はじめに
2017年3月に発売されたNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)。
私たちは幸運にも発売日にNintendo Switchを購入しました。
それに付属していたJoy-Conはネオンレッドとネオンブルーでした。
使用頻度が高かったせいか、
- 勝手にスティックが動く
- ロックがかからずに本体から外れてしまう
- スティックのカバーが割れてしまう
などの症状が出ました。
その症状が出るたびに、任天堂へ修理に出してきました。
しかしその修理も片手では足りなくなるくらいの回数になりました。
そうしているうちにまた、ネオンレッドとネオンブルーは
- 勝手にスティックが動く
- ボタンが利かない
という症状が出始め、

と封印していました。
先日、部屋の片づけをしていて出てきたネオンレッドとネオンブルーのジョイコン。
症状が直っているはずもなく、相変わらずの問題児。
修理もお金がかかるので諦め、この度、処分することにしました。
この記事では、ジョイコンを破棄する方法、またProコントローラーの破棄方法などもお伝えします。


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目次
燃やせるごみ、燃やせないゴミに出してはダメ!
一見プラスチックですので、燃やせるゴミに出しても良さそうです。
しかし中に入っているのはリチウムイオン電池。
電池ですので燃やせるゴミにも、燃やせないゴミにも出せません。
ゴミ収集車や処理施設の中で発火し、火災を招く可能性があるからです。

ジョイコンを処分するために必要なもの
ジョイコンの裏を見ると付いているのは、4本のネジ。
簡単に外せそうに見えますが、実はY型のネジなのです。
このネジを外そうとすると以下のようなY型ドライバーが必要になります。
自己責任での修理目的ならば、購入しても良さそうですが破棄するためだけに購入するのは躊躇してしまいます。
そこでなんとか自宅にある道具でリチウムイオン電池を取り出せないかやってみました。
まず必要なものはマイナスドライバーのみ!

ジョイコンの処分方法
1・隙間からマイナスドライバーを差し込み、広げる
目的は修理ではなく、リチウムイオン電池を取り出すこと。
つまり壊れてもいいのです。

ココに注意
ここから先は、Joy-Conを壊して電池を取り出す工程になります。
実行は自己責任でお願いします。

リチウムイオン電池は背面にありますので、ボタンが配置されている面ではなく、裏から開いていきます。
ココに注意
開けた隙間に指などを挟むとケガをする恐れがあります。
十分気を付けてください。
また、細い精密ドライバーだと、こじ開ける時にドライバーの方が折れてしまうこともあります。
ある程度丈夫な物を用意しましょう。

下側のネジ2つ分を破壊できれば、

電池の接続部が下側にあるので、破壊するのは下側からが良いかと思います。
2・リチウムイオン電池を取り出す

取りづらい場合は、マイナスドライバーを差し込んで出しましょう。
電池から伸びている線は下側に繋がっていますが、引っ張れば簡単に外せます。


その他・Nintendo Switch Proコントローラーの破棄方法
プロコンにはY型ネジではなく、一般のプラスネジが使われているので、サイズ0番のプラスドライバー(精密ドライバー)があればネジ自体は取れます。
あとはマイナスドライバーを使えばリチウムイオン電池は取れると思います。
任天堂のサポートに載っていますので、詳しくはこちらで。
→ Nintendo Switch Proコントローラーの破棄方法
取り出したリチウムイオン電池はどうするの?
リチウムイオン電池は、まず端子にビニールテープなどを貼って絶縁しましょう。

そして自治体の電池の回収方法に従います。
または回収しているお店に出しましょう。
一般社団法人JBRC(小型充電式電池のリサイクル活動を共同で行う団体)のホームページには「協力店・協力自治体」の検索ができます。

一般社団法人JBRC『協力店・協力自治体』検索
→ https://www.jbrc.com/general/recycle_kensaku/
残ったジョイコンはどうするの?
残骸となってしまったジョイコンは燃やせないゴミとして出しましょう。
おわりに
リチウムイオン電池には貴重な資源が使われています。
ぜひともリサイクルに出してほしいと思います。
