18年8月2日に発売された、3DS『世界樹の迷宮X(クロス)』。
「3DS最後の世界樹」の、ゲーム内容をお伝えします。
また、わかっている範囲で「どんなクロスオーバーをしているか」も紹介します。
これまでの集大成として、これまでの『世界樹の迷宮』のいいとこどりの今作。
いったい、どのような要素が融合しているのでしょうか?
感想・レビューはこちら
→ 世界樹の迷宮X(クロス) 感想・レビュー byみなと

この記事はみなとが作成しました。
18年8月5日に公開した記事をリニューアルして、お届けします。
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目次
概要
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ゲーム内容
『ウィザードリィ』をはじめとする、3DダンジョンRPG。
そのレトロな雰囲気と、ニンテンドーDSシリーズならではの2画面・タッチ操作を活かした、アトラスの名作『世界樹の迷宮』シリーズ。
シリーズ全体の特徴としては、
- マス目で管理される3Dダンジョン
- タッチペン を使ったマッピング
- クラス(職業)と絵柄を選択するキャラメイク
- 「スキルポイント」を消費して自由にスキルを取得するシステム
- ランダムにエンカウントする雑魚敵と、ダンジョンを徘徊する強敵(F.O.E)の存在
- 敵が落とした素材や採取した素材を換金&新商品の開発に
- 「状態異常」や「封じ」が重要な戦闘
- ゲームブック風の、特徴的なテキスト
- キャラクターデザインは日向悠二氏
- サウンドは古代祐三氏
こんなところですね。
- フィールドマップから、迷宮や街を選択
は、『X(クロス)』の新システムです。
フィールドマップにも採取ポイントがありますよ。
クロスオーバー
「シリーズの集大成」として、これまでのシリーズから様々な要素が集合した今作。
どんなところが「クロスオーバー」したのか紹介します。
職業
新職業は「ヒーロー」のみ。
あとは全て、これまでのシリーズから粒ぞろいの職業が登場。
- ヒーロー
- パラディン
- メディック
- レンジャー
- ブシドー
- ドクトルマグス
- ハイランダー
- ガンナー
- プリンス(プリンセス)
- シノビ
- ゾディアック
- ファーマー
- ショーグン
- ソードマン
- ナイトシーカー
- ミスティック
- インペリアル
- セスタス
- リーパー
以上、総勢19の職業が登場。
これらはゲーム開始時点で、全て使えます。
さらに、他の職業のスキルが使えるようになる「サブクラス」も採用しているので、組み合わせは膨大です。
キャラメイク
職業を選択し、容姿や名前を決める「キャラメイク」。
容姿は、その職業用に用意されたもの以外の職業からでも設定できます。
『世界樹の迷宮5』で採用された「色変え」や「ボイス」の設定も可能です。
「色変え」は、髪の色、目の色(左右別も可)、肌の色を設定できます。
「ボイス」は、60種類の中から選択しましょう。
「ボイスなし」でもOK。
▼DLC
さらに、「外見のみ」過去作のイラストを使用することができる DLC が配信されています。
『世界樹の迷宮』~『世界中の迷宮5』に登場したイラストで、今作『X』に採用されていないイラスト、おそらく全てが使用できます。
さらに「世界樹10周年」を記念したイラストも配信されています。
『5』のもの以外は、カラー設定には対応していないようです。

過去作本編では、プレイヤーキャラとして設定できなかったイラストまで収録されています

過去に DLC として配信されたイラストも!
▼先着購入特典
先着購入特典として「新たな冒険者イラストパック」が付属。
様々なイラストレーターの方が、特別に描いたイラストをプレイヤーキャラに設定できます。
カラー変更はできません。
なお、これは有料コンテンツとして販売していません。
▼DLC(ダウンロードコンテンツ)の一覧
名称 | 価格 |
世界樹の迷宮1&2の冒険者 | 100円 |
世界樹の迷宮3の冒険者 | |
世界樹の迷宮4の冒険者 | |
世界樹の迷宮5の冒険者 | |
10周年の冒険者 | |
冒険者育成計画 | 300円 |
冒険者開運計画 |
システム
バトルシステムやダンジョン内のシステムも、過去作で人気が高かったものを優先的に採用しているようです。
- 1人1人が持つ強力なスキル「フォースブースト」「フォースブレイク」
- スキル取得は「ツリー式」
- 金色のレアモンスターが出現
- 「モンスター図鑑」「アイテム図鑑」
- 低難度の「ピクニックモード」
- すれちがい通信 に対応
などなど。
世界設定・登場人物
『世界樹の迷宮X』は、過去作と同じ世界を舞台にした作品です。
過去作に出てきた名称や、登場人物もちらほら出てきます。
さらに、迷宮自体も過去作のものが登場します。
登場する仕掛けやモンスター、探索時の音楽や、戦闘中の音楽も原作通り!
注意点
難度は高め
通常難易度の「BASIC」で始めましたが、戦闘難度は「高め」だと感じました。
油断すると簡単に戦闘不能になります。
最初の戦闘ですら、ちゃんと装備とスキルを整えないとキツめ。
『世界樹』に慣れている人でも、まずは「BASIC」で楽しむことをオススメします。
今作が初プレイ、もしくは久しぶりの『世界樹』の場合、無理せず「PICNIC」にした方が良いかと。
なお、難易度変更が気軽にできるのは「BASIC」と「EXPERT」の間だけ。
「PICNIC」に変更後は、「PICNIC」以外の難易度にはできません。
「HEROIC」で始めた場合、途中で別の難易度に変更すると「HEROIC」に戻すことはできません。
「アイコンが常に変化したままの状態」解消パッチ
ある特定の条件下で、
「マップ画面上にアイコンを設置した場合に宝箱などの状況によって変化するはずのアイコンが常に変化したままの状態になってしまう」
という現象が発生しているそうです。
現在、アイコン表示不具合の解消パッチのQRコードを配布中です。
詳しくはこちらの公式サイトにて
→ https://www.atlus.co.jp/news/9239/
セーブデータはSDカードに
セーブスロットは9つ用意されていますが、ゲームカードにセーブするとなぜか、かなり時間がかかります。
SDカードにセーブすると、一瞬でセーブされます。
セーブは、SDカードにするようにしましょう。
まとめ
ゲーム内容とクロスオーバーについてお伝えできるのは、こんなところです。
感想・レビューはこちら
→ 世界樹の迷宮X(クロス) 感想・レビュー byみなと

同様のシステムを採用したアトラスの『ペルソナQ』の続編、3DS『ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス』は、18年11月29日発売予定です。
そちらも、楽しみ。