ソード オブ ザ バークラント　感想・レビュー byみなと / ヴァニラウェアリスペクトなお手頃アクションRPG

今日のレビューは『ソード オブ ザ バークラント（Sword of the Vagrant）』です。

中国のスタジオ「O.T.K Games」が開発した作品で、日本のスタジオ「ヴァニラウェア」をリスペクトして開発された作品とのことです。

概要

ゲーム内容

『ソード オブ ザ バークラント』は横スクロールのアクションRPGです。
主人公・ヴィヴィアンを操作し、道中に出現する敵を倒し、物語を進めていきます。

バトルはスルーできるものと強制のものがあります。
道中の敵は復活するものもいます。

アビリティ

敵を倒すとゴールドや「マナ」が手に入ります。
マナは経験値のようなもので、「アビリティ」画面でマナを消費することでスキルを成長させたりステータスを強化したりできます。

ルーン

道中で手に入れた「ルーン」は、武器や防具の空きスロットに付与することができます。
ルーンを付与することで、ステータス上昇や状態異常耐性などが得られます。

装備に付与したルーンは、他のルーンを同じスロットに付与することで回収ができます。
また、その装備品を捨てることで回収できる場合があります。

操作方法

今作はキーコンフィグ可能です。
ちなみに「移動ボタン2回押し」でダッシュ、「しゃがみながら強攻撃」でスライディングができます。

良い点

美麗グラフィック

ヴァニラウェアをリスペクトしているだけあって、グラフィックは非常にキレイでした。

オブジェクトは１つ１つ丁寧に描かれていますし、キャラクターの造形やエフェクトなども美麗です。

値段に対してボリューミー

今作は定価1,000円。
クリアまでかかった時間は約12時間です。

と、さらに遊べる要素もあるので、もっと長く楽しむことができます。

多様な成長要素と装備カスタマイズ

アビリティで好きなステータスやスキルを伸ばすことができ、ルーンで装備品の個性も出せます。

武器種こそ剣のみですが、属性などもあって多様なプレイスタイルで戦うことができます。

その他の良い点

不満点

動きがややもっさり

アクションゲームとしては、ちょっと動きがもっさりしています。
敵が多いとなおさらです。

敵に吹っ飛ばされると大きくノックバックしますし、移動能力がそれほど高くないのでジャンプを多用する場所だと動きづらいです。

ワープできるセーブポイントと、できないセーブポイント

セーブポイントは、

の2種類あります。

マップ画面ではその区別がつかないので、覚えてないとどっちのセーブポイントかわかりません。

マップを開いても時間が止まらない

「ーボタン」でマップを開きますが、その間も時間は止まりません。
なので、開く場所に注意しないとマップを見ている時に敵に殴られてしまいます。

なぜこの仕様にしたのか・・・。
このマップの描き方なら、時間は止まるべきかと。

気になった点

プレイ時間

セーブ時にプレイ時間が記録されていますが、なぜかスリープ中の時間も加算されてしまっています。
おかげで総プレイ時間が膨大に・・・。

プレイ状況

『ソード オブ ザ バークラント』の総合評価・レビュー

ヴァニラウェアの作品が好きなので、今作も気になってプレイしてみました。

さすがに本家には及びませんが、美麗なグラフィックとボリュームで、低価格ながら満足度は高い作品でした。
「手軽にヴァニラウェアっぽい作品が遊びたい」という方にはオススメです！

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