【ゲームゲノム】感想『天穂のサクナヒメ』 ~みなとも対談・私たちが感じたこと~

はじめに

NHK総合が「ゲーム」を文化として、丁寧に紹介する教養・バラエティー番組『ゲームゲノム』。

MCがゲーム好きの女優・本田翼さん、または歌手・三浦大知さん。
ナレーションが声優・神谷浩史さん、または悠木碧さんです。
そして、タイトルに関連したゲストやゲームクリエイターの方をお迎えして、とことんゲームを深掘りします。

2021年10月15日にパイロット版が放送され、2022年にはレギュラー放送化し、全10回の放送予定です。
水曜日・23:00~23:30の30分番組です。

公式サイト → ゲームゲノム

 

この放送を私たち夫婦が観て感じたことを書いていこうと思います。
特に気になったタイトル、夫婦で語りたいタイトルのみ、取り扱うことにします。

画像は全て、ハード本体のスクリーンショット機能で撮影したものです。
【権利表記 ©2020 Edelweiss. Licensed to and published by XSEED Games / Marvelous USA, Inc. and Marvelous, Inc.】

『天穂のサクナヒメ』は夫婦共々、クリア済みです。
なお、各画像はクリックすると拡大します。

『ゲームゲノム』ゲームタイトル一覧

 

 

ゲームゲノム『天穂のサクナヒメ』 みなとも対談

冒頭

今回は『天穂のサクナヒメ』!

まずはゲームのコンセプトにもなっている「アクション」と「米作り」が紹介されたね。
蒼井優さんもハマってたっていうのもステキ情報だった。

ステキなご夫婦から、ステキな情報は尊い。

サクナヒメがどういった経緯で米作りと鬼退治をすることになったのかっていう点にも触れたね。
「あ~そうだったそうだった」ってなった。

で、米作りの工程を丁寧に紹介。
こう並べられると大変に見えるけど、1つ1つがプレイしやすく作られているし、米作りパート自体もかなり楽しくプレイできるよね。

そうなんだよね。
山ちゃんも言ってたけれど、サブゲーム的なもので、パパっとできるものじゃないのよね、今作の「米作り」。
でもやってみると、アクションパートのことも忘れて没頭している時もあって、「米作り」も「アクション」も楽しいのよね。
いいバランスだと思うわ。
驚いたのが、今作のアイディアのきっかけになったのが「DASH村」だってこと。
確かにそういわれればそんな感じする。
開発者の2人は農業未経験で、ひたすら勉強して作ったんだってね。
普通は知らないよね。
私、米農家の娘だけど、恥ずかしながら知らないことあったよ。

 

 

仲間

次に、一緒に暮らす仲間たちとの関係性について語られたね。
ぱっと見、バトルも米作りもサクナヒメがやってるし、他の5人は何やってんのか。って思うよね。
ここでは、きちんとそれぞれの役割について紹介されたね。
そうそう。
なにもかもサクナヒメ任せじゃないくて、ちゃんとお仕事してるし、居ないと困る「仲間」なんだよね。
おもしろいのは、それぞれのキャラクターのモデルになったのは『サザエさん』ってところ。
波平がサクナで、田右衛門がフネ、ミルテがサザエで、きんたがカツオ、ゆいがワカメ、かいまるがタラちゃんか。
・・・タマ爺は?

そりゃ猫のタマでしょ(笑)

ここで注意したいのは、サザエさんは「家族」だけど、サクナヒメは「仲間」なんだよね。

最初は欠点ばかり見えていた関係性だけど、一緒に苦楽を共にすることで良いところも見えてくる。
うん、確かになぁ。
お腹が減っていては余裕もないからね。
まぁ私もその1人だけど。

 

 

第二のふるさと

 

最初は都の生活に戻りたがっていたサクナだけど、島での生活が長くなると、都にいてもさっさと島に帰りたくなる。
うんうん、これは印象的なイベントだったね。

島はサクナにとって「第二の故郷」っていえる場所になったってことか。
むしろ、ホントの故郷より落ち着ける場所になったみたいだけど。

「住めば都」っていう言葉がスタジオでも出てたよね。
そうだね。
サクナの心境の変化に合わせて、プレイヤーも「故郷」っていうものが何なのか、見つめ直すきっかけにもなったのかも。
「田舎だからイヤ」って思ってた人も、今作をプレイすると「田舎も悪くないぞ」って思い直すかもね。

 

 

試練と再生

最後に紹介されたのは、鬼との戦いで家や田んぼが壊されてしまったシーン。

あ~、これに触れるんだね。
かなりのネタバレだけど、これはショックだったなぁ・・・。

そうなの。
もうパニックだよね。
うまくできていた田んぼ(土)も、家もなくなっちゃうんだもん。
それでも逃げずに、仲間たちや培った技術で再スタート。
ここ、泣いたよ。
っていうか今も観ながら泣いた。
ここのサクナの力強さに泣くのよね。
震災があって、それでもその土地から離れずに暮らす人の心境に立って考えてみた。
ってことみたいね。
もちろん、考え方を強要するものではなく「色んなとらえ方や考え方がある」っていうことに気づける作品。
って言えるんだね。
うん。そうだねぇ。

 

 

まとめへと

 

開発者としては「今作を通じて田んぼの見え方が変わってくれたら。」「何か始めよう。明日もう一日頑張ってみよう。」ってプレイヤーに感じてほしいとのこと。
実際、今作を通じてそう感じた人はたくさんいると思うよ。

うんうん。

今作って、サクナの成長物語も入ってるんだよね。
随所で見られるサクナのたくましさや、感情の変化もステキなところ。

サクナとともに、仲間たちも、プレイヤーも成長していく話だよね。
もちろん、お米も。
ふふふ。
今ダウンロード版もセール中だし、この放送をきっかけにサクナプレイヤーが増えるとうれしいね。
また稲作ブームくるかな?

 

レビュー記事
天穂のサクナヒメ 感想・レビュー byとも / バトルも優秀!ビックリするほどガチな稲作アクション誕生

稲作アクションRPG『天穂のサクナヒメ』。アクションパートと稲作パートの異色の融合。しかしとてもバランスが良い!米は力だー!

  • B!

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