2020年2月6日発売の、『キャットクエスト2(Cat Quest 2)』をクリアしました!
ネコが主役のオープンワールドアクションRPG『キャットクエスト』の続編です。
イヌも登場し、ネコとのダブル主人公で冒険します。
Switch版をプレイし、ストーリークリア・ダンジョン・装備・クエストコンプリートしました。
とっても可愛くて、サックサクのアクションRPG。
前作を未プレイでも大丈夫です!
それでは、感想・レビューいきます!
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目次
概要
ゲーム内容
2人の王
『キャットクエスト2』は、ネコとイヌが主人公。
主人公たちはしゃべりません。
基本的には、キリー(精霊)などの周りのキャラがしゃべります。
主人公たちは猫と犬の王。とのこと。
現在、猫の国と犬の国を支配している邪悪な王たちから、平和を取り戻す。
というのが、とりあえずの大筋です。
実質、『キャット&ドッグクエスト』ですね。
▼プレイキャラ切り替え・2人プレイ
ネコとイヌは、「Xボタン」で切り替えられます。
1人プレイの場合は、片方だけ操作して戦います。
もう片方は自動的に戦ってくれます。
今作は2人プレイに対応していて、それぞれネコとイヌに分かれて操作できます。
▼一緒に育つ
ネコとイヌは、経験値もお金も共有しています。
どちらか片方だけが成長したりせず、一緒に育ちます。
ちなみに↑の画像の青い玉が経験値で、黄色い玉がお金です。
触れることで獲得できます。
▼装備品・魔法
装備品は宝箱やクエストの報酬で。
魔法はダンジョン内の石碑で獲得します。
装備品や魔法は、獲得したものをイヌとネコでそれぞれ装備します。
片方が装備したものは、もう片方は装備できません。
同じ装備品を複数持つことはできません。
同名の装備品を手に入れたら、自動的に強化されます。
魔法は装備した場所によって、ボタンで発動。
自動操作のキャラは、魔法も状況に合わせて使います。
魔法はマナ(紫色のゲージ)を消費します。
マナは、「Yボタン」の攻撃を敵に当てると回復します。
▼倒れた時は
片方が倒れた時は、もう片方のキャラがそばに行くことで復活します。
倒れたキャラの周りに表示される円内に、一定の時間とどまりましょう。
1人プレイの場合は、倒れた時に操作キャラが切り替わります。
2人とも倒れたらゲームオーバーで、最後にセーブした場所から再開です。
お金や経験値は獲得したことになっています。
クエスト中だった場合は、クエスト受注前に戻ります。
装備品と魔法の強化
装備品は鍛冶屋で、お金を払って強化できます。
宝箱等から同じ名前の装備品を手に入れた時も、自動で強化されます。
魔法は「魔導師の館」で、お金を払って強化できます。
最大レベルは10です。
キングスマーカー
「キングスマーカー」というワープポイントが用意されています。
見つけたキングスマーカーに入り、対応する出口から出ると、遠くのキングスマーカーにワープする。
という作りです。
発見済みのキングスマーカーでないと、ワープできません。
遠距離攻撃
魔法の杖を装備すると、「Yボタン」の通常攻撃が遠距離の魔法攻撃に変化します。
遠くから安全に攻撃することができますが、装備中は最大HPが半分になってしまいます。
魔法攻撃扱いですが、マナは消費しません。
通常攻撃と同じように、敵に当てることでマナが回復します。
属性が付加されている杖の場合は、その属性に耐性を持つ敵には効果が薄いです。
クエスト
クエストはストーリーに関わる「メインクエスト」と、自由に受注して始める「サブクエスト」があります。
アクティブになっているクエストは、矢印で行き先を表示してくれます。
クエストにはそれぞれ「推奨レベル(出現する敵のレベル)」が設定されていますので、受ける時は参考にしましょう。
クエストを中断したい時は、「書の守り手(↑)」に話しかけると、クエストを受けた時まで時をさかのぼれます。
クリア後要素
ストーリークリア後は、「ニャーゲーム」と「ニューゲーム+」が追加されます。
「ニャーゲーム」は、20年2月19日の段階では未実装です。
今後のアップデートで追加される要素だと思いますが、おそらく前作にあった「報酬付き縛りプレイ」だと思います。
「ニューゲーム+」は、「強くてニューゲーム」のこと。
- レベル
- 装備品
- 王技(特殊スキル)
- 魔法
- お金
を引き継いで最初からスタートします。
セーブデータは上書きされます。
「宝箱」「ダンジョンのクリア状況」「クエストの進行度」は初期化されます。
開始時に難易度を設定でき、難しくするほど経験値もたくさん入ります。
【追記】
2020年8月8日に「ニャーゲーム」が実装されました。
詳しくはこちらの公式サイトをご覧ください。
→ キャットクエスト2 アップデート内容 2020/08/08
良い点
サックサクの大冒険
前作同様、小気味良い音楽と触り心地で楽しく冒険ができます。
レベルの上がり方もサクサクで、ストレスフリー。
推奨レベルも表示されますので、挑戦すべきダンジョンやクエストもわかりやすいです。
フィールドがオープンワールドなのも、今作の魅力の1つです。
自分よりはるかにレベルの高い敵が歩いていることもあり、冒険心をくすぐられます。
高レベルモンスター狩りは、アクションRPGのロマン。
まぁ、思ったより貰えなかったけど。
(みなと) #キャットクエスト2 #フライハイワークス #NintendoSwitch pic.twitter.com/qIxsvcXUho— ゲーマー夫婦 みなとも (@gamelovebirds) February 5, 2020
ちなみに、高レベルのザコ敵を頑張って倒すより、クエストをクリアした方が経験値の入りは良いです。
かわいいデザイン
回復が早ーい!(みなと) #キャットクエスト2 #フライハイワークス #NintendoSwitch pic.twitter.com/J7AgqiK9WH
— ゲーマー夫婦 みなとも (@gamelovebirds) February 5, 2020
ネコとイヌがメインの世界なだけあり、グラフィックはとってもカワイイです。
宿屋での回復も、コテンとなってカワイイ。
あ、前作より回復が早いのも◎。
操作キャラ切り替えもあるので、猫派も犬派もうれしいゲームです。
AIが優秀
1人プレイの場合、片方はAIが操作してくれますが、これが超優秀。
なんと無敵。
さらに、しっかり魔法も使ってくれます。
プレイヤーが攻撃した時だけ攻撃するので、余計なバトルをしない点も、かなり優秀。
反面、任せっぱなしだと攻撃してくれないのでバランスは取れています。
この措置のおかげで、ゲームオーバーの危険が減っています。
地図機能が強化
前作では、俯瞰にしかならず、移動もできなかったマップ。
今作は「+ボタン」でマップが表示され、その状態で好きなだけ動かせます。
見渡せる範囲自体は狭いのでちょっと不便ですが、遠くの場所も確認できます。
クエストの発生場所もわかります。
- クリアしたダンジョン数
- クリアしたクエスト数
- 発見した装備品数
も表示されます。
前作未プレイでも問題なし
『キャットクエスト2』となっていますが、前作とのつながりはほとんどありません。
ストーリーも舞台も別物です。
共通のキャラクターはいますし、前作に出てきたキーワードも登場するので、前作プレイ済みだと「おっ」と思う程度でしょうか。
なので、今作からプレイしても問題はありません。
不満点
装備画面は慣れが必要
「+ボタン」でメニューを開き、「L・R」で項目切り替え。
ここまでは良いのですが、装備品の項目はちょっと使いづらいです。
「Xボタン」で装備品を変えるキャラを選び、「Yボタン」で装備部位を選びます。
間違えて「L・R」を押してしまうことが多々あり、すんなりいきません。
片方が装備している武器をもう片方に装備させたい時、一度外さなきゃならない点も、わずらわしいです。
要するに「カバンを開いて装備してね」って意味だと思いますが、ちょっと誤解を招く表記になっています。
飛べない
ざっと前作の倍近い広さになったオープンワールド。
広いこと自体はとても良いのですが、広大なフィールドを冒険するには、移動能力の低さはきつかったです。
前作にあった「飛行」が、今作にはありません。
「飛行」は「高速移動」もかねていたので、飛べるようになってからは快適に移動ができていました。
今作にはそれがないので、できるだけ速く移動したい時はひたすらローリング。
「キングスマーカー」というワープ機能はありますが、言ってしまえば「近道」みたいなものです。
「指定したキングスマーカーに瞬間移動」とかの方が良かったです。
【追記】アップデートで高速移動が追加されましたので、アップデート前よりは移動が楽になりました。
詳しくはこちらの公式サイトをご覧ください。
→ キャットクエスト2 アップデート内容 2020/08/08
気になった点
敵の遠距離攻撃が痛い
遠距離の魔法攻撃ができるようになりましたが、敵も使ってきます。
通常攻撃も魔法攻撃も、前触れとして「赤い攻撃範囲」が表示されていましたが、この遠距離攻撃にはありません。
予備動作はありますが、ほとんど気づかずに飛んできます。
そして、けっこう痛い。
全体的に難易度が低めのゲームですが、この遠距離攻撃にだけは注意が必要です。
メタ要素やパロディ要素が多い
「メタ要素」とは、簡単に言うと「現実世界に関することをゲーム内のキャラクターが言う要素」という感じ。
前作にもメタ要素やパロディ要素はありましたが、今作ではさらに増えている印象です。
ほとんどサブクエストでの話なので「不満点」に挙げるほどではありませんが、これにより「楽しいイヌネコ冒険中なのに、急に現実に引き戻される」という感覚におちいってしまいます。
「不可解な謎に満ちたイベントだと思ったら、開発のバグ」というサブイベントでした。
プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロードソフト |
プレイ時間 | 10時間 |
シリーズのプレイ状況(みなと) ※記事作成時点 |
キャットクエスト(Switch) |
総評
前作の良さをそのまま引き継ぎ、パワーアップした今作。
広くなったオープンワールドに、達成度がわかりやすい収集要素。
ストーリーも、難解だった前作に比べるとかなりわかりやすくなりました。
2人プレイもできますので、家族や友人と協力プレイを楽しめます。
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |