評価：4
今日のレビューは『ソード オブ ザ バークラント（Sword of the Vagrant）』です。
中国のスタジオ「O.T.K Games」が開発した作品で、日本のスタジオ「ヴァニラウェア」をリスペクトして開発された作品とのことです。
主な良かった点
- 美麗グラフィック
- 値段に対してボリューミー
主な不満点
- 動きがややもっさり
- マップを開いても時間が止まらない
プレイしたのはSwitch版です。
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目次
概要
ゲーム内容
『ソード オブ ザ バークラント』は横スクロールのアクションRPGです。
主人公・ヴィヴィアンを操作し、道中に出現する敵を倒し、物語を進めていきます。
バトルはスルーできるものと強制のものがあります。
道中の敵は復活するものもいます。
メトロイドヴァニア ではなく ハクスラ 要素のある作品で、そういう点では『ドラゴンズクラウン』っぽさもあります。
アビリティ
敵を倒すとゴールドや「マナ」が手に入ります。
マナは経験値のようなもので、「アビリティ」画面でマナを消費することでスキルを成長させたりステータスを強化したりできます。
今作は メトロイドヴァニア ではないので移動能力の種類は少ないですが、取得しておくと楽になります。
ちなみに
見落としがちですが、真ん中の基本アビリティである「ルーンワーデン」は、マナを消費してレベルアップさせることができます。
ルーン
道中で手に入れた「ルーン」は、武器や防具の空きスロットに付与することができます。
ルーンを付与することで、ステータス上昇や状態異常耐性などが得られます。
装備に付与したルーンは、他のルーンを同じスロットに付与することで回収ができます。
また、その装備品を捨てることで回収できる場合があります。
余っているルーンを付与して交換した方が効率的ですね。
操作方法
今作はキーコンフィグ可能です。
ちなみに「移動ボタン2回押し」でダッシュ、「しゃがみながら強攻撃」でスライディングができます。
良い点
美麗グラフィック
ヴァニラウェアをリスペクトしているだけあって、グラフィックは非常にキレイでした。
オブジェクトは１つ１つ丁寧に描かれていますし、キャラクターの造形やエフェクトなども美麗です。
ヴィヴィアンを動かしているだけでも眼福でした。
すごい衣装だし、すごい筋肉
セクシーすぎて気になるなら、露出を抑えた衣装にも変更可能
値段に対してボリューミー
今作は定価1,000円。
クリアまでかかった時間は約12時間です。
- エンディングが複数
- 難易度も複数
- やりこみダンジョンあり
と、さらに遊べる要素もあるので、もっと長く楽しむことができます。
多様な成長要素と装備カスタマイズ
アビリティで好きなステータスやスキルを伸ばすことができ、ルーンで装備品の個性も出せます。
武器種こそ剣のみですが、属性などもあって多様なプレイスタイルで戦うことができます。
終盤は戦い方が固定しそうですが、それまでは人によって大きくプレイスタイルが変わりそうです。
その他の良い点
- 世界観に合ったBGM
- ローカライズも良い
- モンスター図鑑がある
- ギャラリー要素がある
不満点
動きがややもっさり
アクションゲームとしては、ちょっと動きがもっさりしています。
敵が多いとなおさらです。
敵に吹っ飛ばされると大きくノックバックしますし、移動能力がそれほど高くないのでジャンプを多用する場所だと動きづらいです。
ワープできるセーブポイントと、できないセーブポイント
セーブポイントは、
- ワープが可能な石碑
- ワープはできないが料理が可能なたき火
の2種類あります。
マップ画面ではその区別がつかないので、覚えてないとどっちのセーブポイントかわかりません。
「ワープも料理も可能なセーブポイント」だけがたくさんあると良かったです。
マップを開いても時間が止まらない
「ーボタン」でマップを開きますが、その間も時間は止まりません。
なので、開く場所に注意しないとマップを見ている時に敵に殴られてしまいます。
メニュー画面を開いた時は時間が止まります。
なぜこの仕様にしたのか・・・。
このマップの描き方なら、時間は止まるべきかと。
気になった点
プレイ時間
セーブ時にプレイ時間が記録されていますが、なぜかスリープ中の時間も加算されてしまっています。
おかげで総プレイ時間が膨大に・・・。
プレイ状況
| ソフトウェア | ダウンロードソフト |
| プレイ時間 | 約12時間 |
『ソード オブ ザ バークラント』の総合評価・レビュー
ヴァニラウェアの作品が好きなので、今作も気になってプレイしてみました。
さすがに本家には及びませんが、美麗なグラフィックとボリュームで、低価格ながら満足度は高い作品でした。
「手軽にヴァニラウェアっぽい作品が遊びたい」という方にはオススメです！
レビュー
| 総合評価 | |
| シナリオ | |
| 操作性 | |
| システム | |
| キャラクター | |
| ビジュアル | |
| 音楽 |
