黄泉ヲ裂ク華 感想・レビュー byみなと / 硬派な見た目で遊びやすいダンジョンRPG

今日のレビューは、エクスペリエンス(チームムラマサ)が贈る3Dダンジョン探索RPG『黄泉ヲ裂ク華』です。

『剣の街の異邦人』や『デモンゲイズ』など、ダンジョンRPGのクオリティに定評のあるエクスペリエンスの作品です。
この度裏ボス撃破まで達成できましたので、感想・レビューいきます!

主な良かった点

  • 代とファンタジーが混ざったデザイン
  • サクサクのスピード感
  • 楽しいやりこみ

主な不満点

  • 花力
  • 蘇生手段

それでは詳しく書いていきます。
プレイしたのはSwitch版です。

概要

22年11月17日時点の情報です。

発売日 Xbox One版:2020年6月12日
Switch・PS4版:2020年10月15日
発売元 エクスペリエンス
開発元 エクスペリエンス
ハード Nintendo Switch、プレイステーション4、Xbox One
ジャンル ディストピア・ダンジョンRPG
プレイ人数 1人
CERO D(17才以上対象)
通常価格(税込) パッケージ版・ダウンロード版 各4,180円(Xbox Oneはダウンロード版のみ)
お手軽版(ダウンロード):3,080円
やりこみDLC(ダウンロード):1,100円
公式サイト 黄泉ヲ裂ク華(エクスペリエンス公式サイト)
画像の出典 画像は全て、ハード本体のスクリーンショット機能で撮影したもの
権利表記 ⒸEXPERIENCE

Nintendo Switchの動画撮影機能に対応しています。

 

 

ゲーム内容

今作は、いわゆる『ウィザードリィ』型の、ダンジョンRPGです。
『世界樹の迷宮』や『真・女神転生ストレンジジャーニー』、『ダンジョントラベラーズ』などに近いジャンルです。

キャラクターの容姿や職業を自由に設定し、パーティーを組みます。
ダンジョンは格子状のマップで構成されていて、一人称視点で探索します。

今作で特徴的だった点にとどめて、紹介します。

 

舞台設定

今作の舞台は、昭和の日本。
ですが「黄泉(よみ)」と呼ばれる正体不明の巨大建造物が出現したことで、現実世界とは異なる歴史を歩んだ日本となります。

「黄泉」の中は広大なダンジョンとなっており、主人公をはじめとする「探行士」たちは、「黄泉」の中でのみ超人的な力を振るうことができます。
「黄泉」で回収できる特殊エネルギー「アルゲン」は、現代社会でエネルギー問題を解決できるほどのもので、この「アルゲン」を集めることが探行士たちの仕事です。

主人公の勤める探行士の会社「カサンドラ社」が、黄泉内でも手つかずのエリアを探索することになる。
というところから物語が始まります。

 

ダンジョンの構造は、特定の場所で特定の「黄泉の花」を使用することで構造を変えられます。

例えば、

  • 「トビラの花」で扉を作成して壁を突破する
  • 「ハシゴの花」でハシゴを作成して上や下の階に行く

など、移動範囲を広げる役割があります。

ゲームを進めることで作成できる花の種類が増えます。
多くの花は決まった場所でしか使用できませんが、ワープ地点の作成や回復ポイントの作成など、任意の場所に設置できる花もあります。

 

スイッチブースト

バトルで効果が発揮する能力として、「スイッチブースト」というものがあります。

ターン開始前に「超電」「耐電」「神電」「充電」のいずれかに切り替え、そのターン全員に効果のあるブースト能力が付与されます。(デフォは「充電」)
効果は、

  • 「超電」技の威力が上がり(上限あり)、消費MPが0になる
  • 「耐電」受けるダメージを半減させ、状態異常を受け付けず、ターン終了時に回復
  • 「神電」高速化、神電したターンに敵を全滅させると獲得報酬増加
  • 「充電」消費したスイッチブーストの電力を回復する

です。

戦闘開始時には全充電が完了しているので、連戦時でも最初からすべてのスイッチブーストが使用可能です。

 

 

「お手軽版」と「やりこみDLC」

今作のダウンロード版は、「お手軽版」と「やりこみ DLC」が別売で用意されています。

「お手軽版」の場合、ストーリークリアまで遊ぶことができます。
クリア後要素を遊ぶ場合には、「やりこみDLC」の別途購入が必要です。

パッケージ版は、最初から「やりこみ」が収録されています。

 

 

良い点

現代とファンタジーが混ざったデザイン

黄泉が現れたのは、昭和の日本。
探行士も会社員ですが、黄泉の探索にはファンタジーな装備が必要。

という背景のため、キャラクターデザインは「現代とファンタジーが混ざったもの」となります。

異質なもの同士が共存するデザインが、妖しくもカッコよかったです。

仲間キャラの見た目も、おもしろいものばかり。
実際に運用する職業と見た目が違っても良いので、自由に編成できるのも魅力でした。

 

サクサクのスピード感

  • オートバトルが早い
  • スイッチブーストで最初のターンから全力
  • 自動移動もさくさく

など、全体的にスピード感のある攻略を楽しめました。

バトル難度は見た目に反して易しめなので、ダンジョンRPG初心者にもオススメできる内容です。

 

楽しいやりこみ

手に入る装備品にはグレードがあり、同じ装備品でも「金、銀、銅」でランクが付けられます。
当然、「金」の方が強力なので、できればそちらを手に入れたいです。

「必ず宝箱が出る敵シンボル」や「必ず入手アイテムが増加するスイッチブースト」もあるので、
欲しい装備品が出るまでひたすら潜り直す。というプレイをしました。

残念ながら最強武器の「村正カタナ」は銀ランクまでしか手に入れられませんでしたが、やりこみも楽しかったです。

 

 

不満点

花力

拠点でアイテムを作るには、「アルゲン」というエネルギーが必要です。
アルゲンは敵を撃破するともらえますし、アイテムをアルゲンに変換することでも入手できます。

しかし、ダンジョン構造を変えて攻略を進めるのに必要な「黄泉の花」は、「花力」というものを使わないと作れません。
「花力」もアルゲンと同様に、アイテムを変換することで手に入ります。

この「わざわざ花力を確保する」というのが煩わしくて不満でした。
「全部アルゲンから作る」じゃダメだったのでしょうか?

 

蘇生手段

道中でパーティーメンバーの体力が尽きた場合、拠点に戻りアルゲンを支払うことで復活できます。
永久ロストといったペナルティはないので良心的ではありますが、いちいち戻るのはきつかったです。

ちなみに拠点には一瞬で戻れます。
ただし、再度ダンジョンにおもむくため、倒した敵の多くは復活していますし、道中は歩き直しです。

戦闘中の立て直しも不可ですし、蘇生アイテムがあるとうれしかったです。
死亡回避アイテムはありますが、非常に高価です。

 

 

気になった点

全体的にエグい

暗くリアルな雰囲気の作品ですが、作風も暗く、かなりエグい描写もあります。

血みどろや、嫌悪感のある敵、食人や殺人の描写。
直接描かれないものも多いですが、十分想像をかきたてる内容です。

そういった表現が苦手な人は、ご注意を。

 

 

プレイ状況

ソフトウェア パッケージ版
プレイ時間 約60時間
購入した追加コンテンツ やりこみDLC(パッケージ版付属)

 

 

『黄泉ヲ裂ク華』 の総合評価・レビュー

重厚な見た目で人を選びそうな作品ですが、意外にも難易度は低く、比較的誰でも楽しめる作品だと感じました。

まぁそれでもパーティー構成が極端すぎると苦戦すると思いますが・・・。

ストーリークリアまでならとても安い「お手軽版」も用意されていますし、作風に抵抗がなければ「ダンジョンRPGのお試し」のつもりでプレイしてみてほしい作品です。

 

レビュー

総合評価
シナリオ
操作性
システム
キャラクター
ビジュアル
音楽

  • B!

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