シェフライフ レストランシミュレーター　感想・レビュー byとも / 難はあるものの、最高の料理シミュレーション誕生！

 

というわけで、上記のとおり、ミシュランガイドとのパートナーシップが実現した『シェフライフ レストランシミュレーター』の「良かった点」「不満点」「気になった点」を余すところなく正直に記載します。

 

概要

 

 

ゲーム内容

主だった点のみ記載していきます。

 

基本的な一日の流れ

step.1 メニューを決める

出勤したら、まず黒板でディナーで出すメニューを3品～5品決めます。
ストーリーが進むとメニューの価格を「安価・普通・高額」から選べます。

 

step.2 食材の発注

電話して、必要な食材カテゴリーの個数を調達します。
ストーリーが進むと市場の品質を変更できるようになります。

 

step.3 食材をキッチンへ

注文した食材は在庫として冷蔵庫へ自動的に入ります。

コンテナを持ち、冷蔵庫からキッチンへ食材を運びます。

 

step.4 リサーチテーブルにて新しい料理を覚える

新しい料理を覚えることでレパートリーが増えます。
レシピを覚えると、自動的に足りない食材が手に入ります。

レシピを見ながら、新しい料理を作ることで覚えます。

 

 

step.5 スタッフに指示を出す

出勤時間になるとスタッフが出勤してきます。

出勤すると自動的に働きだしますが、掃除、下準備、追加料理の中から選んで指示を出すこともできます。

 

step.6 開店する

開店してお客様をお迎えします。
注文された料理を出しましょう。

 

step.7 閉店する

すべてのお客様に料理を提供すると、自動的に閉店します。
閉店後は時間を気にすることなく、デザインモード、料理本、ダッシュボード、カタログ、依頼パネルなどをチェックできます。

 

 

 

料理レベル

料理レベルは

と、レベルアップしていきます。

 

レベルアップするには以下の方法があります。

の2通りです。

 

例えば、レストランの料理だった「ムール貝のキャセロール」の経験値を最大値まで上げます。

次に、メニューからその料理を外して「アップグレード」します。

アップデートしたら、ビストロ料理の「ムール貝のキャセロール」の試作品を作ります。

完成したらレシピを覚えたことになり、次回からメニューへ載せることができます。

 

 

食材を切る

まな板に食材を置き、切るのですが、食材の切り方が複数あるものがあります。

その場合、レシピを開いている料理の切り方に緑色のピンが打ってあるので、その切り方を選択します。

 

 

フタをする、はずす

料理によっては調理器具にフタをしたり、はずしたりすることがあります。

表示をよく見て、「いつフタをするのか」「いつフタをはずすのか」をチェックしなければなりません。

 

焼き加減を調整する

ステーキなど焼き加減を調整できるものがあります。
注文に応じてレア、ミディアム、ウェルダンにします。

 

開店後、スタッフに指示を出す

スタッフに調理をお願いすることができます。
スタッフのレベルに応じて、出来ることが増えていきます。

 

指示が間違ってしまった、作業の順番を逆にしたいなどは、△ボタン長押しで管理ページを開きます。
✕ボタンで削除、十字キーボタンで順番の変更ができます。

 

 

責任性

責任性は以下の行為をすると下がります。

 

責任性が低いと、デメリットばかり起こります。

スタッフのやる気が下がり、遅刻してきます。
遅刻すると、掃除する時間もないため、掃除が行き届きません。
また料理の作業も遅れます。

 

 

 

依頼パネル

依頼パネルには依頼とチャレンジがあります。

依頼には期限がありませんが、ストーリーに関連するものもあるので、積極的に行って行きます。

チャレンジには期限があります。
しかし、あくまでも「チャレンジ」なので、未達成でも大丈夫です。

 

 

キャラクター作成

外見や髪型、顔などを作成できます。

男女の決定は1度きりですが、それ以外はストーリー中でも変更できます。

 

 

コーデックス

コーデックスは「ヘルプ」のようなもので、改めて、ゲーム内容について知ることができます。

 

 

設備

キッチン内やフロアなど、あらゆるものの設備を買うことで変更ができます。

 

 

赤字になることがある

スタッフから話しかけられることがあります。

話の内容によってはコインが減る内容のことがあります。

お金がない序盤でも大金を要求してくるので、注意が必要です。

 

 

環境設定

以下の画像のとおり、難易度を変えることができます。

 

 

良い点

マルチタスクがおもしろい！

お客様を待たせていると、お客様がイライラしてきます。
注文された料理をすばやくできるかがポイントになり、マルチタスクが試されます。

私は自由にプレイしたかったため、環境設定で「落ち着いたサービス（お客様がイライラしない）」をオンにしてプレイしました。
なので、開店後はマルチタスクは関係なかったのですが、マルチタスクを発揮したのが開店前。

開店前の料理開発に3品か4品作ることを目標としていました。

オーブンや茹でている時間に違う料理の下準備・・・と頭をフル回転させてなんとか時間内におさめていました。（はみ出ても継続することも多々ありましたが）

このマルチタスクがやはりおもしろく、夢中になりました。

 

たくさんの料理が作れ、イタリアンやフレンチに興味がわく

かなりたくさんの料理が作れます。
1つの料理でも「レストランの料理」「ビストロの料理」「高級料理」と三段階あるものもあるので、かなり豊富です。

食材では見たり食べたりした食材もあれば、聞いたことも食べたこともない食材も出てきます。

それにとても興味がわきました。

 

 

所作がキレイで、見せ方も美味しそう

材料を切ったり、ちぎったりする作業がありますが、食材のみずみずしさやパリパリ感など、食材の時点で美味しそうです。

 

また盛り付けのシーンもカッコいいんです。

#シェフライフ 盛り付けシーンがカッコいい！（とも）#ChefLifeARestaurantSimulator pic.twitter.com/l0bcy4CtVH

— ゲーマー夫婦 みなとも (@gamelovebirds) April 9, 2023

 

好きなように盛り付けができる

新しく料理を覚えた際などに盛り付けを変更できます。
開店前や開店後に盛り付け台で「自由な盛り付け」を選ぶことで、覚えている料理の盛り付けを変更することもできます。

この盛り付け作業がとてもおもしろかったです。

 

 

不満点

入れる食材が見にくい

下の画像の左上に「Ⅰ」になったら入れる食材と「Ⅱ」になったら入れる食材が表示されています。

食材と「Ⅰ」か「Ⅱ」が書いてあるのですが、小さいのでよくよく見ないとわかりません。
また、似たようなものもあり、間違えることがありました。

 

料理本が使いにくい

料理本は、一覧とその料理の詳しいレシピの2通りを見ることができます。

その料理から一覧に戻る際は、目次ボタンである△ボタンを押さなくてはなりませんが、ついつい〇ボタンで終了してしまいます。

 

また、アップグレードボタンを押してしまうと、「アップグレード表示」がなくなってしまい、どれがアップグレードできるのかわからなくなります。
その場合、１つ1つ探さなければならず、面倒でした。

 

設備が必要なレシピは習得前にわかるようにしてほしい

料理によってはグリルやオーブンなどを使う料理があります。

しかし、料理をアンロックする前には設備が必要かどうかは不明です。

設備がない時に、それをアンロックしてしまい、宝の持ち腐れになったことがあったので、習得前にわかるようにしてくれるとありがたかったです。

 

その他の不満点

 

 

気になった点

クエストがクイズ形式

「この食材を使った料理を提供して」という依頼があります。

使う食材はわかるものの、料理名はわかりません。
料理本を見て、1つ1つ確認していくしかありません。

これがけっこう、面倒でした。

クエストなので、パッと「この料理を作って」の方が良かった気がするのですが、ある種「クイズ」なので、そのクイズを廃止するほどでもないかなと思い、気になった点としました。

 

バグ多し！！

といった、バグに遭遇。

そしてなにより・・・

セーブデータが消えます！！

対策として以下のことを推奨します。

以上のことを守れば、例えセーブデータが壊れても被害は少なくて済みます。

 

 

プレイ状況

ソフトウェア	ダウンロード版
プレイ時間	60時間（途中）
トロフィー 状況（記事作成時現在）	59％（夫と共同）
トロコン 難易度	難しめ

 

 

『シェフライフ レストランシミュレーター』の総合評価・レビュー

とてもおもしろく、ハマる今作。
セーブデータ消去バグが解消すれば、プレイしてほしい作品です。

PS4・PS5の製品版は23年4月13日発売です。
3gooさま、ありがとうございました。

 

夫からもちょっと言わせてくれ

バグにより、25時間のセーブデータが消失しました。
ですが、今改めてプレイし始めています。

エラーが深刻なのは正直致命的ですし、バグが解消しないと人にオススメもしづらいですが・・・。

など、今作ならではの評価点が数多くありました。

「ミシュランガイド」という明確な目標があるのも、この手のゲームでは大事ですね。