台湾のインディーズゲームスタジオ「SIGONO」が開発した、2Dの見下ろし視点の探索アドベンチャーゲームです。
今作は以前から気になっていた作品で、10%オフが決め手となり購入しました。
そして、即プレイし、徹夜してクリアしました。
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目次
概要
ゲーム内容
ゲーム内容はこちらの記事にて、まとめてあります。
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OPUS~魂の架け橋~ ゲーム内容・解説
『OPUS』シリーズの第2弾。システムや操作がわかりづらかったので、ゲーム内容等をまとめてみました。
良い点
音楽がとてもいい
工場内やイベント中などなど、様々な場面でかかる音楽(BGM)。
これがかなり素晴らしい!!
世界観にぴったりな音楽で、どれも美しい。
聞いているだけで泣きます。
■追記
なんと開発の方からメッセージが!!
長いレビューを書いてくださって本当にありがどうございます!ゲームで遊んでくださってとても嬉しです!ちなみに『OPUS~魂の架け橋~』のデジタル版サントラいまbandcampで売っていますよ:https://t.co/udiQrzfX0b
— SIGONO (@sigonogames) 2018年3月26日
こちらこそ、とてもうれしい!
ありがとうございます。
というわけで、bandcampという音楽サイトにて販売中です。
さっそく買いました。
その様子を記事にしてまとめましたので、参考にしてください。
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Bandcampでアルバムを買う方法 『OPUS~魂の架け橋~』サントラ篇
Bandcampで『OPUS~魂の架け橋~』のサントラを買いました。「海外サイトで不安」と思う、そこのあなたにピッタリな記事です。
ただの「2Dの見下ろし視点」ではない
見下ろし視点のゲームはおそらく初めてプレイしました。
酔うかもしれない、と思いながらプレイしましたが、そんなことはなく、むしろストーリーが気になってそれどころではなくなりました。
このゲームの特徴である見下ろし視点。
ただの見下ろし視点ではありません。
地面が立体になっていて、高低差がちゃんとわかるのです。
つまり、平面の上を歩いているわけではないのです。
そして、実はオープンワールドなんです。
ロードなくあちこち行けます。
星がとてもきれい
宇宙がとってもきれいです。
ぜひ、その目でお確かめください。
探索がおもしろい
「これをやったら終わろう」が何度も訪れてしまい、結局手が止められなくなり、徹夜してゲームをクリアしました。
もともとクエストが好きだし、収集要素が好きなので、このゲームは私にとってピッタリだったと思います。
ただ、ほぼ探索と収集が「ゲーム部分」なので、物足りないと感じる人もいると思います。
ストーリーが優秀
エンディングは泣きましたねぇ。
クライマックスに向かっていくにつれ、よりストーリーに引き込まれましたし、音楽も優秀なので、心が揺さぶられて涙が止まりませんでした。
ストーリー重視の方に、このゲームはピッタリだと思うのですが、どうでしょうかねぇ。
私はこのゲームをプレイして、よかったと思います。
ただ、すべての真実がわかるわけではなく、謎が残ります。
今後の作品に繋がっていくのでしょうか。
不満点
足が遅い
ヨハンは走ることはしません。
雪の上を走ったら、よけいに体力を使いますし、転倒の危険性もありますからね。
「遅い」と感じながらも、「しかたがない」と思い直し、探索をしていました。
さすがに数時間もプレイしていると、慣れてきました。
ワープ機能もあるので、そこまでストレスを感じなくなっていました。
しかし、クリア後に旧世界の材料(やりこみ要素)を見つけようとした際や修理品に必要な「霊魂石」を見つけようとした際は、再び「遅い」と感じるようになりました。
クリア後は特典として、足が速くなってもよかったのでは、と思います。
これからプレイする方へのアドバイス
霊魂石が見つからない
修理(クエスト)に必要な霊魂石。
これがなかなか、見つかりません。
細道や建物の中など、さまざまな場所に点在している霊魂石。
建物の中ならば簡単に見つかります。
しかし、見つからないのが、細道の先の行き止まりなど「ここにはなにもないだろうな」と思わせる場所にある霊魂石。
初めて探索した時には、そんなことを知らないまま攻略したので、すみずみまで探索しませんでした。
このことがアダとなり、クリア後にすみずみまで探すことになりました。
しかし、足が遅いことや、他にプレイしたいゲームソフトもあって、諦めてしまいました。
私は50個ほど足りません。
ワープで飛ぶより、歩いた方が時間がかからない
地図を手に入れ「製造」することにより、できるようになる、ワープ。
行きたい場所までの距離分、時間が経過してしまいますが、わざわざ歩かなくてもいいので、大変便利な機能です。
しかし、実際は歩いた方が時間がかかりません。
ゲーム内の時間を有効に使いたい場合は歩きを、現実の時間を有効に使いたい場合はワープを選択したらよいと思います。
また、霊魂石を探す方は、歩きを選択したらよいと思います。
工場内を調べてみよう
ロケット工場内で、右スティックを動かすと、工場内を調べられることができます。
いろいろ調べて、この世界観をより知りましょう。
プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロード |
プレイ時間 | 約5時間 |
所持しているサウンドトラック | 『OPUS~魂の架け橋~』オリジナル・サウンドトラック |
シリーズのプレイ状況(とも) ※記事作成時点 |
なし |
総評
1人と1人が出会った時、それはなにを生み出すのか-
今作をクリア後に感じたことを、キャッチコピーとして考えてみました。
自分では気に入っているのですが、どうでしょうね。
今作は、1度のプレイでは、より深くは理解できないかもしれません。
しかし、彼らが置かれた状況、彼らの気持ちを汲むと、心が締めつけられるほど、感動するかもしれませんよ。
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |
夫からもちょっと言わせてくれ
探索し、材料を集め、ロケットを作る。
探索のための装備品を作れば、探索できる範囲が広がる。
ボイスもありませんし、そこまで広いオープンワールドでもありません。
とにかく「探索」がメインで、そこまでゲーム性の高いゲームではありませんが、グッと引き込む物語や空気感は、とても魅力にあふれています。
フェイとヨハン。
2人の気持ちや考え、その人生を想うと、かなり感情移入してしまいます。
あ、ラブロマンスではありませんので、そこの期待はしないように。
しっとりとしたピアノの旋律に、深みのあるバックストーリー。
考察のしがいがある世界設定も、たいへん魅力的です。
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OPUS 星歌の響き(ECHO OF STARSONG) 感想・レビュー byみなと / 最高の音楽とグラフィック!ただし固有名詞と宗教観に置いていかれがち
Steamで配信された『OPUS:星歌の響き』をレビューします。丁寧に作り込まれた『OPUS』の集大成。良作ですが、不満も多いです。