Sea of Stars 感想・レビュー byみなと / 丁寧に練られた設定と美麗ドットが彩る「懐かしくて新しいRPG」

今日のレビューは、『Sea of Stars(シー オブ スターズ)』です。

カナダの「Sabotage Studio」が贈る インディーズ ゲームで、日本の多くのRPGから影響を受けたグラフィックやシステムが話題になりました。
サウンドはなんと、光田康典氏が担当されています。

 

主な良かった点

  • 立体的な2Dフィールド
  • 王道かつ意外性のある物語
  • 魅力的なキャラクター

主な不満点

  • 移動が不便なところがある
  • ザコ敵との戦闘

それではストーリーのネタバレなしで詳しく書いていきます。
プレイしたのはPS5版です。

概要

23年10月15日時点の情報です。

発売日 2023年8月29日
発売元 ダウンロード版:Sabotage Studio
パッケージ版:Kakehashi Games
開発元 Sabotage Studio
ハード Nintendo Switch、プレイステーション5、プレイステーション4、Xboxシリーズ
ジャンル RPG
プレイ人数 1人
CERO A(全年齢対象)
通常価格(税込) パッケージ版(Switchのみ):5,388円
ダウンロード版(Switch):4,400円
(PS版):4,070円
(Xboxシリーズ版):4,000円
公式サイト Sea of Stars(PS公式サイト)
画像の出典 画像は全て、ハード本体のスクリーンショット機能で撮影したもの
権利表記 © Sabotage Studio 2023

Nintendo Switchの動画撮影機能に対応しています。

 

 

ゲーム内容

プレイヤーは始めに、操作キャラをゼイルとソレンの2人から選択します。
どちらも主人公であり、物語は2人セットで進むため、どちらを選んでもストーリーに変化はありません。

少し受け答えが変わる程度なので、どちらを選んでもOKです。
途中で変更はできません。

 

2Dフィールド

今作はドット絵で表現された2Dのフィールドを冒険します。

ブロックやハシゴなどのギミックもあり、仕掛けを動かしながらダンジョンを攻略していきます。

 

バトル

フィールドをうろついている敵シンボルに当たると、そのまま戦闘に移行します。

味方全員はどの順番で行動させてもOKです。
味方は最大3人で戦います。
味方が4人以上の場合は、ターン消費なしで交代可能です。

控えの仲間も、倒れた仲間も関係なく経験値が入ります。
どんどん交代して戦うと良いですよ。

▼強ヒット・強ブロック

攻撃やスキルは、タイミングよくボタンを押すことでダメージや攻撃回数がアップします。(強ヒット)
敵の攻撃も、タイミングよくボタンを押すことでダメージを軽減することができます。(強ブロック)

 

▼ロック

また、敵が特殊な行動を取る際アイコンが表示されます。(ロック)
アイコンに対応した攻撃を当てることで、このロックを壊すことができ、すべて壊せば行動をキャンセルさせることができます。

いくつか壊すだけでも、スキルの威力は下がります。
壊しきれなくても削っておいた方が良いです。

 

▼生マナ

ある程度ストーリーを進めると「生マナ」を使えるようになります。

敵に通常攻撃すると「生マナ」がはじけ飛びます。
自ターン時に吸収することで、攻撃が強くなったり属性がついたりします。
物理攻撃が効かない相手にも有効です。

吸収できる最大数は3です。
場に出る生マナも最大3なので、積極的に使いましょう。

生マナに限らず、戦闘中に蓄積するゲージ類(HP・MP以外)は戦闘終了時にリセットされるので、惜しみなく使った方が良いです。
MPは通常攻撃で回復しますよ。

 

秘宝

今作に難易度変更機能はありませんが、「秘宝」というアイテムによってシステムを個別にON・OFFして難易度をカスタマイズすることができます。

例えば、

  • 全員の体力を大きく上げる
  • 戦闘終了後に体力が全回復する
  • 一定確率で攻撃を自動ブロックする

などなど。
秘宝は自動的に手に入ったり、お店で買って増やせます。

逆に難易度を上げる秘宝もあります。
ぞういった秘宝は入手時は「効果OFF」になっています。

 

 

良い点

超美麗ドット絵

ドットで描かれたグラフィックは、SFC後期の作品を思わせる丁寧さです。

特に水や光の表現は秀逸で、目を見張るシーンがいくつもありました。

 

立体的な2Dフィールド

今作は2Dの作品ですが、フィールドやダンジョン構成は非常に立体的で、飽きさせない作りでした。

壁の裏や高低差のあるところもあり、ロケーションも多彩でギミックもたくさんありました。

頭を使う仕掛けもあり、その方向性も様々でした。

 

特に気に入ったのは「飛び下り」で、飛び降りれる場所ならどんなに高くても降りられます。
これにより帰るのが楽になったり、屋根から降りて近道もできました。

 

王道かつ意外性のある物語

島をめぐり、仲間を増やし、巨悪に立ち向かう。

聞きなれない固有名詞こそ多いですが、ストーリーの構成は王道でわかりやすい作品でした。

それでも、笑いあり感動あり、意外な展開ありで、好みの内容でした。
舞台背景も、とても練られた設定ですし、伏線もガンガン張られるので2周目でも発見があります。

 

魅力的なキャラクター

主人公の2人は、それほど個性が強くはありません。
その代わり、他のキャラクターは非常に個性豊かでした。

おそらく意図的な部分ですね。
ずっと操作する主人公たちは、クセを抑えてバランスをとっているのかと。

個人的なお気に入りは、ガール。
男の子ですが、ガールです。

 

その他の良い点

  • がっつり作り込まれたミニゲーム「ホイールズ」
  • 釣りができる
  • 楽曲が良い
  • 大マップではいつでもセーブ・回復が可能
  • 遊び心満載

これは・・・『ダークソウル』のソラールと『ジョジョの奇妙な冒険』の承太郎のパロディかな?
この場所は本編と無関係ですが、ネタだらけの大量の石碑が飾られているので、必見です。

 

 

不満点

移動が不便なところがある

  • 大マップでの移動はゆっくりなので時間がかかる
  • ダンジョンや街から一瞬で外に出る手段がない

といった、移動での不満点はありました。

 

船での移動はなぜか「■ボタンで前進」なので、操作しづらかったです。

 

ザコ敵との戦闘

宝箱などの回収でクリア済みのダンジョンを攻略する際、格下のザコ敵と戦うハメになります。

避けられる敵もいますが、当たってしまうと逃げられません。
数ターンで終わるとはいえ、入る経験値もわずかですし、できれば省略したいところでした。

 

 

気になった点

虹の巻き貝

ほとんどのやりこみ要素は、ストーリー上必須ではありません。

ですが、「虹の巻き貝」のコンプはクリア後要素(真エンド)の条件になっています。

他の条件も難しめではありますが、収集要素を条件にするのは避けてほしかったです。
通常の攻略時から「どこで手に入れたか」をメモしておくと、コンプを目指す時に楽になるかと思います。

 

 

プレイ状況

ソフトウェア ダウンロード版
プレイ時間 約50時間
トロフィー 状況(記事作成時現在) 100%
トロコン 難易度 難しくはないが、時間がかかる

 

 

『Sea of Stars』の総合評価・レビュー

スーパーファミコン後期のRPG。
特に『クロノトリガー』の影響が強いと言われている作品です。

作曲者も一緒ですし。
まぁ、『クロノトリガー』は未プレイなので比較はできませんが。

確かにその時代のテイストは感じられましたし、現代向けの調整もしっかりしているため、誰がプレイしても楽しめる作品だと思いました。

ちょっと話についていくのが大変になる部分もあるかもしれませんが、難易度のカスタマイズもできますし、オススメです!

 

レビュー

総合評価
シナリオ
操作性
システム
キャラクター
ビジュアル
音楽

 

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