がはびこる。
主人公は、謎の少年に「マガタマ」を飲まされ、「悪魔」に変貌する。
そんな状況で、とにかく生き残ることを目指す。
そして、この世界をどうするか、選択することになる。

真・女神転生III

 

革新的・戦略的な「プレスターンバトル」

今作の戦闘は、アトラスおなじみのコマンド選択式。
そこに「プレスターン」という概念を加えることで、非常にスリリングな戦闘になった。
味方と敵の行動は画面上のアイコンの数だけ行えるのだが、取った行動によってアイコンは増減する。
弱点を突いたり、クリティカルを出せばアイコンは減らず、点滅する。
攻撃を反射・吸収されてしまうと、アイコンは全て消え、敵のターンになる。
敵においても同様で、弱点を突かれたり、クリティカルを出されたりで、一気に不利になることも。
そのため、「いかに弱点を突くか・突かれないようにするか」、「行動数をいかに増やすか」が重要になり、とても戦略的。
また、 ポリゴン で表現された主人公や悪魔の動きは見映えが良く、スピーディーでカッコいい。

真・女神転生III

 

プレイヤーとともに成長する「仲魔」

今作でも、シリーズおなじみの「悪魔会話」で、敵悪魔を仲間(仲魔)にできる。
仲魔は「悪魔合体」で別の強力な悪魔にすることも可能。

真・女神転生III

今までは、仲魔のレベルは固定で、「悪魔合体」でしかスキルの継承・ステータスの強化ができなかった。
しかし今作では、戦闘をこなし経験値を得ることで仲魔も成長し、レベルアップするようになった。
レベルアップすることで覚えるスキルがあるし、一定のレベルに達すると別悪魔に変異するものもいる。
根気と愛があれば、どんな仲魔でも最強クラスの戦力にできる。
成長した仲魔の情報は「悪魔全書」に登録できて、お金を支払えば成長後の仲魔を再召喚可能。
今作以降、この成長システムは多くのアトラスゲームに採用されている。

真・女神転生III

 

ゾクゾクするBGM

今作のBGMの担当は、目黒将司さん、土屋憲一さん、田崎寿子さんの三人。
メインのサウンドディレクター・目黒将司さんは『ペルソナ3』『ペルソナ4』『ペルソナ5』でもおなじみ。
今作の雰囲気にあった、怪しくも力強い音楽ばかりで、ロック調の『通常戦闘曲』はとてもカッコいい。
悲壮感がありつつも美しい『スタッフロール』の曲や『魔界の主人』等、お気に入り曲は多い。

 

『マニアクス』での追加要素

通常版の全要素(OP以外)を残し、様々な追加要素がある『マニアクス』。
通常版のバランスも見直され、修正された箇所も多い。
特に重要な追加要素は、「アマラ深界」と「ゲストキャラ」。

「アマラ深界」は、ストーリー進行で行けるようになる追加ダンジョンだが、かなりの規模。
節目節目では、今作の世界について重要な話も聞けるし、今作のストーリーを補完してくれる場所。
「アマラ深界」を攻略することで、「魔人」と呼ばれる強力な悪魔を討伐・合体できるようになる。

「ゲストキャラ」は、先に述べたように「ダンテ」もしくは「葛葉ライドウ」。
ストーリーの要所要所で遭遇することになり、非常に強い存在感を放つ。
「ダンテ」に関しては、「デビルメイクライ」を未プレイだったのでキャラクター自体はよくわからなかったが、今作での扱いは良く、魅力的なキャラであることは理解した。
「葛葉ライドウ」はプレイ済みだったので、とても感慨深く、登場シーンもいちいちカッコ良く、お気にいり。

真・女神転生III

 

不満点

○×ゲーム

今作の悪魔合体では、仲魔 が持つスキルをほぼ継承することができる。
合体後の仲魔が継承するスキルは、合体確認画面が出るたびにランダムに選出される。
そのため、目当てのスキルが出るまで○×を繰り返すことになる。
「あと10回やって出なかったら妥協しよう」とか「あー、今来たのに×押しちゃった!」といった状況になってしまう。
こだわれば、これに随分な時間を使うことになる。

 

プレミア化

ゲーム本編に関わることではないが、『マニアクス』も『クロニクルエディション』も、現在は入手困難。
完成度が高く、オススメしたい作品であるため、心苦しいところ。
特に『マニアクス』は、カプコンキャラとのコラボ作であり、今後もまともな値段にはなりそうもない。
『クロニクルエディション』は、『アバドン王』の同梱版であるから、単体では売られていない。
『アバドン王』自体もかなりの良作なので、2本セットでの価格はまだマシな方か。

 

プレイ状況

ソフトウェア パッケージ
プレイ時間 覚えてないが、5周クリアしている
購入した関連本 真・女神転生3 NOCTURNEマニアクス公式パーフェクトガイド 解明録
真・女神転生3‐NOCTURNE 公式ガイドブック
真・女神転生3 NOCTURNEマニアクス 仲魔名鑑
真・女神転生3‐NOCTURNEマニアクス 公式ファンブック The Abyss of MANIAX
真・女神転生 グリモア―CHAOS MUSEUM
真・女神転生 正典―Digital Devil Story―Lawful Chronicle
真・女神転生 悪魔事典
所持しているサウンドトラック 真・女神転生III-NOCTURNEオリジナル・サウンドトラック
真・女神転生III-NOCTURNE マニアクス サウンドトラック extra version Soundtrack
真・女神転生 バトルテーマコレクション
シリーズのプレイ状況(みなと 真・女神転生(PS)
真・女神転生IISFC 、PS、GBA)
真・女神転生if...(PS)
真・女神転生 STRANGE JOURNEY(DS)
真・女神転生IV(3DS)
真・女神転生IV FINAL
(3DS)

 

総評

真・女神転生III

長らく、俺の「ベストゲーム」であった今作。
素晴らしい作品であり、様々な要素が高いレベルでまとまっている。
難易度が高く、雑魚戦ですら全滅の緊張感が漂うため、誰にでもオススメとは言えないが・・・。
また、PS2の中期のゲームであるため、今やると流石に不便な点はあるか。

レビューを書いてると、またやりたくなる。
一周あたりがとても長いので、気軽にはプレイできないが。

全体評価   ★★★★★

シナリオ   ★★★★☆
操 作 性  ★★★☆☆
システム   ★★★★★
キャラクター ★★★★☆
ビジュアル  ★★★☆☆
音   楽  ★★★★★

妻からもちょっと言わせてもらいます

『真・女神転生III-NOCTURNE マニアクス』も、『真・女神転生III-NOCTURNE マニアクス クロニクルエディション』もプレイ済み。
アトラス作品初プレイが『真・女神転生III-NOCTURNE マニアクス』だったので、思い出のある作品です。
ダークな世界ですが、とても楽しく、のめり込んでいきました。

途中、ダンテもしくはライドウに追いかけられる場面があるのですが、追いかけられるということ自体が苦手なので、ギャーギャー言いながらプレイしてましたね。

PS2の作品なので、システム面などを直していただいて、PS4でリメイクしていただけると非常にうれしい作品です。

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