今日のレビューは、Switch『レゴシティ アンダーカバー』。
2013年にWiiUで発売されたレゴのゲームで、2017年にSwitchとPS4に移植されました。
WiiUで出たころから気になっていたタイトルです。
主な良かった点
- レゴブロックで作り込まれた世界
- 多種多様なやり込み要素
主な不満点
- 操作方法でイライラ
- 付いていけないノリ
それでは、感想・レビューいきます。
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目次
概要
ゲーム内容
今作はオープンワールドのレゴの世界を冒険できます。
主人公チェイス・マケインは変装の天才。
以下7つ(一般人を入れると8つ)の変装をして、犯罪者を逮捕していきます。
- 警察官
- ドロボウ
- 鉱山作業員
- 宇宙飛行士
- 農場作業員
- 消防士
- 農場作業員
やり込み要素
- キャラクター開放
- 乗り物開放
- 赤ブロック獲得
- 鉄道の駅開放
- スーパーブロックの回収
- スーパービルドの建設
- ギャング逮捕(警察官)
- 車ドロボウ逮捕(警察官)
- 車ドロボウチャレンジ(ドロボウ)
- ATMを破壊(ドロボウ)
- レックス像破壊(鉱山作業員)
- レア岩破壊(鉱山作業員)
- エイリアン逮捕(宇宙飛行士)
- フラワーポットへ水やり(農場作業員)
- ブタ回収(農場作業員)
- ネコ救出(消防士)
- バーベキュー消火(消防士)
- コーヒーブレイク(現場作業員)
- ドリルチャレンジ(現場作業員)
などなど、やり込み要素がかなり多いです。
これでも一例。
ただ気を付けたいのは、変装開放前にやり込み要素をすると面倒なことになります。
ですので、ストーリーを全て終わらせてから、やり込み要素をするとスムーズです。
エクストラ(赤ブロック)
- レゴスタッドやブロックをすいよせ
- 拾ったレゴスタッドが〇倍に
- ダイナマイトがいつでも使用可
- カラーガンが全色使用可
などなど、とても便利なエクストラ。
対応している赤ブロックを手に入れる必要があります。
2人プレイ(マルチプレイ)
Switch版、PS4版では2人プレイが可能になりました。
マリオキャラクター
マリオキャラクターが隠れています。
場合によっては、ギミックになっていたりもします。
良い点
レゴブロックそのものを使った小物とキャラクター
レゴで遊んだことがあるので、
これはレゴのダイナマイト!!
これはレゴの車!!
などと、ちょっと語彙力が死にそうな言葉を発していました。
壊すことができるものは全てレゴブロックで組み立てられています。
細部までにこだわって作られた中を冒険していることに、かなりワクワクしました。
レゴならではの組み立て、組み換えが楽しい
レゴは全てパーツで成り立っているので、1度組み立たとしても、分解して別のものに組み換えることができます。
今作でもそれが可能。
ものによってですが、組み換えて、次のステップへ移行することもできます。
この組み換えが意外にも楽しく、
と壊しまくってました。
またブロックを使った「スーパービルド」の建設も、どんなのができるかいつも楽しみにしていました。
多種多様なやり込み要素がたっぷり
「ゲーム内容」にも書いた通り、かなりのやり込み要素が用意されています。
どれもクリアしたくなります。
達成率もカウントされており、コンプリートを目指したくなります。
・・・やり込み要素、詰め込みすぎ?
変装能力をフル活用して活路を見いだす
「ゲーム内容」にも書いた通り、変装能力が8つあります。
それぞれの得意技があるので、能力を切り替えながら、活路を見いだしていくプレイスタイルは楽しかったです。
補助スキル(エクストラ)で快適に!
後半までエクストラの存在を知らなかったので、大変苦労しました。
存在知ってからは、ちょっとでも便利にできるようにとエクストラを使っていました。(操作方法がイマイチなので)
これでかなり快適になりました。
不満点
操作方法がイマイチ
チュートリアルはちゃんとありますが、説明は不十分。
手探り状態で、進めていきました。
幸いにもなんとか理解していきましたが、未だによくわからないものも・・・。
ハシゴを登った後などは自動でジャンプするので、こちらの意図とは関係なしに動いてしまいます。
またカメラ操作が自動で固定になる場面が多々あり、見えずにアクションが失敗することがありました。
いつも両方を反転にしているため、とてもプレイしにくかったです。
前日譚がわからない
ストーリーの最初から、主人公チェイス・マケインをはじめとした主要キャラクターについていけません。
主人公の過去について話していますが、
という感じ。
その後も詳しい説明はありません。
実はWiiU版発売から2年後の2015年にニンテンドー3DS用ソフト『レゴシティ アンダーカバー チェイス ビギンズ』が発売されました。
こちらが、今作の2年前の物語。
ですので、深くストーリーを知りたい方はそちらを先にプレイした方が良いのかもしれません。
移植されただけですのでストーリーは変わりませんが、冒頭に「過去について簡潔に説明」があると親切だったかなと思いました。
80年代のコメディ洋画のようなノリや、アメリカンジョーク
80年代のコメディ洋画はテンションが高いというイメージ。
今作ではそのテンションにマヌケや頭の悪さが加え、おもしろおかしく演出されています。
が、この演出がまったく笑えませんでした。
その中でも特筆すべきなのが新米刑事フランク・ハニー。
やることなすこと、ほぼ全て心配になるレベル。
しかし、このノリやアメリカンジョークが好きな方はいると思います。
が、私には合いませんでした。
その他の不満点
- パトカーのサイレンがずっと鳴っていてうるさい。
- 手に入れたキャラクタートークンを開放する際、新規キャラクターがあるという「!」の表示が付かないので、全てをチェックしなければならない。
(警察署内では「!」が出る) - 一度開放したもの(扉、スーパーブロックへの道のり)は開放済みのままがよかったです。
開放したかどうかがわからず、プレイしてみて、「すでに来てる・・・」なんてことが多々ありました。 - エクストラ(赤ブロック)はゲームをロードするたびに「オフ」に自動で切り替わっています。
なぜそんな面倒な仕様なのか。 - Aボタンでアクセル、Yボタンでブーストはボタン配置が変では?
- 組み替えられないブロックが散乱した時は、もっと早くブロックが消えてほしかった。
組み替え可能なのかの判断が遅くなり、テンポが悪い。 - 動画が撮れない。
- ストーリーでは何度も何度も、変装をチェンジ。
いくつかに絞り、テンポよく遊びやすくした方がよかったのでは?
気になった点
主人公チェイス・マケインは警察官です。
本職の警察官はもちろんのこと、宇宙飛行士になったり、農場作業員になったりと変装を行うことで活路を見いだしていきます。
気になったのは潜入捜査のために「ドロボウ」になること。
悪党の信頼を得るために、主に窃盗をします。
人を直接傷つける行為ではありませんが、警察官が犯罪を犯していいものでしょうか。
警察官として車ドロボウを逮捕する一方、車ドロボウチャレンジという車を盗むチャレンジがあります。
またATMを破壊し、お金を得たり・・・。
ちょっとやりすぎではないでしょうか。
「法の命により・・・」と言っていますが、鏡をみて。
プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロード版 |
プレイ時間 | 約30時間(達成率57.2%) |
シリーズのプレイ状況(とも) ※記事作成時点 |
なし |
総評
約30時間遊んだわりには、達成率は57.2%と意外と低め。
やり込み要素は本当に楽しかったですし、レゴブロックを使ったさまざまなものは見ているだけで楽しかったです。
ただプレイすればするほど不満点が見つかり、ストーリーはなんとかクリアした状態です。
機会があればやってみたいです。
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |
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