島の民:コンソール版 感想・レビュー byみなと / ハマる!街づくり”風”パズルゲーム

2021年8月20日

今日はSwitch『島の民: コンソール版』のレビューします!
「街づくり」を題材にしたパズルゲームで、繰り返しプレイしてハイスコアを目指すタイプのゲームです。

原題は『ISLANDERS』。

「島の民」・・・和訳がどストレートですね。

主な良かった点

  • ハマるシンプルさ
  • 気持ちいい

主な不満点

  • 「街づくり」ではない
  • サンドボックスモードが微妙

それでは詳しく書いていきます。

概要

21年8月19日時点の情報です。

発売日 2021年8月12日
発売元 Coatsink Software
開発元 Grizzly Games
ハード Nintendo Switch
ジャンル シミュレーションパズル
プレイ人数 1人
IARC 3+(3才以上対象)
通常価格(税込) 549円
公式サイト 島の民: コンソール版(任天堂公式サイト)
画像の出典 画像は全て、ハード本体のスクリーンショット機能で撮影したもの
権利表記 島の民: コンソール版 - Grizzly Games GmbH 2021 - Coatsink Software Ltdのライセンスに基づいて公開されています

Nintendo Switchの動画撮影機能に対応しています。

 

 

ゲーム内容

今作は、島に田んぼや住宅などを配置するパズルゲームです。

「人口」や「電力」などの概念はなく、作成した街も島を移動したら消えてしまいます。
『シムシティ』などの街づくりシミュレーションとは、まったく違うタイプのゲームです。

 

操作方法

左スティック オブジェクトの移動(カメラ追従)
右スティック オブジェクトの移動(カメラ固定)
Lボタン・Rボタン オブジェクトの回転
ZLボタン・ZRボタン カメラの回転
十字キー左右 オブジェクトの選択
十字キー上下 ズームイン・ズームアウト
Aボタン オブジェクトの配置・決定
Bボタン オブジェクト選択のキャンセル
Yボタン 1手戻る
Xボタン 次の島へ移動する

 

ハイスコアモード

メインのモード。

提供される建物を島の好きな場所に配置。
その位置によってポイントが増減します。

一度置いた建物を消すことはできませんが、1手だけなら戻ることができます。

画面左下の「スコア」が合計得点で、一定数のスコアを稼ぐと新しい建物を建てられるようになります。

スコアが足りず、新たな建物が建てられなくなると、ゲームオーバーです。

 

ある程度スコアを稼ぐと、新たな島の開拓へ行くことができます。

この状態であれば、限界まで建物を建ててもゲームオーバーにはなりません。

次の島へ行くことでスコアを引き継ぎ、新たな島を開拓できます。
島はだんだん大きく難しくなり、必要なスコアも上がっていきます。

移動すると、現在の島には二度と戻ることはできません。
気に入った島であれば、スクショしておきましょう。

 

サンドボックスモード

「ニューゲーム」からサンドボックスモードを遊ぶことができます。

このモードでは、好きな建造物を好きなように置いたり消したりできます。
「Xボタン」で島を変えることができますが、配置は全てリセットされます。

サンドボックスモードを遊んでいる間は、ハイスコアモードは遊べません。(逆も同じ)

 

地形も無視して置けるので、こんな感じに字を書いたりもできます。
島を移動したりモードを変えると消えてしまうので、こちらも忘れずスクショをしておきましょう。

 

 

良い点

ハマるシンプルさ

シンプルなグラフィックに、シンプルなルールで簡単に遊べます。

ポイント計算は右上に書いてありますが、難しく考えずに配置画面でプラスとマイナスを見て判断すればOKです。
何度かプレイすると、置き方のセオリーもわかってきて、さらにハマります。

コツがわかると、かなりの大量スコアを稼げるようになりますよ。
この記事を執筆中の現在も、スコア更新中です。

 

気持ちいい

理想的な配置をし、大量ポイントゲット!

この瞬間が、かなり気持ちいいです。

1点でも多くポイントが入る場所を探すのが、また楽しいところ。
「『デスストランディング』のジップライン建設っぽい」と言えば、伝わる人には伝わるかな?

 

 

不満点

「街づくり」ではない

近いオブジェクトによってポイントが増減するため、ポイントが大きくなる配置にしていくと自然と街ができあがっていきます。
ですが、「自分が作りたい街」ができるわけではありません。

建物の間は空かずにギューギューですし、交通整備もなく、頭上に寺院が置かれたり。
この島で暮らすのは大変そうです。

あくまで「パズルゲーム」として楽しみましょう。
「街づくりゲーム」だと思って買うと、「コレジャナイ感」を味わってしまいます。

 

「たとえ良い街ができたとしても保存できない。」という部分も不満です。
3つぐらい眺めるように残せると良かったです。

 

サンドボックスモードが微妙

好き勝手にオブジェクトを置けるサンドボックスモードですが、地形もポイントも関係なく置けてしまうので、ハイスコアモードの練習にはなりません。

地形やポイントも考慮した状態などに、設定で変えられると良かったです。

サンドボックスモードとハイスコアモードを別データにできないのも不満点です。

 

 

プレイ状況

ソフトウェア ダウンロードソフト
プレイ時間 5時間半

 

 

『島の民:コンソール版』の総合評価・レビュー

一度波に乗ると止め時がわからなくなるパズルゲームです。
方向性としては『スバラシティ』に近いかと。

理想の街を作れるわけではありませんが、
「高得点を目指してガンガン作っていたら、なんとなく良い感じの街になった」という現象は、よく起こります。

安価なのも始めやすいポイントですね。
ぜひ一度触ってみてください。

 

あ、ちなみに。
↑の場所は「金鉱」です。
プレイしていると「金鉱ってどこだよ」と思う場面があると思うので、お知らせしておきます。

 

レビュー

総合評価
シナリオ ーーーーー
操作性
システム
キャラクター ーーーーー
ビジュアル
音楽
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