AKIBA'S TRIP2(アキバズトリップ2) レビューbyとも
2019/02/12
東京、秋葉原を舞台とし、敵キャラクターの衣服を剥ぎ取る「ストリップアクション」が特徴のアクションゲーム。
『AKIBA'S TRIP』の続編だが、今作のみのプレイでも支障はなかった。
PSVITA版をプレイしたが、プレイステーション3やプレイステーション4、Windowsでも発売している。
プレイステーション4版は、配信されたダウンロードコンテンツをすべて収録しており、新要素の追加もある。
Windows版はプレイステーション4版の移植。
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目次
概要
発売日 | 2013年11月7日 |
発売元 | アクワイア |
開発元 | アクワイア |
ハード | PS VITA |
ジャンル | アクションアドベンチャー |
CERO | C(15才以上対象) |
公式サイト | AKIBA'S TRIP2 |
画像の出典 | 画像は全て、ハード本体のスクリーンショット機能で撮影したもの |
PSストアのページ | AKIBA'S TRIP2(PS VITA) AKIBA'S TRIP2(PS3) |
ゲーム内容
現実の秋葉原、そっくりに作られた秋葉原が舞台。
人造吸血鬼、魔骸者(マガイモノ)を倒す為に自警団の一員となる主人公。
魔骸者は、太陽の光で消滅してしまう為、服を剥ぎ取るのが目的の戦闘になる。
なお、一般人にも喧嘩を吹っ掛け、服を剥ぎ取ることが可能。
服は破けずに、剥ぎ取ることができると、自分や仲間の衣装として使える。
マルチエンディング 。
良い点
秋葉原の再現度
実際に秋葉原には行ったことはないが、細部まで再現されている。
タイアップの数がかなり多く、ロードに広告が入ったりもします。
戦闘
服を剥ぎ取り勝利する。
なんておバカなんでしょう。
しかし、こういうコンセプト好きです。
戦闘も楽しかったですし、連続で脱がせる時は QTE が出ますが、爽快感があり、私は好きでした。

カメラで撮影すると、魔骸者は映像が乱れたように見える。

服を脱ぎとった所。

消滅していく魔骸者。

戦闘していると、警察官に呼び止められることも。
収集要素
上手に奪った服を集めたり、チラシを集めたりと収集のやりこみ要素があり、収集するのが好きなので、大変楽しかったです。
着替えやモーション変更
服はもちろん、帽子、靴、インナーまで、着がえることができ、楽しかったです。
また、ストリップ技のモーション(脱ぎ取る時の動作)や移動のモーションも変更ができ、見ているだけでおもしろかったです。

中央の主人公が「ルート893」、左のトーコは「パントマイム通信」の移動モーション。
不満点
ロードが長い
マップの一画一画を移動する度にロードが入り、テンポが悪い。
また着替えなどをした際も主人公らが出現するのに、タイムラグがある。
ストーリーとサブミッション
肝心要のストーリーがおもしろくない。
またサブミッションの一つである、48人狩りが異常にきつかった。
なぜあんなに面倒くさい内容にするのか。
しかも2回・・・。
キャラクター
キャラクターの魅力が弱い。
男女とも「このキャラ大好き」とはなれませんでした。
唯一、魅力があるカティですが、残念なことにカティエンドはなく、「あれぇ?」という感じです。
服の種類
服の種類はたくさんありますが、色違いが多め。
もっといろんなタイプの服を着せかえたかった。
その他
- 一部の広告がネタバレ。
- 敵が落とすアイテムが手動でしか拾えない。
- イベント時のスキップ機能がない。
プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロード版 |
プレイ時間 | 17時間 |
シリーズのプレイ状況(とも) | なし |
トロフィー 状況 | 100% |
トロコン 難易度 | 普通。面倒ではある |
総評
『AKIBA'S TRIP』と比べると、完成度は劣るそうだが、『AKIBA'S TRIP2』しかプレイしていないので、比較はできないがこれはこれで楽しかった。
しかし、アイディアばかり秀逸のようで、もっと快適に、もっとのめり込めるストーリーがほしかったです。
まぁ、戦闘や収集が楽しかったので、やりこんだんですけどね。
男女関係なく、下着はもろ見えになるので、ちょっと下品なのが苦手な人は、今作は無理だと思います。
しかし、収集のやりこみ要素が好きな人には、たまらない作品だと思いますが、シナリオがイマイチなので、人によるとしか言えません。
PSストアのページはこちら
→ AKIBA'S TRIP2(PS VITA)
→ AKIBA'S TRIP2(PS3)
全体評価 ★★★☆☆
シナリオ ★☆☆☆☆
操作性 ★★★★☆
システム ★★★☆☆
キャラクター ★★☆☆☆
ビジュアル ★★★☆☆
音 楽 ★★★☆☆
夫からもちょっと言わせてくれ
「お使いの延長」のようなシナリオは、擁護できないくらい酷い完成度。
だが、「服を脱がせる」戦闘や、秋葉原の街並みを歩く楽しみは、非常に個性的で良い。
今作をプレイすると、別のゲーム等で秋葉原が出てきた時に「あ~、あそこね」ってなる。
戦闘も慣れるとスパンスパンと服を脱がせることができ、大変気持ちが良い。
脱がせるモーションも多数用意されていて、飽きない。
エリア移動でいちいちロードが入るのは煩わしかったので、『龍が如く』のようにシームレスに秋葉原を闊歩できると、もっと良かった。