Pilgrims(ピルグリム) 感想・レビュー byとも / 言葉がなにもなくても伝わる絵本風アドベンチャー

2024年1月2日

 

2024年1発目のレビュー記事はこちら『Pilgrims(ピルグリム)』。

人物やアイテムをカードとして手に入れ、さまざまな場面でカードを出して、解決していきます。

 

主な良かった点

  • 解法は1つじゃない
  • キャラクターが親しみやすい

主な不満点

  • キャラクターの情報が欲しかった
  • ボリュームがない

それでは詳しく書いていきます。

概要

24年1月2日時点の情報です。

発売日 2022年11月10日
発売元 Amanita Design
開発元 Amanita Design
ハード Nintendo Switch
ジャンル アドベンチャー
プレイ人数 1人
IARC 7+(7才以上対象)
通常価格(税込) ダウンロードソフト 700円
公式サイト Pilgrims(ピルグリム)(任天堂公式サイト)
画像の出典 記事内の画像は全て、ハード本体のスクリーンショット機能で撮影したもの
またアイキャッチ画像はニンテンドーストアより引用
権利表記 © Amanita Design

Nintendo Switchの動画撮影機能に対応しています。

 

 

ゲーム内容

操作方法

「肖像画モード」は縦持ちでタッチ操作で操作します。

「風景画モード」は横持ちでコントローラーを使って操作します。

 

コントローラーでプレイする場合はこちら参照。

メニュー画面は「☆」です。

なお、以下は「肖像画モード」での解説となります。

 

 

移動

移動する場合は、移動してほしいところにタッチ。

なにかある場所だとオレンジ色の旗が、なにもない所だと白色の旗が立ち、その場所へ行ってくれます。

オレンジ色の旗へ行く場合、ダブルタップだと早く場面が切り替わります。

 

 

カードを出して場面を変える

一例を。

畑にやってきました。
主人公のカードを場面に出します。

主人公が畑に立ちました。

クワをタッチすると・・・

クワがカードになりました。

このクワのカードを場面に出すと、使ってくれます。

このように、人物やアイテムをカード化して手札とし、どの場面でどの人物やアイテムを使うかがポイントです。

 

 

実績

実績を取ると、右端にカードが出現します。
これをタッチすると実績場面へ移ります。

タッチしなくても、獲得していることになっています。

 

なお、実績一覧では、裏になっているカードをタッチすると、うっすらと実績のヒントが見えます。

 

 

良い点

解法は1つじゃない

解法がいくつか用意されている場面があります。

「直感でやってみたら解決できた」場面もありました。

じゃあ違う方法だとどんなことになるんだろう・・・

と好奇心をくすぐるシステムで、良かったです。

 

実績のヒントは、他の解法のヒントにもなっているので助かりました。

 

 

キャラクターが親しみやすい

基本的にみなさん陽気なので、こっちまで楽しくなってしまいます。

話し方も「んにゃ、んなゃ」言っているだけですが、なにを言いたいかはわかり、「ふふっ」と笑ってしまいます。

キャラクターデザインも良いです。

 

 

不満点

キャラクターの情報が欲しかった

各キャラクターにプロフィールなどの情報はありません。
名前すら、わかりません。

あれはこういうことかな?
こういう人物だったのかな?

と想像しかできません。

各自で想像して、という感じなのでしょうが、クリア後要素としてプロフィールがあってもよかったかなと思います。

 

 

ボリュームがない

実績を全開放するには4週必要なのですが、それでも3時間いかないくらい。

しかも2周すれば

もういいかな

と、お腹いっぱいになるくらいです。

今回のものとは別の世界があれば、金額的にもちょうど良いくらいかと。

 

 

プレイ状況

ソフトウェア ダウンロードソフト
プレイ時間 約2時間

 

 

『Pilgrims(ピルグリム)』の総合評価・レビュー

どこになにがあって、なにをすべきか。

1周目はそれがわからず、けっこう悩みました。
ただわかってくると、クリアまでは早かったです。

諦めずにプレイしてほしいと思います。

 

最後に。
今作の価格は700円。
セール中に買うことをオススメします。

 

レビュー

総合評価
シナリオ
操作性
システム
キャラクター
ビジュアル
音楽

夫からもちょっと言わせてくれ

言語が一切表示されないので、どんな物語だったのかは想像にゆだねる形になります。
誰でもプレイできますし、全体的に愉快なので(ちょっとブラックなところもありますが)サクッとプレイできるのも魅力ですね。

プレイする人によって展開や解決方法が変わる点もおもしろいです。
「実績」も好きな要素です。

実際、僕がプレイした1周目では一切出会わなかったキャラがいて、ともが驚いていました。

手に入れる手順が面倒なアイテムがあったり、想像にゆだねるにしてもよくわからない描写があったりと難点もありますが、
クスっと笑えるコンパクトなゲームとして、一定の需要はあると思いました。

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