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マラビーヤ島の動物たち 感想・レビュー byとも / 美しい景色のなか、魔法の動植物を撮るゲーム

2021年6月24日

評価:3

マラビーヤ島の動物たち

美しい景色のなか、美しい動植物を撮影する『マラビーヤ島の動物たち(Beasts Of Maravilla Island)』。

想像以上に美しく、予想外な不具合がありました。

なお、販売ページの説明内には「マラビヤ島」と書かれています。
が、タイトルは「マラビーヤ島」。

でもゲーム内で聞く限りは「マラビーヤ島」が正解だと思います。

主な良かった点

  • さまざまな動植物のデザイン
  • グラフィックが素晴らしい

主な不満点

  • ステージ1はカクカクする
  • 撮り逃すと後戻りできない
それでは詳しくお伝えします。

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概要

 

 

ゲーム内容

操作方法

基本的にタッチ操作は対応していません。
タッチ操作ができる場面は「カメラ操作時の写真撮影(シャッター)」と「メニュー画面」の一部のみです。

フィールド探索時 カメラ操作時
スティック 移動 視線移動
Aボタン 決定 など 写真撮影(シャッター)
Bボタン 日記、フォトブックを閉じる など カメラ操作をやめる
Xボタン 日記を見る 自撮りモード ⇔ カメラモード
Yボタン 口笛を吹く 口笛を吹く
+ボタン メニュー画面(セーブ、オプション、メインメニュー) ---
-ボタン フォトブックを見る フォトブックを見る
Lボタン 日記、フォトブックのページ切り替え 自撮りモード時、表情の切り替え
Rボタン
ZLボタン カメラ操作に切り替え カメラ操作をやめる
ZRボタン --- 写真撮影(シャッター)
十字キー 上 --- 高さアップ
十字キー 下 --- 高さダウン
十字キー 右 --- ズームイン
十字キー 左 --- ズームアウト
表示はありませんが、カメラ撮影時でも口笛が吹けます。

 

下記は通常の「撮影モード」と「自撮りモード」の比較画像です。
画像をクリックすると拡大します。

マラビーヤ島の動物たち

マラビーヤ島の動物たち

 

撮影時、初めて出会った動植物には「New!」と表示されます。
撮影後は、名前が表示されます。

マラビーヤ島の動物たち

 

 

ステージ一覧

  • 歌うジャングル
  • 煌めく川
  • 色鮮やかな高原

 

 

ストーリー進行

基本的には各ステージにいる重要な生き物を撮影していくことで、ストーリーが進みます。

重要な生き物は「特有の行動」を写真におさめなければなりません。
それは「スペシャルフォト」と呼ばれます。

マラビーヤ島の動物たち

 

一度でも違うステージに行くと、戻ることはできません。
下記の「エキストラ」のことを考えるとすべての写真撮影を目指すのがいいと思います。

マラビーヤ島の動物たち

なおクリア後はステージ3のみ探検可能です。

 

 

エキストラ

セーブ済みのファイルを開いている際にLボタンで、「エキストラ」が開けます。

マラビーヤ島の動物たち

▼音楽プレイヤー

クリアすると楽曲を聴くことができます。
全7曲です。

 

▼像

各動植物の像を見ることができます。
しかし初期状態ではカギがかかっています。

見られるようにするには「写真を撮影して図鑑を埋める」こと。

各動植物を撮影するたびに開放となります。

マラビーヤ島の動物たち

ちなみに上の「バナナノカワオオハシ」は開発元の「バナナバード」がモデル。
オープニングから出てきます ↓ 。

マラビーヤ島の動物たち

 

▼アートギャラリー

各ステージごとにいる、すべての動植物の写真を撮ることが開放条件となっています。

1枚でも撮り損ねるとこんなことに ↓ 。

マラビーヤ島の動物たち

 

 

エンディング

実はエンディングはゲーム内で撮影した写真が使用されます。

ですので、撮影に失敗した写真は削除しておいた方が感動できます。

どんな感じのエンディングかは、ご自身の目でお確かめください。

 

 

良い点

さまざまな動植物のデザイン

いろんな動植物がいます。
とてもきれいなもの、おもしろい形のもの、また口笛で変化するものもいて、おもしろかったです。

また1匹でウロウロしている動物を撮った後、別の場所へ行くとコロニーができていたりします。
探しがいがありました。

マラビーヤ島の動物たち

マラビーヤ島の動物たち

画像をクリックすると拡大します。

「魔法の動植物」っていうより、「神秘な動植物」っていう感じです。

 

グラフィックが素晴らしい

かなりグラフィックがいいです。

とくにステージ2は幻想的で心奪われました。

マラビーヤ島の動物たち

 

図鑑完備

各動植物10枚ずつという制限はあるものの、図鑑が完備しています。
各動植物ごとに分けられていて、メインに貼りつけるもの、サブで取っておくものが切り替えできます。

これがよかったです。

マラビーヤ島の動物たち

 

 

不満点

ステージ1はカクカクする

ステージ1で、動作がカクカクしました。
そのせいなのか、カメラの暴発もみられました。

また、Switch本体のスクリーンショットを撮ろうとすると「撮影ができません」と言われることが多々ありました。

しかし、ステージ2以降はどれも発生しませんでした。

おそらく、ステージ1の処理能力が追いついていないのだろうと思います。

ステージ2以降は普通だったので、ステージ1だけ我慢です。

 

ズームは十字キーではなく、AとYボタンの方がスムーズ

撮影時、高さを変えるのは十字キーの上下。
ズームは十字キーの左右です。

そう聞くと、普通に使いやすいように感じるかもしれませんが、実際には高さは十字キー上下、ズームはAとYボタンを使った方が直感的に動けるのでスムーズに行くと思うのです。

他のゲームの影響でしょうか。
しかし慣れるまで、ややしばらくかかりました。

マラビーヤ島の動物たち

 

カメラ視点時の反転

オプションで「カメラ反転」ができます。
ただ、ゲーム内のカメラを撮影する時は、反転になりません。

なんで~。

 

撮り逃すと後戻りできない

ステージ2で「重要な動物が水をかけるシーン」を撮らなければなりません。

水は「口笛を吹く」とかけてくれます。
それを利用してギミックのしかけを解くのですが、まさか撮影するとは思わず、気づいた時にはすべてのギミックを攻略した後でした。

急いで戻り、水をかけてもらおうと思ったのですが、イベントシーンだったようでまったく登場しません。
登場している動物に口笛を聞かせてもかけてくれません。

その写真はストーリー進行には必要がなかったようで、そのまま次のステージに進めました。

いえ、泣く泣く進んだのです。
クリア後に戻ってこられるシステムだと信じて。

しかしクリア後はステージ1、ステージ2に戻れませんでした。

 

この話を今作プレイ済みの娘(10)に話すと、
「遊んでいる2匹のところにずっといたら、勝手に水かけてくれるよ」と。

なっ、なにーーー!!

「口笛を吹く=水をかける」という自己暗示にやられてしまいました。

 

しかし、クリア後はどのステージにも出入りできる配慮があってもよかったのではないでしょうか。

 

 

プレイ状況

ソフトウェア ダウンロードソフト
プレイ時間 約3時間

 

 

『マラビーヤ島の動物たち』の総合評価・レビュー

結果的には意外と楽しめました。
写真撮影が好き、動物が好き、植物が好きならば、今作はアタリだと思います。

ただ、ステージ1のカクカクで酔ったので、酔いやすい方は休み休みステージ1をクリアしてほしいと思います。

 

レビュー

総合評価
シナリオ
操作性
システム
キャラクター
ビジュアル
音楽

 

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