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3DS『バッジとれ~るセンター』でゲットしたバッジを使った、私の勝手な映画のイメージ画像です。
画像のキャラクターと映画は一切関係ありません。
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目次
概要
初公開年 | 2009年 |
ジャンル | ドラマ |
年齢制限 | R15+[15歳以上限定] |
監督 | 是枝裕和 |
主なキャスト | ペ・ドゥナ、井浦新(旧・ARATA)、板尾創路 |
Amazonビデオのページ | 空気人形 |
あらすじ
秀雄(板尾創路)の家で、1人待つのは、ラブドール(ダッチワイフ)の、のぞみ(ペ・ドゥナ)。
秀雄とのぞみの不思議な同棲生活。
ある日、のぞみは動き出し、”心”を持つ。
そして、出会った男性、純一(井浦新)に恋をする。
原作
原作は業田良家氏の漫画『ゴーダ哲学堂 空気人形』。
今まで私が観た、是枝裕和監督の監督作品
- 『そして父になる』(2013年)
- 『海街diary』(2015年)
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感想
空気人形の徹底さ
人形だということを徹底しているので、人形に見える。
また、のぞみ役のペ・ドゥナの目がクリクリだったり、色白だったり、痩せていたりして、本当にお人形に思えてくる。
そして、恋する乙女そのもので、かわいいし、綺麗だし、美しい。
人間と人形の対比
まったく別のような人間と空気人形。
でも、しだいに共通点が見えてくるのが、おもしろい。
最後まで退屈しない
テンポもほどよく、ハラハラしながら観られるので、最後まで退屈はしません。
心の闇、心のわびしさなど、ちょっと想像力が必要ですが、それらがわかるとより楽しめると思います。
詩
途中に詩が出てくるのですが、あの詩が重要だったりします。
ちょっと難しいですが、なんとなくでいいので、覚えておくといいと思います。
男性向け?女性向け?
テーマがテーマだけに男性向けの映画に思われがちですが、そんなことはなく、女の私が観ても楽しめました。
けれど、エロスなシーンもありますし、女性ではあまり知らないラブドールの構造とか、まぁ苦手な人は苦手かもしれません。
まとめと評価
切なさを感じながら、鑑賞しました。
2度目の鑑賞でしたが、やはり切なさが私を覆いました。
切なさに浸りたいなら、この作品はオススメです。
ちなみにラブドールがテーマの映画の1つに『ラースと、その彼女』というアメリカ映画があります。
いずれレビューします。
総合 ★★★★★
脚本 ★★★★★
演出 ★★★★★
映像 ★★★★☆
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