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2018年2月8日発売の、PS4版『真・三國無双8』を購入しました。
4時間ほどプレイして「黄巾の乱」をクリアしたところです。
シリーズ経験者にとっては、上の文章だけで今作がこれまでとは全然違うものだということに、気づくかもしれません。
今作は、シリーズで初めてオープンワールド化した「無双」となります。
オープンワールドになったことで、過去作とどういう違いが生まれたのか。
その辺りも踏まえて、ファーストレビューいってみます。
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目次
概要
ゲーム内容 オープンワールド
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まずは、今作最大の目玉要素「オープンワールド」について紹介します。
三国志時代の中国全土が舞台ということもあり、非常に広大な一枚マップが展開されます。
さすがに実際の広さよりは、街道や川幅など縮小されてはいますが、それでも広いです。
任務と依頼
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ゲームを進める際は、「主要任務」(メインミッション)の達成を目指します。
主要任務を進めることでストーリーは進行していきますが、主要ではないけど攻略可能な「任務」や「依頼」(サブクエスト)もあります。
任務には推奨レベルが表示されています。
別の任務をこなすことで難度が下がる任務もあります。
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ストーリーは事件・年代毎にブロックになっていて、クリアすることで先の時代の内容をプレイできるようになります。
プレイアブルキャラクター も、徐々に増えていきます。
時代ごとに操作できるキャラは変移していきますが、そのキャラが初登場した時代からプレイする必要があります。
セーブデータは、マップの開放率など共通のデータと、各武将ごとのストーリー進行データとがあります。
セーブは、主にオートセーブです。
ファストトラベル(ワープ)
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マップ画面では、目的地へマーカーを設置したり、ファストトラベル(ワープ)したりできます。
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一度行ったことのある場所にはワープできます。
行ったことがない場所でも、「任務」に関係する場所ならワープ可能です。
ダイレクトに飛ばず、任務地点の近くにワープします。
鉤縄と物見台
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屋根や城壁などを越える際は、「鉤縄」を使います。
登れる壁のそばで「R1ボタン」です。
上まで止まらずに登ります。
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各地に点在する「物見台」で「鉤縄」を使うと、その辺り一帯の情報がマップに書かれます。
まんま『アサクリ』の「ビューポイント」ですね。
ゲーム内容 お店やアイテム
素材採集
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フィールドのいたるところで、植物や鉱物などの素材が手に入ります。
触れるだけで入手できるので楽。
素材は主に武器やアイテムの作成に使います。
竹簡
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作成するアイテムのレシピは「竹簡」というアイテムを入手すると判明します。
竹簡に書かれている素材を集め、街の施設を使って開発します。
開発
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開発やアイテムの売買は、鍛冶屋や万屋で。
アイテムによっては、店を使わず自分で作成できるものもあるようです。
狩猟
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野生動物を倒し、素材を得ることもできます。
弓矢を使った狩りもできますし、まだプレイしていませんが「釣り」もできるようです。
ゲーム内容 バトル
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敵集団に近づくことで、自動で戦闘態勢に移行します。
今作の戦闘システムがどういったものになるか、簡単に説明します。
フロー攻撃
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通常の連続攻撃は、「フロー攻撃」という名前です。
このフロー攻撃を基本として、色々な技を繰り出していきます。
トリガー攻撃
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「R1ボタン」を押しながら「□」「△」「×」のどれかで、トリガー攻撃になります。
気絶させたり、浮かせたり、ダウンさせたり、敵の状態を変化できます。
ここからフロー攻撃へつなげたり、コンボにも重要です。
リアクト攻撃
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「△ボタン」のリアクト攻撃は、状況に合わせた技を繰り出します。
画面上に「△」のアイコンが表示されたら、すかさずボタンを押しましょう。
遠くの敵へ一気に間合いを詰めたり、カウンターをしたり、トドメをさしたりします。
特殊技
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「R1」+「○」で、特殊技です。
武将固有の技が繰り出されます。
発動中は無敵。
ちなみに武器は、全武将がどの武器でも使うことができます。
ただし、特殊な攻撃が可能な「得意武器」はあります。
感想
これまでの無双とは別物
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主要な戦を選び、その中で作戦や指示に従って動き、無数の敵兵や武将を討ち、総大将を倒す。
無双シリーズは、これまでずっとこのシステムでやっておりました。
ですが、この『8』ではそこを大きく変えました。
- オープンワールドで開かれたマップ
- 該当する場所へ到着すると開始される戦闘
- 素材収集や釣りなどの要素
「黄巾の乱」で言うところの、「張宝の撃破」など、 今まで1つの戦に集合されていた要素が、別の「任務」として用意されています。
「黄巾の乱」だけで4時間かかったのは、そういった「任務」や採集や依頼等もこなそうとしたためです。
推奨レベルは厳しくなりますが、いきなりメインミッションに挑んでクリアすることも、可能です。
このように、「これまで通りの無双」を期待している人にとっては、困惑する内容かと思います。
自由に行動しようと思えば、かなり自由にできます。
戦闘は無双ですが、基本はオープンワールドアクションRPGって感じです。
スピーディーでカッコいい戦闘
オープンワールドに気を取られがちですが、戦闘システムもかなりの変更が加えられています。
個人的には、シリーズを通して最もカッコ良くてスピーディーだと思いました。
コンボの繋がりも自然だし、カメラワークも素敵。
適当にボタンを押してもカッコいい技にまで派生するのは気持ちいいです。
オートランが便利
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「L2」で馬を呼び、「L2」でそのまま乗馬できます。
馬に乗った状態で「L2」を押すと「オートラン」。
手放しで勝手に進んでくれます。
これはただ単に直進するのではなく、目的地に向かって進んでくれています。
基本的には街道を選んで進むようで、回り道になることもありますが、かなり便利です。
入り組んだ砦内とかで目的地に向いたい場合も、自動で道を選んでくれるため迷わずに着きます。
素晴らしい!
『ゼノブレイド2』でも欲しい!
三国志を丁寧に描写
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かなり丁寧に再現された中国全土。
時系列や出来事など、これまでより史実に寄っていると感じました。
まだまだ序盤ですが、これは勉強になりそう。
気になった点
2人プレイできない(追記情報あり)
私たち夫婦は、付き合いたての頃から『無双』は2人でプレイしてきました。
協力し合って攻略するのは、本当に楽しかったのです。
けれど今作は、1人プレイ専用。
画面分割してのオフライン協力プレイも、オンラインでの協力プレイも不可です。
新しいシステムに2人プレイを組みこむのは難しかったかもしれませんが、やはり残念でなりません。
■18年10月23日追記
10月23日のアップデートにて、2人プレイが可能になりました。
オフライン・オンライン両方に対応しています。
オンライン要素はない(追記情報あり)
上記のように、マルチプレイはオンラインでもオフラインでもできません。
そもそもオンライン要素自体、現段階ではなさそうです。
■18年10月23日追記
10月23日のアップデートにて、オンライン協力プレイが実装されました。
棒立ちでイベント
ムービーシーンは別ですが、出陣前の会話イベント等は拠点に棒立ちして話しているだけで、臨場感に欠けます。
うなずいたり手を動かしたり、上半身は動いていますが、不自然ではあります。
「座っている状態」がないのでそう見えるのかと。
リアクションも薄いですし。
この任務を引き受けますか?
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街で困っている人に手助けをする「依頼」。
その受注する時の表示が、上の画像。
これは依頼なので、
「この依頼を引き受けますか?」
にしておいた方が良いと思いました。
「任務」は別にありますし、「任務」は該当地域に行けば勝手に始まります。
プレイ状況
| ソフトウェア | パッケージ版 |
| プレイ時間 | 約4時間(18年2月9日時点) |
| シリーズのプレイ状況(みなと) | 真・三國無双4(PS2) 真・三國無双6(PS3) 真・三國無双7(PS3) 戦国無双2(PS2) 無双OROCHI Z(PS3) 無双OROCHI 2(PS3) 無双OROCHI 2 Ultimate(VITA) |
まとめ
「オープンワールド」と「無双」。
いったいどういうゲームになるのか未知数でしたが、こういうのもアリかなと思いました。
好きなキャラで、大暴れして、爽快短期決着。
を求めている人には、今作は不向きです。
三国志を体験しながら、中国全土を冒険し、たまに無双。
こんな感じのゲームです。
ワープやクエストや採集など、オープンワールドによくある「基本」は押さえていますね。
まだまだ序盤で未知の部分も多いですし、今日書けるのはこのくらいです。
プレイアブルキャラは約90人いるそうなので、長くじっくり遊んでいけますね。
■追記
クリアレビューはこちら
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真・三國無双8 感想・レビュー byみなと
曹操編をクリアしました。他のキャラも少しずつ進行していますが、このタイミングでレビューを書くことにします。賛否両論・・・というか、比較的酷評が目立つ今作ですが、当ブログなりに「良い点」と「不満点」を挙げ、公正に評価しようと思います。
