東京・秋葉原を舞台とし、敵キャラクターの衣服を剥ぎ取る「ストリップアクション」が特徴のアクションゲーム。
『AKIBA'S TRIP』の続編にあたりますが、今作のみのプレイでも支障はありませんでした。
PSVITA版をプレイしましたが、PS3やPS4でも発売しています。
なお、PS4版は、配信されたダウンロードコンテンツすべてを収録していて、新要素の追加もあるそうです。
またテレビアニメ化を記念して、アニメの衣装が追加された『AKIBA'S TRIP2+A』が2017年に発売されました。
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目次
概要
ゲーム内容
現実の秋葉原、そっくりに作られた秋葉原が舞台。
人造吸血鬼、魔骸者(マガイモノ)を倒すために自警団の一員となる主人公。
魔骸者は太陽の光で消滅してしまうため、服を剥ぎ取るのが目的の戦闘になります。
なお、一般人にも喧嘩を吹っ掛け、服を剥ぎ取ることが可能。
服が破けずに剥ぎ取ることができると、衣装として使えます。
カメラで撮影すると、魔骸者は映像が乱れたように見えます。
服を脱ぎとった所。
消滅していく魔骸者。
良い点
秋葉原の再現度
実際に秋葉原には行ったことはありませんが、細部まで再現されています。
なので、テレビで秋葉原が映ると、既視感があります。
それくらい、再現度は高く、感心してしまいます。
戦闘
服を剥ぎ取り勝利する。
なんておバカなんでしょう。
しかし、こういうコンセプト好きです。
戦闘も楽しかったですし、連続で脱がせる時は QTE が出ますが、爽快感があり、私は好きでした。

戦闘していると、警察官に呼び止められることも。
収集要素
破けずに奪った服を集めたり、チラシを集めたりと収集のやりこみ要素があります。
私は収集するのが好きなので、大変楽しかったです。
着替えやモーション変更
服はもちろん、帽子、靴、インナーまで着がえることができ、楽しかったです。
また、ストリップ技のモーション(脱ぎ取る時の動作)や移動のモーションも変更ができ、見ているだけでおもしろかったです。

中央の主人公が「ルート893」、左のトーコは「パントマイム通信」の移動モーション。
不満点
ロードが長い
マップの一画一画を移動するたびにロードが入り、テンポが悪かったです。
また着替えなどをした際も主人公らが出現するのに、タイムラグがあります。
ストーリーとサブミッション
メインストーリーが正直おもしろくなかったです。
またサブミッションの一つである、48人狩りが異常にきつかったです。

しかも2回・・・。
キャラクター
ゲームをプレイしていると、ほとんどのゲームでは男女関係なく「このキャラ大好き」というキャラクターに出会えます。
しかし、今作では出会えませんでした。
逆にキャラクターの魅力が弱いと感じるほどでした。

服の種類
服の種類はたくさんありますが、色違いが多め。
もっといろんなタイプの服を着せかえたかったです。
その他
- 一部の広告がネタバレ。
- 敵が落とすアイテムが手動でしか拾えない。
- イベント時のスキップ機能がない。
プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロード版 |
プレイ時間 | 17時間 |
シリーズのプレイ状況(とも) ※記事作成時点 |
なし |
トロフィー 状況 | 100% |
トロコン 難易度 | 普通。面倒ではある |
総評
『AKIBA'S TRIP』と比べると、完成度は劣るそうなのですが、『AKIBA'S TRIP2』しかプレイしていないので、比較はできませんがこれはこれで楽しかったです。
しかし、アイディアばかり秀逸のようで、もっと快適に、もっとのめり込めるストーリーがほしかったのが正直なところ。

男女関係なく下着はまる見えになるので、ちょっと下品なのが苦手な人は今作は無理だと思います。
しかし収集のやりこみ要素が好きな人には、たまらない作品だと思います。
されど、シナリオがイマイチなので人によるとしか言えませんが。
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |
夫からもちょっと言わせてくれ
「お使いの延長」のようなシナリオは、擁護できないくらいヒドイ完成度でした。
しかし「服を脱がせる」戦闘や、秋葉原の街並みを歩く楽しみは、非常に個性的で良かったです。

戦闘も慣れるとスパンスパンと服を脱がせることができ、大変気持ちが良かったです。
脱がせるモーションも多数用意されていて、飽きませんでした。
エリア移動でいちいちロードが入るのは煩わしかったので、シームレスに秋葉原を闊歩できると、もっと良かったです。