任天堂が誇るお祭り的対戦ゲーム、スマブラ。
今回はその4作目になる『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』をレビューします。
前作の『大乱闘スマッシュブラザーズX』で魅力に目覚めた我々は、発表された時から購入を決めていた。
当初はWiiU版のみ購入予定だったが、「3DS版とWiiU版両方購入した人には、今作のサントラCDをプレゼント」という発表をうけ、両方購入することにした。
ちなみに「ミュウツー」の使用権も、購入特典。
相変わらずネット対戦はしないので、ネット対戦に関するレビューはできません。
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目次
概要
発売日 | 3DS版 2014年9月13日 WiiU版 2014年12月6日 |
発売元 | 任天堂 |
開発元 | ソラ、バンダイナムコゲームス、バンダイナムコスタジオ |
ハード | ニンテンドー3DSシリーズ/Wii U |
ジャンル | 対戦アクションゲーム |
CERO | A(全年齢対象) |
公式サイト | 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U |
画像の出典 | 画像は全て、ハード本体のスクリーンショット機能で撮影したもの |
良い点
キャラクター
まずはなんと言ってもキャラクター。
今作は総勢49人! DLC も含めると56人!!
前作からリストラされたキャラクターもいるが、かなりの数。
中でもシュルク、ロックマン、ベヨネッタ(DLC)の参戦はとてもうれしかった。
Wiiフィットトレーナーや、むらびとといった変化球キャラも増え、ソニック(セガ)、パックマン(ナムコ)、ロックマン(カプコン)、クラウド(スクエニ/DLC)等、メーカーの垣根を越えたキャラも沢山参戦しており、唯一無二のお祭りゲームとなっている。

夢の共演
システム
スマブラの基本的なルールはそのままに、細かく様々な改良・追加がされている。
- 最大8人乱闘(WiiU版のみ)
- 技カスタマイズ
- Miiファイター
- アミーボ
- ステージ作成の自由度(WiiU版のみ)
- 転倒・滑空・変身等、理不尽・優遇要素の廃止
- ボス敵の乱入
- 全ステージ終点化( ギミック のない、フラットなステージに変更できる)
等、いろんなアイデアを詰め込んでいる。
アミーボ(amiibo)
今作のWiiU版から、アミーボ(amiibo)に対応した。
アミーボは、データの出し入れができるフィギュアで、アミーボをゲームに読み込ませることで様々な特典が得られたり、アミーボ内のデータを成長させたりできる。
今作におけるアミーボの扱いは後者。
今作に参戦したキャラクターは、ほとんどアミーボ化されており、今まで立体化されていないキャラクターも多数いたので、うれしい試み。
個体差はあるが、フィギュアとしてのクオリティもまぁまぁ。
ちなみに、旧3DSでアミーボを使う場合は、別売りの周辺機器【NFC リーダー/ライター】が必要。
New3DSは標準装備している。
なお、 DLC のキャラクターのアミーボを使用しても操作キャラにはならない。
例えば、リュカのアミーボを持っているが、リュカのDLCは購入していないので、操作はできない。コンピュータのリュカが戦うのみ。
フィギュア集め
ゲーム内でのフィギュアも700種以上あり、集めるのも眺めるのも並べるのも撮るのも楽しい。
「フィギュアボックス」という、集めたフィギュアが属するカテゴリーに沿って、ショーケースに納められるモードも、収集欲を掻き立てる。


名バトルをフィギュアで再現!
不満点
アドベンチャーモードの不在
アドベンチャーモードに掛ける労力を他に回したとは思う。
が、一人プレイでのモチベーションを保つのに、ストーリーがあるかないかは大きい。

シンプルやオーダー、オールスター、ワールドスマッシュ等、一人でも遊べるモードはいくつもあるが、言ってしまえばどれも大乱闘の延長。
ワールドスマッシュ
WiiU版のみに用意されているこのモード。
システムは大乱闘+ボードゲーム。
フィギュアを使って様々な効果を得たり、周回して能力上げたり、おもしろそうな要素は十分なはずなのに、どうにもつまらん。
まず、使用キャラが選べない。
ランダムに選ばれるキャラで進めなきゃならず、苦手なキャラだと辛い。
あと、ボードゲーム画面がちゃっちい。
1画面に収まる作り。小さいマップは単純で、大きいマップは細かくて見づらい。
フィギュアを使った効果も、フィギュアが小さすぎて誰だかわからない。
さらに、最終的な順位の決め方が大乱闘。
勝利者宣言も、最後に使ってたキャラ名だし、微妙。
道中集める物を、能力値じゃなくコインみたいな物にして、その総数で順位が決まるとかの方が良かったな。
「最後の大乱闘の順位は、そのコインの倍率に影響する」とかにして。

アドベンチャーモードっぽさもあるし。(こだわり)
スライドパッドへのダメージ(3DS版)
今作はその性質上、3DSのスライドパッドやスティックを激しく動かす。
結果、3DSのスライドパッドが壊れてしまった。
プレイスタイルや、力の入れ方にもよると思うが、3DS版をプレイする場合、お気をつけください。
なお、スライドパッドの修理は任天堂に依頼。
オンラインでの修理を利用したため、修理代金は5%引きの税込2565円でした。発送から約10日ほどで帰ってきました。(16年3月の話)
ゲームパッドの意味(WiiU版)
WiiU版の場合、ゲームパッドでもプレイできて、ゲームパッドのみでもプレイできる。
しかし、ゲームパッドのタッチ機能は、ステージエディットやフィギュア配置や文字を書くときにしか使えない。
アイコンをピッピッと押してモード選択したいのに、それができない。

押しやすそうなメニュー画面なのに押せない
プレイ状況
ソフトウェア | パッケージ版 |
プレイ時間 | 3DS版・12時間 WiiU版・67時間 |
購入した追加コンテンツ | ベヨネッタ(WiiU版 税込650円) |
所持しているサウンドトラック | 大乱闘スマッシュブラサーズ for Nintendo 3DS/ for Wii U 特選サウンドテスト |
シリーズのプレイ状況(みなと) | 大乱闘スマッシュブラザーズX (Wii) |
クリアゲッター達成状況 | 108/140(ハンマー残5) |
クリアゲッターコンプ難易度 | 非常に難しい |
総評
不満点もあるが、任天堂のキャラクターコンテンツを活かした、大変素晴らしいゲーム。
どの遊びに楽しさを見いだすかは、人それぞれだと思う。
俺はフィギュア集めかな。
ネット対戦における不備はまだあるらしいが、概要で述べた通り、今回のレビューでは触れません。
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | ----- |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |
妻からもちょっと言わせてもらいます
前作『大乱闘スマッシュブラザーズX』で楽しんだ、あれこれがなくなってしまったのは、悲しかったです。
やはり今回も戦闘は弱かったので・・・。
でも、フィギュア鑑賞やフィギュア撮影は楽しかったです。
また、夫には不評なワールドスマッシュも、難点はありつつも楽しめました。
参戦キャラでうれしかったのはロックマンとシュルク。
そして、ベヨネッタの参戦が一番うれしかったですね。
ベヨネッタの1と2の仕様が使えるというのもファンにとっては、感激物。
