初代『ゼルダの伝説』がファミリーコンピュータ ディスクシステムのソフトとして発売されたのは1986年2月21日。
今から30年以上も前です。
そんな昔から、ずっと愛されている『ゼルダの伝説』のオープンワールドゲームが今作『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』です。
しかし、まだまだやることは残っていますが「一区切り」と、メインストーリーを終わらせました。
クリア後レビューをネタバレなしでお伝えします。
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目次
概要
ゲーム内容
今作のゲーム内容を簡単にお伝えします。
オープンワールド
今作の特徴の1つ「オープンワールド」。
山に登ったり、川や海を泳いだりと、様々な場所へ シームレス に行くことができます。
祠(ほこら)
各地に点在している祠(ほこら)。
祠の中では謎解きが用意されていて、クリアすると「克服の証」がもらえます。
なお祠は起動するだけで、ワープポイントにもなります。
克服の証
「克服の証」を4つ集めて、各地に点在している女神像に祈りをささげると、以下のどちらかの能力を強化することができます。
▼ハートの器
体力ゲージのハートが1つ増えます。
▼がんばりの器
泳いだり、壁を登る際などに必要になる「がんばりゲージ」が増えます。
ハイラル図鑑
メインストーリーを進めていくと、「ハイラル図鑑」というものができます。
素材、武器、魔物などをシーカーストーンのウツシエ機能で撮ることで、図鑑を埋めていきます。
また図鑑に載っているものをセンサー登録すると、そのものを探す機能もあります。
コログのミ
世界中に隠れているコログ。
謎解きをすることで、見つけることができます。
見つけると、コログのミを1つもらえます。
コログのミを集めて、とある人物に渡すと、「武器」「弓」「盾」の所持数を増やしてくれます。
私、まだ半分も見つけていないです・・・。
アイテムを使って探しやすく
地面に埋まっている宝箱や、草むらに紛れている素材や、壁に自生している素材は一見わかりにくいです。
しかし、アイテム(道具)であるマグネキャッチやビタロックを使うことで、発見しやすくなります。
良い点
冒険の喜び
冒険を手助けする薬や服もあるので、冒険が苦ではなく、本当に様々な場所へ行きました。
大量の素材を見つけて歓喜したり、祠を必死に探して発見した時の喜び、自力で謎解きが解けた時は、
と自画自賛しました。(攻略サイトを見ずとも、自力で攻略できるように作られているだけ)
冒険中、恐ろしそうな敵に遭遇し、あわてて逃げ帰ってくることもありました。
しかし、後々倒せるまでに成長したリンクと、冒険を通じて強くなった自分を発見して、心に来るものがありました。
美しい景色の中、頼もしいリンクと冒険できたことは良い思い出です。
コログを探すのが楽しい!
コログは、いたる所に隠れています。
山の頂上や岩の上、森や水面などなど、「あやしい」と思った場所に必ずと言っていいほど隠れています。
このコログを見つけることが楽しかったです。
ただ、「武器のアイテム欄を増やすためにコログを探さなくてはならず面倒だった」という意見も見られました。
しかし、私は面倒には感じませんでした。
走ったり、登ったり自体が面倒には感じず、「なにかないかな」と冒険ついでにコログを探していた感じです。
なので、人によるのかなと思われます。
祠(ほこら)の達成度がわかりやすい
祠(ほこら)を発見した時は、祠はオレンジ色をしています。
起動すると祠は、上がオレンジ、下が青色に変わり、クリアすると青色のみに変わります。
達成度が遠くからでもわかりやすい仕様にしたのは感心しました。
リンク、家を買う。
クエストの中に家を購入できるものがあります。
お金がなかったため中盤まで放置していたクエストでしたが、なんと家の中に武器、弓、盾を飾ることができます。
欲を言えば、もっと飾りたかったです。
ゼルダ姫がかわいい!
ゼルダ姫との思い出やゼルダ姫の日記などを見て、どんどん好きになっていきました。
ネタバレ回避のため、詳しくは言いませんが、ゼルダ姫の想いを考えると泣けてきます。
ぜひ、プレイして思い出や日記を探してほしいと思います。
不満点
レシピ集がない!
今作では素材を使って、料理や薬を作ることができます。
回復アイテムだけでなく、攻撃力や防御力が上がるものだったり、寒さや暑さに対抗できるようなものも作れます。
大事な要素である「料理」ですが、作ったとしてもレシピ集がないので、収集要素ではありません。
作る際も、食材の名前から連想して作るしかありません。
の私。
レシピ集がないのは、かなりガッカリしました。
ポーチ欄が使いにくい
「+ ボタン」を押すとポーズメニューが開き、冒険手帳(クエスト一覧)やポーチ(武器、素材など)が表示されます。
このポーズメニューの中のポーチ欄について一言。
ポーチは「武器→弓矢→盾→防具→素材→料理→大事な物」と並んでいるのですが、逐一、Rスティックでページ送りしないと目的のページにたどり着かず、かなり不便でした。
そうではなく、
「― ボタン」は常にマップが一番最初に表示。「+ ボタン」は常にポーチが一番最初に表示。
の方が使い勝手が良かったです。
雨が降ると滑る仕様
いろんな岩山を登って、冒険していた私。
宝箱やコログ探しのついでとはいえ、頂上から見下ろす景色は絶景でした。
1つ残念だったのは、雨が降ると岩山が濡れすべること。
ある程度までは登れるのですが、ザザーと滑り落ちます。
雨が降らない時間まで、「たき火」を作って時を進めたいのですが、「たき火」は雨にあたると消えてしまいます。
ですので、雨に当たらない場所を探さなくてはなりません。
けれど、いつもそんな都合のよい場所があるわけではありません。
また、登ってきた時間や努力を考えると引き返すのは、もったいないと感じ、じっと時間が過ぎるのを待つときもありました。
というか、中盤まで天候が表示されていることに気づきませんでした・・・。
雨でも平気で登れるようになれる薬や服があると良かったです。
武器は売っていないし、壊れる仕様
武器や盾はお店で売っていません。(古代兵装シリーズ除く)
武器や盾は
- 敵から奪う
- 捨てられているものを拾う
- 宝箱から取る
の3つの方法で取得します。
中盤以降ならば、システムもわかってきますし、それなりに防具も強くなっているので、敵から奪うことは平気になっていきましたが、序盤は大苦戦しました。
敵は集団でいるし、どこに捨てられているものがあるのか、どこに宝箱があるのかもわかりません。
武器も使用していると壊れる仕様のため、適当に使っているとすぐに壊れます。(場面に適した武器を使うと壊れにくい)
なので、序盤は悪戦苦闘しながら武器を増やしていきました。
また「この武器はこういう場面で使うと壊れにくい」などの指南書もあると良かったです。
その他の不満点
- 図鑑が少し不便
図鑑があるのは、収集要素好きの私としてはとてもうれしいのですが、それぞれの名前が選択しないと表示されないのは不便でした。 - 神獣内やハイラル城内ではスタンプ不可
マップでは目印として使えるスタンプ機能。
かなり使える機能なのですが、神獣内やハイラル城内ではスタンプが使えません。
特にハイラル城は広いため、使えないのは困りものでした。
気になった点
操作がなかなか覚えられなかった
今作のジャンプボタンは「X」ボタン。
と刷り込まれている私は、なかなかジャンプボタンを覚えられずにいました。
キーコンフィグがあればうれしかったです。
また今作は、コントローラーのボタンをほぼ全て使います。
なので、なかなか覚えられず、プレイ中盤までよく間違って押していました。
特に間違ったのが「-」「+」「L」「R」の4つ。
ちなみに「― ボタン」を押すとシーカーストーンが開き、「+ ボタン」を押すとポーズメニューが開くと覚えると良いです。
先ほど知りました・・・。
神獣内で酔った
神獣4つの内3つは、ダンジョン自体を回転させて攻略します。
この回転が「酔い」の原因になり、神獣内は休み休みプレイしました。
酔いやすい方は、ご注意を。
プレイ状況
ソフトウェア | パッケージ版 |
プレイ時間 ※記事作成時点 |
約80時間 |
購入した追加コンテンツ | ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド エキスパンション・パス |
購入した関連本 | ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド パーフェクトガイド |
所持しているサウンドトラック | ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド オリジナルサウンドトラック(通常盤) |
シリーズのプレイ状況(とも) ※記事作成時点 |
ゼルダの伝説 夢幻の砂時計(DS) ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D(3DS) |
総評
Nintendo Switchの ローンチタイトル として発売された今作。
プレイをしたみなさんの感想を聞くたび、
と思っていました。
ようやくプレイをする機会が訪れた時には発売から2年が過ぎていましたが、2年前とは思えないほど完成度の高いものでした。
ただ、UI(ユーザーインターフェース) が私には合わず、常に不便を感じていたのは残念でした。
しかし夫・みなとが「欲しい」と言えば、便乗して少しだけプレイしようかな、とは思っています。
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |
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