はじめに
私たち夫婦は『真・女神転生シリーズ』が好き。
あまり万人受けしない作品ですが、なぜ夫婦2人とも好きになったのか。
- 『メガテン』の何が魅力的なのか?
- 『メガテン』のどこが好きなのか?
- 私たちが『メガテン』を好きなわけとは?
今回は、そこを文章化してみようと思います。
私たち夫婦の主観が強い記事になりますが、『メガテン』の魅力が伝わるかと思います。
- 勧善懲悪ではないストーリー
- 「現実」が「非現実」になる恐ろしさ
- 個性的なキャラクターたち
- 神話や伝承にのっとった「悪魔」
- 容赦ないけどクセになるバトル
- 探索しがいのあるマップ
大きく6つに分けると、こんな感じ。
それでは、1つずつ解説していきます。
この記事はみなとと、
画像はそれぞれのゲーム画面のスクリーンショット。
【権利表記 ©ATLUS ©SEGA All rights reserved.】
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目次
なぜ『真・女神転生シリーズ』は魅力的なのか
勧善懲悪ではないストーリー
圧倒的な悪がいて、主人公は絶対正義。
『真・女神転生』が生まれた当初は、そういった創作物は多かった印象です。
少なくとも、ゲームではそんな作品ばかりに囲まれていました。
『メガテン』は、主人公が進む道を複数のルートから選択、つまりストーリーが変化します。
そして、そのどれもが「一概に正義とは言えない」エンディングなのです。
そんな「勧善懲悪ではない」ストーリーが、『メガテン』の魅力です。
謎が謎を呼ぶ、先が読めないストーリーも魅力的!
「現実」が「非現実」になる恐ろしさ
『メガテン』では、舞台が現代の日本であることが多いです。
主人公は一般人で、現実的な生活風景からスタートします。
そしてその現実は、序盤で壊されます。
- 悪魔や怪物が街に現れる
- 学校が異界に沈む
- 東京が死んで、主人公が悪魔になる
そんな、見慣れた世界が一変する様子は、恐ろしくもあり惹かれる部分でもあります。
「現実」が「非現実」になり、主人公だけじゃなく周りのいろんな人もその影響を受け、困惑したり順応していくさまがとてもリアルです。
個性的なキャラクターたち
一筋縄ではいかない世界設定を体現するかのように、登場するキャラクターたちも個性的。
それぞれ違う狙いや信念で動いている人物が多く、言い分にも一理あると感じる部分が多いです。
セリフに力がある
そう感じます。
キャラクターだけではなく、悪魔たちも個性的。
悪魔会話では多くの口調が用意されていて、その口調によってさまざまな性格や会話パターンが用意されています。
悪魔たちが語るセリフも印象的。
新たな発見があります。
神話や伝承にのっとった「悪魔」
一般的なRPGで言う「モンスター」は、『メガテン』では「悪魔」と呼ばれます。
「悪魔」は、世界各地の神話や伝承で語られる「神」「天使」「怪物」「妖怪」などがモデルになっています。
『メガテン』では、それらを総称して「悪魔」と呼んでいます。
金子一馬さんや、土居政之さんが描く「悪魔」の造形は、伝承にのっとりながらも先進的で特徴的。
非常に魅力的な姿です。
『メガテン』では、敵として出現した「悪魔」を、会話で仲間(仲魔)にすることができます。
育成したり、合体したりして強力な仲魔に育て上げられる点も、『メガテン』の大きな魅力と言えます。
この背徳的なシステムがたまりません。
理想的な悪魔にたどり着くために計画を立てたり、あれこれと合体していると、かなりの時間が経過しててビックリします。
容赦ないけどクセになるバトル
高難度で有名な『メガテン』のバトル。
近年の作品は低難度モードがついている場合が多いですが、「ノーマルモード」=「一般的なゲームのハードモード」くらいの認識になるかと思います。
雑魚戦でも、全滅の危険を伴うのが『メガテン』。
でも、そのスリリングなバトルはクセになります。
- 弱点属性の重要さ
- 補助スキルの重要さ
- 物理反射の恐ろしさ
この辺りを理解してくると、バトルがかなり楽しくなってきますよ。
「オートバトルがある」というのも良いところ。
ラクカジャ(防御力アップスキル)を1回かけるだけでも、バトルの難しさは大きく変わります。
強敵はホントに強敵なので、勝てた時のよろこびも大きいです。
特に死を司る強力な悪魔、「魔人」との戦いはどれも印象的で恐ろしく、とてもテンションが上がります。
他のゲームでは補助スキルは面倒くさくて軽視しがちですが、『メガテン』は別!
ちゃんとしないと、そこに待つのは「ゲームオーバー」。
探索しがいのあるマップ
『メガテン』のマップは、「一人称視点の3Dダンジョン」か「三人称視点の3Dダンジョン」のどちらかが採用されています。
「一人称視点の3Dダンジョン」の場合、マップはマス目状に表現されます。
どちらのマップでも、未踏の場所を探す楽しさやルート開拓の楽しさを味わえます。
作品にもよりますが、
- 装備品をアップグレードすると通れるようになる道
- 月齢によって中身が変わる宝箱
- 一方通行や見えない壁
など、個性的なギミックがたくさんあります。
まぁ、敵は強いので全滅には注意ですが。
おわりに
『真・女神転生シリーズ』の魅力が伝わったでしょうか?
今回お伝えしたのは、あくまで私たち夫婦が特に推したいポイント。
他にも「音楽」や「UI(ユーザーインターフェース)」、「ファンサービス」など、魅力はいくつもあります。
プレイする人によって推したいポイントは変わると思いますが、私たちが考える「『メガテン』の魅力」はこんな感じです。
さて、今回の【週刊アトラス】はいかがでしたか?
それでは、コンゴトモヨロシクお願いします。