ゲームレビュー

ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 3D レビューbyみなと

2017/08/02

ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 3D

今回のレビューは、ゼルダの伝説 ムジュラの仮面3D。
ゼルダの伝説 時のオカリナ3D』と同様に、ニンテンドー64版のリメイク作品。
時のオカリナの直接の続編。
ただし、前作をやっていないとわからないような物語の繋がりはない。
せいぜいエポナとの出会いや、ゼルダ姫やオカリナとの関係がわからないくらい。

リメイクの際、3DSに適した画質、描き込み、ボタン割り当て、立体視、イベントの追加・変更等、改良されている。
ちなみに、New3DSのCスティックにも対応していて、カメラ操作が可能になっている。

スポンサーリンク

記事下広告1

概要

発売日 2015年2月14日
発売元 任天堂
開発元 オリジナル版・任天堂、リメイク・グレッゾ
ハード ニンテンドー3DSシリーズ
ジャンル アクションアドベンチャー
CERO B(12才以上対象)
公式サイト ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 3D
画像の出典 画像は全て、ハード本体のスクリーンショット機能で撮影したもの

 

良い点

斬新なシステム

前作時のオカリナは、数々の革新的なシステムを生み出した。
今作は直接の続編だけあって、基礎となるシステムは同じ。
正直、基礎だけでも十分完成されていて、シナリオや謎解きを一新しただけでも商品にはなったと思う。
しかし、今作ではそんな安全策は取らず、挑戦的とも言える、いくつもの斬新なシステムが盛り込まれている。

 

1・お面

前作にも、お面を被ることで効果が得られるものがあったが、今作ではこれを大きく進化させた。
作中で手に入る24種のお面は、どれも効果が異なり、イベント進行、攻略、情報収集等に使うことになる。
ほとんどのお面はイベントで1、2回使う程度のものだが、中には、被ることでプレイヤーキャラが変身し、全く別のキャラクターを操作できるお面もある。
この変身お面は、各ダンジョン攻略において非常に重要で、今作の根幹を成す要素。

ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 3D

 

2・3日間システム

今作での冒険の舞台は、3日後に月が落ち、滅亡する世界。
プレイヤーは、この滅亡までの3日間を、時を操り、繰り返し続け、滅亡を阻止するために冒険することになる。
特筆すべきは「この世界に住むほとんどの住人は、この3日間それぞれのサイクルで行動する」って事。
しかもそれは住人一人一人に対し、分単位で設定されていて、こちらが何かアクションを起こさない限りそれは不変である。
まぁ3日間ずっと同じ場所に立ってる人もいるけど。

例えば、ある人とある人は、最初の日の何時何分に必ず会話をする。
プレイヤーがそれを聞き逃しても、最初の日に戻り、その現場に行けば会話を聞ける。
この「3日間システム」を理解すると、「先回りして事件を解決する」「未来でしか知り得ない情報で稼ぐ」「会うはずのない人同士を引き合わせる」といった「タイムトラベラー」な攻略が可能になる。

3日間のいつでも、楽器さえ使えれば最初の朝に戻ることができるが、その際、消耗品やお金は全て失う。
イベントの進行もリセットされる。
お面や装備品、成長度は残る。
消耗品以外のアイテムも残る。

ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 3D

 

独特な雰囲気

前作も個性的なキャラクターは多く、怪しい雰囲気もあった。
今作は、そこがさらに強くなり、不気味で、どこか怖いような、悲しいような雰囲気が漂う。
前述した変身お面を被るシーンは、かなりホラー。(2回目以降はスキップできます)

 

豊富なサブクエスト・ミニゲーム

本編をクリアするだけなら、あっという間。
今作はお面集めや、ハートのかけら(体力アップアイテム)集めといった収集要素が数多くある。
入手方法も様々で、

  • サブクエストをクリアする
  • ミニゲームをクリアする
  • 脇道や洞穴を探索する

等々。
ミニゲームも、

  • 的あて
  • レース
  • 釣り
  • 迷路

等、バリエーション豊か。

ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 3D

 

不満点

「初心者お断り」な難易度

ダンジョンに散りばめられた仕掛けは、立体的かつ多面的で、大変上質で解き応えがある。
しかしその難易度は、最序盤から高めで、ゼルダに慣れていなければ非常に難しい。
「シーカーストーン」という救済措置はある。
前作をクリア済みであれば分かることではあるが、

  • 目のスイッチは射抜く
  • 踏むスイッチは、踏み続けなければならないもの、時間経過で元に戻るもの、踏みさえすればいいもの、がある
  • 宝箱にもフックショットが刺さる
  • 火の点いた篝火を射れば、矢に火が点く

など、この辺りは説明不足だと感じた。
3日間という時間制限もあり、謎解きにモタモタしていられないのも辛いところ。

 

「3日間システム」の弊害

斬新でおもしろい「3日間システム」だが、無視できない弊害もいくつかある。

最初の朝に戻ったら、それまで所持していた消耗品は全て失う。
お金は預けていれば戻ってくるが、矢や爆弾、ビンの中身等、必要なら集め直す必要がある。
店では売っていないものもあるし、ツボや草をあさる手間がかかる。

最初の朝に戻ったら、進行中のイベントはリセットされる。
時間が戻っているから致し方ないが、全く同じ会話を繰り返さなければならない。
スキップもできない。
差し込まれるムービーも、ほとんどスキップできない。
時の繰り返しを認識してる相棒の妖精ですら、同じ話をしだす。

 

最終盤での一部ステージ

今作でも謎解きはおもしろかったが、最後の最後で、謎解きとは関係ないテクニックを求められて詰まりかけた。
具体的にいうと「水中から勢い良く飛び出し、足場に乗る」ってところ。
タイミングが難しく、それを4回せねばならないのだが、1度でも失敗すれば最初から。
しかも、スイッチを起動させ、扉が開いている間にたどり着かねばならない。
そういうのはミニゲームにしてくれ。本編に入れないで。

 

プレイ状況

ソフトウェア パッケージ版
プレイ時間 45時間
シリーズのプレイ状況(みなと ゼルダの伝説 時のオカリナ(N64)
ゼルダの伝説 夢幻の砂時計(DS)
ゼルダの伝説 4つの剣 25周年記念エディション(DSiウェア)
ゼルダの伝説 スカイウォードソード(Wii)
ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D(3DS)

 

総評

特徴的なシステムは難点もあるが、その攻めの姿勢は、とても評価している。
難易度は上昇したが、詰まった時の救済措置もある。
今作は、距離感を掴んだり、頭上の月を眺めたりするのに、立体視の恩恵が強い。
なかなかの臨場感なので、プレイする際、3D表示はできるだけONがオススメです。

思ったのだが、
「時のオカリナ」と「ムジュラの仮面」の関係は、「ゼノブレイド」と「ゼノブレイドクロス」の関係に似ている気がする。
前作は、革新的なシステムと王道な展開で、多くの人が認める「名作」。
次作は、尖った試みを盛り込み、アクが強くなり、人を選ぶ「怪作」。
「一緒にすんな!」と怒られそうだが、俺は4つとも大好きです。

全体評価   ★★★★★

シナリオ   ★★★★☆
操 作 性  ★★★☆☆
システム   ★★★★★
キャラクター ★★★★★
ビジュアル  ★★★★☆
音   楽  ★★★★★

妻からもちょっと言わせてもらいます[17年4月27日追記]

プレイを開始しましたが、断念しました。
断念した理由はこちら
→ もう無理!断念したゲーム特集(17年1月~4月版)byとも

↓当ブログに初めて来た方は、こちらがオススメ!

twitter

★下記のフォローボタンでフォローすると、「ゲーマー夫婦 みなとも」の最新の投稿がTwitterでわかります。

この記事を読んだ人は、こちらの記事も読んでいます

この記事を読んだ人は、こちらの記事も読んでいます


-ゲームレビュー
-, , , ,