Nintendo Switch用ソフト『Splatoon2(スプラトゥーン2)』。
当ブログでは、夫婦ともどもドハマりした作品です。
大好きな作品ですが、「良い点」「不満点」をきっちりとレビューしていこうと思います。
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目次
概要
ゲーム内容
ゲーム内容の主なところは、こちらをご覧ください。
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1台で2人プレイは不可 / Splatoon2(スプラトゥーン2)ゲーム内容・解説
Nintendo Switch用ソフトの真打ち『Splatoon2(スプラトゥーン2)』。ゲーム内容を解説します。各関連記事へのリンクも充実しています。
良い点
インクを塗り合う、完成されたゲームシステム
いわゆる「TPS」に分類される今作。
サードパーソンシューティング。
夫婦ともども苦手なジャンルですが、今作は非常に楽しかったです。
最も一般的なルールである「ナワバリバトル」は、自分の色に塗った面積が多い方が勝ち。
倒した数も、倒された数も、勝利条件にはなりません。
「塗った面積が多い方が、勝つ!」
これ、凄いです。
前作『Splatoon』は未プレイですが、本当に革新的なルールです。
- 自分の色のインクの中は、イカになって高速で泳げる
- 壁にインクを塗れば、壁を登れる
- 相手の色のインクの上は、思うように歩けない
このあたりの仕様も絶妙。
単純だけど、実に完成されたシステムです。
サーモンランが楽しい
今作から登場した、イカたちのバイト「サーモンラン」。
せまりくるシャケ軍団を、4人で協力して撃退し、「金イクラ」を集めるオンラインモードです。
シャケも多種多様で攻略しがいがあり、報酬もなかなか。
なにより、4人で共通の目的を達成するためガンバる状況が、一体感と達成感を味わせてくれます。
十字ボタンの上下「カモン」と「ナイス」を使い、戦況に合わせて声をかけることで生まれる一体感!
「共闘してる!」というのが感じられます。
出てくるシャケの種類に応じて戦い方も変わるので、飽きずにプレイできます。
自分の好きなブキやギアを持って行けないのは不満ですが、状況に合わせてブキの扱いを覚えられるようになるので、一概に「ヤダ」とは言えません。
全員チャージャーだったら絶望的だし。
人がプレイしているところを見ているだけでも、かなり楽しい。
ヒーローモードが熱い!
オンラインモードだけではなく、オフラインも侮れません。
完全オフライン1人用モードである「ヒーローモード」。
前作『Splatoon』に登場したアイドルユニット「シオカラーズ」の今後が描かれる、前作ファンにとっても、気になるストーリーとなっています。
ステージ毎のギミックや敵のバリエーションも豊かで、『マリオギャラクシー』のようなダイナミックな冒険が味わえます。
各ブキの試作品を使う「ブキチリクエスト」で、各ブキがどのような特性を持ち、どのように立ち回るかを自然と身に着けられます。
各ステージの収集要素も充実していて、これだけでもけっこう遊べます。
完全オフラインなので、出先でプレイできるのも良い。
オシャレ ビジュアルセンスも抜群
イカたちの世界は、ビジュアルセンスも抜群。
海洋生物をモチーフにした様々なキャラクター。
服や帽子、靴のデザインも凝っていて、「ブランド」の設定も素敵。
ブキも「灯油ポンプ」とか「インパクトドライバー」とか「筆洗」とかをモチーフにしているものも。
身近でおもしろく、好きなデザインです。
あっという間に広がるフレンドの輪
今作は、とっても気軽にオンライン対戦ができます。
そもそもメインの「ナワバリバトル」がオンライン対戦。
ストレスなく、あとくされなく、簡単にマッチングし、遊べます。
対人バトルが上手ではなくても、ちゃんと活躍できるルールなのも大きいです。
多くのNintendo Switchユーザーが所持しているゲームでもあるので、ツイッター等を使えば仲間も見つけやすいです。
私たちも、今作を通じてフレンドになった人がたくさん。
フレンドと一緒に記念写真を撮ったり、一緒に「サーモンラン」に行ったり、昔の自分たちでは考えられないくらいオンラインプレイを堪能しています。
- 「オンライン対戦って苦手」
- 「足引っ張ったらやだし、文句言われたら怖い」
そんな感じで敬遠していた「オンライン対戦」。
でも今作では、驚くほどすんなり楽しめています。
気軽に参加できて、敵になったり味方になったり。
敵を倒すことが重要ではないですし、掛け声も「ナイス」や「カモン」しかありません。
今作は「TPS(サードパーソンシューティング)」というジャンルになるかと思います。
ですが、よくある「戦争系」とはことなり、明るくてポップでハイセンスなデザインで、とっても、とっつきやすいです。
その他の良い点
- 音楽も、かなりイイ
- フェスの雰囲気も最高!
- リズムゲームもできる
- アップデートがガンガンおこなわれる
不満点
ロブの店、ドリンクの効果は?
広場にある「ロブの店」。
ドリンクを飲んだら、一定回数のバトルで特定の「ギアパワー」が付きやすくなるはずなのですが・・・全然付かない。
上昇率、どんだけ低いんだろう?
掛け声の種類が足りない
バトルやバイトで使える掛け声、「カモン」と「ナイス」。
あと、特定条件下では「ヘルプ」や「やられた」も。
ほとんどの場合、これで事足りますが・・・十字ボタンの左右は空いているんですし「もう少し足してほしい」と感じました。
例えば、「まかせろ」。
さんぽ、ためしうちの塗りポイント
ブキチの店や、ブキの装備画面では「ためしうち」が可能。
また、ロビーで「Yボタン」を押すと、今プレイできるステージを「さんぽ」できます。
ブキの扱い方やステージの構成を学ぶのにとても良いシステムで、良く利用しています。
ただ、ここでの「塗りポイント」を表示してほしかったです。
どのくらい塗れるのかの指標になるし、大事だと思うんですが・・・。
「サーモンラン」が時間制
「サーモンラン」がプレイできる時間が決まっています。
「サーモンラン」好きとしてはかなり痛い仕様。
おそらく「サーモンラン」にプレイヤーが、かたよらないための措置だとは思いますが、悲しい。
2人プレイがしたい
一見、家族みんなでプレイができそうなゲームですが、オフラインでは1人プレイ専用。
2人以上でプレイしたい場合、人数分のNintendo Switch本体と、人数分の『Splatoon2』のソフトが必要です。
画面を2つに割ってもいいから、2人プレイがしたかった。
ほぼオンライン対戦専用
オフラインでできるのは「ヒーローモード」と「イカラジオ(音ゲー)」のみ。
確かにオンラインで、協力したり、バトルしたりはとっても楽しい。
ですが、オフラインはオフラインの楽しみがあると思います。
それに、出先でプレイができない・・・。
「ヒーローモード」が苦手な人にはツライ。
オンラインでも、オフラインでも、充分楽しめるようなものがよかったです。
『Splatoon2』内でできるほとんどのゲームがオンラインが必須。
つまり、インターネット環境がないと、楽しめないということ。
インターネットが当たり前の時代ですが、家庭の事情や、不必要だったりで、インターネット環境がないこともあります。
また、「ゲームのオンラインが禁止」の家庭もあるでしょう。
他のプレイヤーと気軽に楽しめるのは、とっても良い。
しかし、必須に近づけなくてもよかったのでは?
プレイ状況
ソフトウェア | パッケージ版 |
プレイ時間 | 100時間以上 |
シリーズのプレイ状況(みなと) | なし |
総評
そんな感じで未プレイの前作。
実は、今作もスルーするつもりでした。
でも、事前に配信された『体験試射会』をプレイし、印象が一変!
「これは、絶対楽しい」
そう確信し、購入することにしました。
そして見事に大当たり! 本当に素晴らしいゲームでした。
これで2人プレイをスイッチ1台でできたら、完璧なんだけど・・・。
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |
妻からもちょっと言わせてもらいます
『スプラトゥーン2』でプレイできる大まかなモードといえば、
- レギュラーマッチ
- ガチマッチ
- サーモンラン
- ヒーローモード
の4つ。
そのどれもが個性的で、どれも違うゲームです。
私は「ヒーローモード」は酔ってしまうので、ほぼ未プレイ。
しかしその他の3つはハマり、特に「サーモンラン」が一番ハマりました。
見ず知らずの 仲間と協力して敵を攻略したり、ステージを攻略していくのが、とっても楽しいのです。
4つの個性的なモード。
どれか1つでも気にいったものが見つかると、長時間楽しめると思います。
■追記
暗黙ルールやセオリーがあり、それをTwitter等で指南しているのを見かけます。
最善の方法なのかもしれませんが、それを他人に押し付けるのは違うかなと思うようになりました。
過去の自分も、セオリーに反したプレイを見つけると苛立っていましたが、やはりそれは間違いだと気づきました。
それぞれ自分のやりたいように、真面目に協力してプレイする。
が、一番いいのかなと思うようになりました。
しかし、それ以外ならば、大目に見て楽しくプレイができるといいなと思います。