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3DS『バッジとれ~るセンター』でゲットしたバッジを使った、私の勝手な映画のイメージ画像です。
画像のキャラクターと映画は一切関係ありません。
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目次
概要
初公開年 | 2001年 |
ジャンル | バイオレンス |
監督 | 北野武 |
主なキャスト | ビートたけし、オマー・エップス、真木蔵人、寺島進、加藤雅也 |
あらすじ
花岡組に所属している、組長の山本(ビートたけし)。
とある事件をきっかけに、実の弟であるケン(真木蔵人)が住むアメリカへ渡る。
今まで私が観た、北野武監督の監督作品
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感想
BROTHER(兄弟)
タイトルにもなっているBROTHER。
「兄弟」という意味ですが、「兄弟」と言っても、様々な「兄弟」があります。
- 血の繋がった兄弟
- 異父母兄弟
- 義理の兄弟
- 親しい間柄の兄弟
- 契りを交わした兄弟
この映画は、その内のどれなのか。または複数なのか。
ご自分で答えを探してください。
『ソナチネ』と『BROTHER』
- 『ソナチネ』同様、おもしろいカメラワーク。
また、いつ何が起きても不思議ではなく、一瞬たりとも、見逃せない。 - 『ソナチネ』のアメリカ版が『BROTHER』のように感じた。
そして、ロケ地であるロサンゼルスの舞台が物語を引き立てていた。 - 舎弟達の組長への忠誠心が見たいのであれば『ソナチネ』をオススメする。
組長と舎弟の絆が見たいのであれば『BROTHER』をオススメする。
寺島進
実は、今作を見ようと思ったきっかけは、テレビ東京系列のドラマ『バイプレイヤーズ』でした。
ドラマの中で、寺島進さんの出世作は『BROTHER』だったとかなんとかという話になって、「ならば見なければ!」と思い、見ることにしました。
寺島進さん、『BROTHER』では山本(ビートたけし)の舎弟、加藤役として登場します。
ネタバレになるので言えないですが、とてもいいです。
ラストはもちろんのこと、ラストに向けてまでの人間性もよくわかって、いいです。
寺島進ファンならば、『ソナチネ』『BROTHER』共に見た方がいいですね。
向いていない人
一部グロテスクな描写、痛々しい描写があります。
そういうのがダメな人は観られません。
ちなみに、グロテスクな描写の強さは北野監督の映画で言うと、『ソナチネ』<『BROTHER』<『アウトレイジ』かな。
(私が今まで見た北野映画のでいうと)
ネタバレと評価
以下ネタバレのため、評価を先に。
総合★★★★☆
脚本★★★★☆
演出★★★★★
映像★★★★★
以下ネタバレが含まれています。見ても大丈夫な方のみスクロールしてください。
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ネタバレ
▼原田(大杉連)は、なぜ久松組に移ったのか?
花岡組に所属していたはずの原田があれよあれよで、自分の組長を殺した久松組に入ることになります。
見ていた時は、「なぜ?」と疑問に思いました。
気になったので、ラストまで見た後、もう一度、冒頭から見てみました。
花岡組と久松組は、抗争中。
その抗争の最中に花岡組の親分が殺されます。
通夜の席で、警察が「抗争を終わりにするためにも、これを機に解散しろ」と言ってきます。
「久松組の組長、久松(六平直政)が面倒を見るから」と。
怒る山本(ビートたけし)ですが、警察が相手では逆らえません。
困る花岡組一行。
そこで、兄貴分である原田が立ちあがります。
自分の子分を助けるためにも、手打ちになるためにも、ここは久松組に入ろうと決意をするのです。
再び怒る山本ですが、心情もわかるので、許します。
という具合でしょうか。
一部、想像が入っていますが。
まぁ、原田が久松組に入っても、すぐに打ち解けるはずもなく、山本がアメリカへ行くきっかけを作ったり、痛々しいシーンになったりするのですが、それは、見てのお楽しみということで。