ゲームレビュー

Red Seeds Profile (レッドシーズプロファイル) 感想・レビュー byみなと

2019/09/05

Red Seeds Profile

当ブログ、レビュー第1号は『レッドシーズプロファイル』。

超絶マイナーゲームの今作。
国内では数千本しか売れてなく、手に入れるのも困難なのですが、ディレクターズカット版が PSN で配信されると同時に、PS+のフリープレイになったのでダウンロードしました。

北米版を元にしているらしく、タイトルは『Deadly Premonition』。
ゲーム内でも説明書でもこの表記。

ギネス認定されるほど評価が分かれるゲームらしいので、恐る恐る始めました。

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概要

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『Red Seeds Profile』概要

19年9月5日時点の情報です。

発売日 Red Seeds Profile(PS3版) 2010年3月11日
Red Seeds Profile(Xbox360版) 2010年3月11日
Deadly Premontition Origins(Switch版) 2019年9月5日
発売元 【PS3・Xbox360】マーベラスエンターテイメント
【Nintendo Switch】トイボックス 
開発元 アクセスゲームズ 
ハード プレイステーション3、Xbox360、Nintendo Switch
ジャンル ホラーミステリーアドベンチャーゲーム 
プレイ人数 1人
CERO D(17才以上対象)
通常価格(税込) 【PS3】
パッケージ版 8,424円
ダウンロード版 4,800円
【Xbox360】
パッケージ版 8424円
【Switch】
ダウンロードソフト 3,480円
公式サイト Red Seeds Profile
画像の出典 画像は全て上記サイトより引用
権利表記 ©2011 Marvelous Entertainment Inc.

 

 

ゲーム内容

主人公のヨークはFBI捜査官で、アメリカの片田舎で起こった殺人事件を追います。

一つの町が舞台で、屋外は自由に散策できるオープンワールド
シナリオ進行でダンジョン探索のようなパートに入り、そこではホラーアクション

主人公には体力・スタミナの他に、空腹度・眠気が設定されていて、適度に食事や睡眠を取る必要があります。

釣りやレースのようなミニゲームも用意されています。

 

 

良い点

シナリオ

ストーリーは、海外ドラマのように練り込まれていておもしろいです。

捜査の流れや、行動指針、検死報告等、どれもリアリティーのある描写で説得力があります
トンデモな要素もありますが、物語的には上手く作られているので気になりませんでした。

Red Seeds Profile

 

個性的なキャラクター

  • ヨークはB級映画ファン
  • 保安官の趣味は筋トレ
  • ヒロインの保安官補佐は料理が下手

等々、主役級も、脇役も、それぞれ際立った個性を持ち、大変魅力的でした。
個人の部屋やデスクにも、異なる小物が置いてあったりして、徹底しています。

例えば、コンビニの店長。
彼はロックかぶれで、店内にもギターを飾り、身振りもオーバーで熱い。
彼から「心霊スポットの地図」を購入すると、そこにまつわる怪談を披露してくれます。
わざわざ照明を変えて、ロックな口調のまま。

 

バリエーションの豊富なサイドミッション

「〇〇を集めよ」とか、「〇〇を何体倒せ」といったミッションは、ほぼありません。

簡単なものがほとんどですが、おもしろい小話が盛り込まれているため、キャラクターの個性を掘り下げるのに役立っています

また、サイドミッションには一つ一つ トロフィー が用意されているので、楽しみながらトロフィーを集めることができました。

 

住民の行動パターン

町の住民は『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』のように、一人一人に行動パターンを設定されていて、時間や天候によって移動します。
地図を開けば、誰がどこにいるかわかりますし、屋外なら追いかけることもできます。

さらに、住民宅の窓から中を覗くことも可能で、帰宅した住民が家で何をやっているか観察することもできます。

筋トレしていたり、テレビを見ていたりと、この辺りも無駄に細かい。
完全に不審者ですが、人の家を覗いてもFBIから収入が入る!

 

 

不満点

グラフィックが粗い

PS2と大差ないくらいグラフィックは粗いです。

だんだん慣れてはきますが、人物もリアル調なため、変に不気味。
「美人」と評判の被害者も、見た目が怖い。

 

操作性が悪い

キャラクターを動かす時も、運転も、カメラも、照準も、とにかく操作性が悪いです。
カメラは何故か左右反転の設定ができません

幸い敵は弱いのでなんとかなりますが、イライラの要因にはなります。

 

戦闘要素

いわゆる「ゾンビ」っぽい敵が出てきます。
撃つなり斬るなり殴るなりして倒すわけですが、正直、存在する必要性は感じませんでした。

恐怖演出としても、他にやりようがあるでしょうに。

そもそもあまり怖くないし、「ダンジョンパートの引き延ばし要員」って印象でした。
戦闘自体が楽しければ、評価は違ったかもしれません・・・。

Red Seeds Profile

このゾンビ、「シャドウ」と表記されていたので、ゲームの「ペルソナシリーズ」やユング心理学における「シャドウ」に近い存在かも、と思ってプレイしていたのですが・・・。
ゲーム内で手に入るカードに書いてある説明には「怨霊が死体に憑いたもの」で、ちょっとガッカリ。

 

移動がダルい

舞台となる町は、8km四方のオープンワールド。
ただし、侵入できない林や森、川や湖なども多く、端から端まで単調な道路で移動する事が多いです。

初期の車は時速50kmほどしか出ず、ワープアイテムを手に入れるまでは辛い思いをすることに。

しかもこのワープアイテムは、シナリオ進行で必ず手に入るものではなく、特定のサイドミッションをこなす必要があります。
地図も大変見辛く、主人公の向いてる方角で回転するため、目的地に着くまでに何度も地図を見て確認するはめになります。

 

収支のバランスがおかしい

前述した「覗き」の他にも、主人公のあらゆる行動に対してFBIから給料が入ります。

  • 敵を倒す
  • ヘッドショットを決める
  • 勲章(マリオのコインのように各地に点在)を拾う
  • サイドミッションをこなす
  • 聞き込みをする
  • 髭を剃る
  • スーツを着替える
  • セーブする
  • 占いをする

などなど。
謎の収入も。FBIって・・・。

チャプタークリアでもお金は入るし、とにかく収入には困りません。

まぁ、それはいいとして、問題は「貯まったお金を使う機会がない」こと。
武器はほとんど拾えるし、弾丸も無限の銃が手に入ります。
食費も大したことないし、洗車も給油も安い。
さすがに車はそこそこ高額ですが、買う必要があるのは最後の一台のみ。

別荘とか買えれば良かったかもなぁ。家具を買ったりレイアウトしたり。
『どうぶつの森』か。
・・・いや、意外といいかも。

このゲーム、サイドミッションの発生タイミングの調整のために、食事や睡眠を簡単に取りたいことがよくあります。

装備やスーツの整理、髭剃り等も全て一箇所で、さっさと行えると良かった。

 

 

プレイ状況

ソフトウェア ダウンロード版
プレイ時間 約40時間 
トロフィー 状況 100%
トロコン 難易度 簡単

 

 

総評

粗々しいグラフィックと荒々しい操作性で第一印象は最悪。
ですが、辛抱強く進めることで慣れますし、作りこみの細かさやこだわりを感じる作品です。
「良い点」も「不満点」も、まだまだ膨大にあり、確かに賛否両論です。

表面的には酷いゲームではあります。
が、プレイするほどに魅力が判るスルメゲーでもあります。

ただし、いくら中身を作り込んでいても、そこへ至る前に挫折してしまうような作りなのは、やはりマイナス。
もしこれからプレイする方は、第一印象で決めず、根気よくプレイすることを勧めます。

全体評価   ★★★☆☆ 

シナリオ   ★★★★★
操 作 性  ★☆☆☆☆
システム   ★★☆☆☆
キャラクター ★★★★★
ビジュアル  ★★☆☆☆
音   楽  ★★☆☆☆

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