はじめに
2016年は、「ウルトラマン」放送開始から50年。
半世紀経ってもなお、光り続ける巨人「ウルトラマン」。
今回のコラムでは、「ウルトラマン」、「ウルトラ戦士」、「ウルトラシリーズ」について触れようと思います。
「ウルトラシリーズ」の公式サイトはこちら→http://m-78.jp/
画像は全て公式のものを引用【権利表記 © TSUBURAYA PRODUCTIONS Co., Ltd.】
その辺はご容赦を。
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僕にとっての「ウルトラマン」
現在、我が家での「ウルトラマン」の存在はかなり大きいです。
家族全員が好きだからです。
しかし、ここまで熱中したのはここ数年の話。
ぼく個人としての「ウルトラマン」との出会いは、小学生の時。
- 『ウルトラマン』
- 『ウルトラセブン』
- 『帰ってきたウルトラマン(新マン、ジャック)』
- 『ウルトラマンA(エース)』
- 『ウルトラマンT(タロウ)』
の5作品を観ました。
いわゆる「ウルトラ兄弟」のシリーズです。
もちろんリアルタイムではなく、再放送みたいなものを観ていました。
それも全編まるまるではないので、ところどころ穴はありました。
それでも、ソフビを色々買ってもらい、怪獣図鑑なども読み込んでいた記憶があります。
当時の僕にとって「ウルトラマン」とは、まさに「ヒーローそのもの」でした。
『ウルトラマングレート』もビデオで観てました。
ですが、そもそもテレビシリーズに元気がなくなっていた影響もあり、その後興味は「ウルトラマン」から離れていきました。
再燃のきっかけは、娘
上記のように、僕は平成に入ってからの「ウルトラシリーズ」をほとんど知りませんでした。
ともはもっと知らなくて、「ウルトラマン」「セブン」「タロウ」の名前と歌くらいしか知りませんでした。
そんな我が家にウルトラ旋風を巻き起こしたのは、意外にも当時3歳の長女でした。
新聞に折り込まれたヒーローショーのチラシを見て、「カッコいい!」と言い出したのです。
あまりにも、「ウルトラマン、ウルトラマン」というので、実家で眠っていた、自分が幼い頃に使っていたソフビたちを掘り起こし娘に与えると、さらに好きになっていったのです。
ちなみに、娘の推しウルトラマンは「ウルトラマンゼロ」。
怪獣・異星人では、メトロン星人やゼットンが好きだそうです。
それから、「ウルトラマン」関連の商品を探すようになりました。
しかしまぁ、なかなか無いもんで、「仮面ライダー」や「戦隊ヒーロー」、「プリキュア」のグッズはいくらでもあるのに、当時「ウルトラマン」グッズはホント少なかったのです。
そんなこんなで自然と「ウルトラマン」について調べるようになり、我々夫婦も徐々に興味がわいてきました。
ゲームを通じて、さらに知る
「ウルトラマン」に興味を持てば、「ウルトラマン」が出ているゲームをやりたくなるのが、ゲーマー。
何か手頃で楽しい「ウルトラマン」ゲームがないかと探しだしました。
そこで見つけたのが、3DS『ロストヒーローズ』。
「ウルトラマン」だけでなく、「仮面ライダー」と「ガンダム」のキャラクターも多数出てくるクロスオーバーゲームです。
このゲームで、「メビウス」「ヒカリ」「ゼロ」「ベリアル」を知りました。
次に手を出したのは、PS2『ウルトラマン Fighting Evolution 3』。
「コスモス」までの主要なウルトラマンと怪獣が登場する格闘ゲームです。
その他のウルトラマンのゲームの関連記事はこちら
→ ウルトラ警備隊 MONSTER ATTACK レビューbyみなと
『ウルトラマンX』
2015年に放送されていた『ウルトラマンX(エックス)』。
家族が、本編全てを視聴した初めてのウルトラマンです。
ドラマとしても、特撮としても非常に完成度が高く、毎回1つは絵になるカットがある。
過去のウルトラマンや怪獣の素材・要素を上手く使っており、ネタ回すら感動的でした。
「データ化したウルトラマンや怪獣」と「フィギュア化した怪獣」。
そして「ウルトラマンが怪獣を装備する」というコンセプトで楽しませてくれました。
この作品が我が家に与えた影響は大きく、最終回の時には大きな喪失感に襲われたものです。
ウルトラマンXがわかる公式動画はこちら
その後放送された『新・ウルトラマン列伝』では、これまで放送されたウルトラシリーズから、印象的な回を放送。
また、映画を分割で放送したりしていました。
『ウルトラマンオーブ』
そして、次作の『ウルトラマンオーブ』。
控え目に言っても「傑作」でした。
主人公「クレナイ・ガイ(石黒英雄)」は、とある事情で本来の力を失ったウルトラマン。
先輩ウルトラマンの力を宿した「フュージョンカード」を2枚用いて、変身(フュージョンアップ)して戦います。
代表的な姿である「スペシウムゼペリオン」は、「ウルトラマン」と「ティガ」の力を借りた姿。
先輩ウルトラマン達のことを「さん付け」で呼び、「光の力、お借りします」と、先輩に対し腰が低い。
その様子がよくわかる公式動画はこちら
このように「昭和ウルトラマン」と「平成ウルトラマン」の要素が合わさり、どちらかのファンも「おぉ!」ってなるかと。
怪獣や異星人も、新規、昭和、平成とバランスよく登場します。
「フュージョンカード」と変身アイテム「オーブリング」との連動は、玩具としてもおもしろい。
アーケードゲームのデータカードダス『ウルトラマン フュージョンファイト!』とも連動していました。
ヒロインの「ナオミ(松浦雅)」は、毎回なんらかのコスプレと素敵な太ももを見せてくれるので、そういったニーズにも強い。
ガイのライバル、「ジャグラス・ジャグラー(青柳尊哉)」も非常に良いキャラで、ガイとの因縁はヒーロー物として実に熱い。
いろんな層をねらい撃ちしています。
子ども向けとは思えないハードな展開や、重いメッセージ性も含んでおり、今後も目が離せない。
まとめ
元気がなかった「ウルトラシリーズ」ですが、近年は少し盛り返したようで、グッズも見かけるようになりました。
やはり、テレビ本編の出来が良いと、ファンも増えるということ。
玩具や、データカードダスとの連動も上手くなったと思います。
私たち家族にとって、かけがえのないコンテンツとなった「ウルトラマン」。
当ブログでもちょいちょい扱うことになるので、お付き合いくださいませ。
ちなみに、僕が1番好きなウルトラ戦士は、ゾフィー。
黒星は多いですが、「ウルトラ兄弟最大火力」というロマン溢れる隊長。
『ロストヒーローズ』での頼れる司令官っぷりが良かったです。
次点で、ウルトラマンベリアル。
悪堕ちしたウルトラマン。
キャラクターも魅力的で、ウルトラマンライブでも大活躍だった。
・・・ピンと来た人、いますね。
妻からもちょっと言わせて
幼い頃、「ウルトラマンシリーズ」は放送していても観てこなかったし、まぁ、有名なウルトラマンや歌、怪獣2体くらい知っていた程度。
それが娘をキッカケにして、『ウルトラマンX』では涙を流し、神木隊長(神尾佑)に悶絶。
そして自ら「ウルトラマンのイベント」を調べ、出掛け、握手してもらったこと多数。
今年(2016年)はウルトラマンライブにも行った。
かっこよかった~。
只今放送中の『ウルトラマンオーブ』でも、涙を流し、ガイに悶絶。
メガネのガイさん、最高でしたよ~!!
というわけで、ウルトラマンファンになった私。
けれど、未だに、顔と名前が一致しない、ウルトラマン達と怪獣達。
やっとゾフィーとゴモラの顔と名前が一致した所。
6歳の娘に教えられる日々です。
なお、2歳の息子は、ウルトラマンのことを「ウータン」と呼んで、変身グッズで変身しています。
うーたんは、また別の・・・。