1995年に発売された『クロックタワー』の続編である、『クロックタワー2』。
サイコホラーを取り入れた、脱出ホラーゲーム。
前作のラストの場面がオープニングムービーに収録されています。
また、内容も前作の話から続いています。
ストーリーをより深く理解したい方は、前作からプレイした方がよいと思います。
ちなみに私は前作未プレイ。
現在、ゲームアーカイブス版を購入することができ、PS3、PS VITA、PSPでプレイが可能。
私は、PS版、ゲームアーカイブス版、共にプレイ済み。
唯一プレイできるホラーゲームをレビューしていきます。
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目次
概要
ゲーム内容
主人公は2人。
前作『クロックタワー』での生還者であるジェニファー。
そして、バートン研究室の犯罪心理学助教授であるヘレン。
プロローグでとった行動により、ジェニファー編、もしくは、ヘレン編に移行していく。
また、 マルチエンディング であり、ジェニファー編5通り、ヘレン編5通り、全10通りのエンディングがある。
カーソル(画面上矢印)
カーソルで行動をする。
カーソルを話しかけたい人物、調べたい場所など、特定の物体に合わせると、カーソルの形が変化する。(クリックポイント)
その場所をクリックすることにより、行動できる。
また移動もこのカーソルを使う。
行きたい方向にカーソルを合わせて、クリックする。
ダブルクリックすると走ることができる。
アイテム
アイテムを見つけ、手に入れ、それを使用して謎を解いたり、進行を進めたりする。
中にはシナリオを進めるための「ヒント」も手に入れることができる。
アイテムを使用するには、カーソルを画面上に動かすと、アイテムウィンドウが表示される。
ここには、今現在持っているアイテムが表示されるので、使いたいアイテムをクリック。
そして、使いたい場所に移動し、再度クリックして使用できる。
元のカーソルに戻したい場合は、アイテムウィンドウにあるカーソルをクリック。
体力
体力は、激しい行動をしたり、攻撃を受けたりすると減少。
時間が経過すると回復する。
体力は以下の3段階でカーソルの色が変化。
白 → 黄・点滅 → 赤。
カーソルが赤の状態でシザーマンともみ合いになると、体力がゼロになり、必ず死亡する。
逃走状態
敵であるシザーマンに追いかけられている間は、逃走状態となる。
撃退や回避に有効な物体のみクリックポイントが表れるので、あきらめずに、有効な手段を探したい。
また逃走状態になると、BGMが変化するので、わかりやすい。
パニック状態
主人公が危険に陥ると、カーソルが様々な色に点滅する。
パニック状態に×ボタンを連打することにより、ピンチを切り抜けられることもある。
良い点
怖い
本格的なサスペンスホラー。
敵はシザーマン。
巨大なハサミを持って、襲いかかってくる。
シザーマンがやってくる合図として、BGMが変化したり、ハサミの「ジャキンジャキン」という音が聞こえてくる。
来るとわかった瞬間、もう怖い。
シザーマンは隠れていたり、上から降ってきたりと、びっくり系も得意。
しかし、いくつものエンディングをプレイして慣れてくると、普通にあしらえるようになる。
というより、シザーマンの気持ちになると、かわいらしく思えてくる。
音楽
音楽も恐怖を助長しています。
テーマ曲もとてもいいんですよ。
なにかの曲に似ているなと思ったら、映画『エクソシスト』によく似ています。
しかし、今作のテーマ曲の方が私は好き。
不満点
ポリゴンとモーション
プレイステーションが発売された2年後に、今作が発売されているので、ほとんど初期の頃に作られました。
なので、ちょっと怖めのポリゴンと、カクカクのモーション。
仕方のないことですがね。
移動しにくい
カーソルを動かして指示をするため、すばやく行動ができない。
この移動しにくいおかげで、恐怖はさらに高まるのですが・・・。
ヒント
手に入れられるヒント。
なぜか、タイトル画面でないと見られない。
攻略
重要な選択、重要なアイテムがあるため、知らずにプレイすると、詰む可能性がある。
また、屋内の地図が表示されないため、行ったり来たりを繰り返し、どこになんの部屋があるのかを覚えなくてはいけない。
攻略本等を見ずに全てのエンディングを見ることは、かなり難しいと思われます。
プレイ状況
ソフトウェア | パッケージ版&ダウンロード版 |
プレイ時間 | 不明(しかし、かなりの時間プレイ済み) |
シリーズのプレイ状況(とも) | なし |
総評
プレイした動機は覚えていませんが、中学生か高校生の時に初めてプレイしました。
なぜか今作が家にありました。
弟が買ってきたのかな。
今プレイしても、ゾワゾワと迫ってくる恐怖はありますし、鳥肌も立ちます。
しかし、怖がりの私でも、なぜかプレイできます。
昔にプレイ済みでシザーマンに慣れているせいなのか、シザーマンの足が遅いからなのか、犯人がわかっているからなのか・・・。
「今作がプレイできれば、他のホラーゲームもプレイできる」とみなとは言うのですが、無理です!!
・・・そういえば、昔、ホラーゲームじゃないけれど『クーロンズゲート』(PS)の体験版をプレイしたな。
怖かったけれど、プレイできたな。
・・・耐性がなくなったってことかもなぁ。

といっても、10通りのエンディングを見ようとすれば、けっこうな時間がかかりますけどね。
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |
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ホラーゲームが苦手な私でもプレイができたのか!?学校を舞台にした『返校~Detention~』をレビューします。