評価:4.5
今日のレビューは、2022年11月18日に発売された『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』です!
今回、みなとは『ポケモン銀』以来。
ともは『アルセウス』以来『スカーレット・バイオレット(ポケモンSV)』をプレイしました。
主な良かった点
- 便利機能満載!
- とっても自由
- 泣けるストーリー
主な不満点
- 使いづらいユーザーインターフェース
- 時間や天気の変更ができない
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ともが『バイオレット』をプレイ。
2人が感じた感想をお伝えします。
この記事は、発売直後に公開したファーストレビューに加筆修正をしたものです。
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概要
スカーレットとバイオレットの違い
『ポケットモンスター スカーレット』と『ポケットモンスター バイオレット』の違いは、一部の出現ポケモンや一部のキャラクター、学校の名前やテーマカラーなどです。
ストーリー上の違いはありませんし、通信で一緒に遊ぶこともできます。
『スカーレット』はオーリム博士、『バイオレット』はフトゥー博士が登場します。
コライドンの変身シーン。
微妙にネタバレ?
#ポケモンSV #NintendoSwitch pic.twitter.com/5X8iQx0VQL— ゲーマー夫婦 みなとも (@gamelovebirds) November 19, 2022
ミライドンの変身シーン。
微妙にネタバレ?
#ポケモンSV #NintendoSwitch pic.twitter.com/smjQSlsGJd— ゲーマー夫婦 みなとも (@gamelovebirds) November 19, 2022
ゲーム内容
今作はオープンワールドゲームです。
主に屋内以外は読み込みなしで、シームレスにゲームプレイが可能です。
野生ポケモンとぶつかることで、そのまま戦闘に移行します。
キャラメイク
最初にキャラメイクをおこないます。
ここで決めた、名前と肌の色、見た目の性別は変更できません。
アイラインやそばかすなどは、後でも「顔の設定」で変更できます。
髪型と髪色の設定は、ゲーム中で利用できる美容室で変えられます。
最初の3匹
メインストーリー
メインストーリーは、以下3つ。
どれを先にプレイしても、どのように進めても大丈夫です。
地図に表示されるアイコンを目指しましょう。
どのくらいの難易度の相手かは、マップに目安として書かれています。
▼チャンピオンロード
各町にいるジムリーダーを撃破し、ポケモンリーグのチャンピオンを目指します。
▼レジェンドルート
大きな未確認ポケモン・ヌシを倒して、秘伝のスパイスを集めます。
▼スターダスト★ストリート
迷惑な不良グループ「スター団」をこらしめていきます。
操作方法
今作には操作説明の一覧がありません。(「たんけんのこころえ」で再確認は可能)
以下の操作方法を参考にしてください。
Aボタン | 調べる・話す |
Bボタン | しゃがむ ジャンプ(ライド中) 滑空(ライド中に空中で) |
Yボタン | 地図を開く 様子を見る(バトル中) |
Xボタン | メインメニュー ボールを投げる(バトル中) |
◀ボタン | 見た目の設定 |
▲ボタン | エモート (ライド中は不可) |
▼ボタン | カメラ起動 (ライド中は不可) |
▶ボタン | 通知の表示 |
+ボタン | ポケモンライド切り替え |
-ボタン | ポケモン図鑑 |
Lボタン | カメラリセット |
ZLボタン | ロックオン |
Rボタン | レッツゴー (先頭のポケモンを前方へ走らせる アイテムがあれば拾ってくれる 野生ポケモンがいれば自動バトルをする) テラスタル(バトル中・技選択時) |
ZRボタン | 先頭のポケモンを出す (野生ポケモンに当てれば戦闘開始 いなければ先頭のポケモンを連れ歩く) |
Lスティックおしこみ | ダッシュ(ライド中) |
Rスティックおしこみ | カメラの遠近切り替え |
ココがポイント
ゲーム内では、ポケモンセンターでお休みした時に受付のお姉さんから操作テクニックを学べることがあります。
また、一度説明があった操作方法は「メインメニュー」→「バッグ」→「たいせつなもの」→「たんけんのこころえ」で再確認が可能です。
テラスタル
ストーリー進行で解禁される今作の新要素「テラスタル」。
バトル中に技を選択する際に「Rボタン」で、戦闘中のポケモンをテラスタル化させることができます。
ホゲータの初テラスタルシーン。 #ポケモンSV #NintendoSwitch pic.twitter.com/VZsj9EEC14
— ゲーマー夫婦 みなとも (@gamelovebirds) November 19, 2022
テラスタルすると、そのポケモンのタイプが「テラスタイプ」で設定されたタイプに変化します。
どのテラスタイプになるかは、各ポケモンのステータス画面で確認できます。
ココがポイント
タイプを2つ持っているポケモンでも、テラスタイプは1つになります。
もともとのタイプとは違うタイプに変化するポケモンもいます。
テラスタイプと同じタイプの技を使うと、効果が高くなります。
ピクニック
広い場所で、ポケモンライドしていない状態でメインメニューから「ピクニック」を選ぶと、手持ちのポケモンたちとピクニックができます。
ピクニック中の操作方法は、
Aボタン | おはなし |
Bボタン | しゃがむ |
Yボタン | ピクニックをやめる |
Xボタン | あらう(ポケモンをきれいにして、なかよくなる。経験値も少し入る。) |
▼ボタン | カメラ起動 |
+ボタン | ライドポケモンの出し入れ |
-ボタン | ガイドOFF |
Lボタン | カメラリセット |
Rボタン | くちぶえ(ポケモンたちが集まる) |
ZRボタン | ボールを出す (モンスターボールではなく、ポケモンが遊ぶおもちゃ。 |
Rスティックおしこみ | カメラの遠近切り替え |
中央のピクニックセット(テーブル)を調べると、ピクニックセットやボールの変更や料理ができます。
ホゲータ洗ってみた。
口開けっ放しだ(笑) (とも)#ポケモンSV #NintendoSwitch pic.twitter.com/z5KWraVkq8— ゲーマー夫婦 みなとも (@gamelovebirds) November 19, 2022
料理は、手に入れたレシピや食材を使ってします。
「フリーモード」で自由に作成することもできます。
食べた料理によって「食事パワー」がつき、さまざまな効果が発揮されます。
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たくさん手に入れるには「タマゴパワー」が付いたサンドウィットを食べ、長くピクニックをする必要がありそうです。
わざマシン
わざマシンを使うと、ポケモンに任意の技を覚えさせることができます。
ポケモンセンターで「ポケモンのおとしもの」と「LP」を使ってわざマシンを作成することもできます。
道中で手に入れたわざマシンは、ポケモンセンターの「わざマシンマシン」で作成できます。
マップ
すでに行ったことのある場所(ランドマーク)にカーソルを合わせると「そらをとぶ」ことができファストトラベルができます。
アイコンやポケモンセンターなどを「目的地に設定する」ことができ、ミニマップでも方角がわかりやすくできます。
ちなみに
回転してほしくない人は活用しましょう。
ポケモン図鑑
ポケモン図鑑では、ゲットしたポケモンの情報を閲覧できます。
生息地やタイプなどがわかります。
図鑑の一覧画面で「Xボタン」を押すと、図鑑の達成度に応じて報酬がもらえます。
ポケモンセンター
ポケモンセンターでは
- 回復
- 買い物
- 道案内
- わざマシン作成
- おとしものをLP交換
- 誕生日の設定
ができます。
回復は無料です。
テラスタルの回復もポケモンセンターです。
カメラ機能(フォトモード)
「▼ボタン」でカメラモードに切り替わります。
景色はもちろん、ポケモン(野生も可能)や仲間と一緒に撮影することもできます。
ポケポータル
メインメニューから「ポケポータル」を選ぶと、オンライン機能や通信対戦などを利用できます。
「ポケポータル」では、
- ユニオンサークル
お友達と一緒に冒険 - テラレイドバトル
最大4人で挑むテラスポケモンとのバトル - 通信交換
- マジカル交換
どこかの誰かとポケモン交換 - 通信対戦
- バトルスタジアム
- ふしぎなおくりもの
インターネットを介して贈り物を受け取る
が利用できます。
インターネットを利用したゲームプレイは「Nintendo Switch Online」の加入が必要です。
近くのSwitchと通信する場合(ローカル通信)は、加入の必要はありません。
ユニオンサークルで合流すると、一緒に写真を撮ったりもできます。
テラレイドバトル
テラレイドバトルは最大4人で挑む、テラスポケモンとのバトルです。
それぞれ挑戦する1匹のポケモンを選び、4対1で戦います。
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おのおのがポケモンで技を繰り出し、撃破を目指します。
「おうえん」という回復や補助ができるテラレイドバトル固有のコマンドもあります。
一緒に戦ってくれるメンバーが4人集まらなくても、NPCが数を埋めて参加してくれます。
撃破すると、ボールを投げてゲット可能です。
大量のアイテムも獲得できます。
良い点
便利機能満載!
ゲットしたポケモンはすぐにボックスに送られるわけではありません。
手持ちにするか、ボックスに送るか選べます。
自動でボックスに送る設定にもできます。
また「強さをみる」を選ぶことで、参考にすることもでき、とても便利でした。
また相手トレーナーが新たなポケモンを出そうとすると、こちらもポケモンを入れ替えるか選択できます。
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便利でした。
料理がおいしそう
レストランやカフェなどで見られる食べ物が、とてもおいしそうなのです。
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飯テロです。
話しかけてバトル
これまでのシリーズでは、目が合うだけでバトルに突入していた、敵トレーナー。
今作では話しかけることでバトルに入ります。
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バトルしたくない時もありますからね・・・。
とっても自由
ある程度進めたら、もう自由。
ストーリー進行や図鑑集めも、自分のペースで進めることができます。
移動もコライドン・ミライドンのおかげで快適で、ファストトラベルもマップからすぐに飛べて便利。
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今作は近年の オープンワールド ゲームの中でも放任主義度が高めなので、オープンワールド初心者は困惑するかもしれません。
「まずはジムリーダーと戦う」といった感じに、ある程度方針を決めて進めると良いかと思います。
図鑑がカッコイイ
図鑑は背表紙にポケモン名。
開くとカードのような本のような表紙が出てきます。
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泣けるストーリー
泣いた…
『ポケモン』ってこんなにストーリー良かったんだ。(みなと) #ポケモンSV #NintendoSwitch pic.twitter.com/Rhi3NIm9yb— ゲーマー夫婦 みなとも (@gamelovebirds) December 2, 2022
メインとなる3つのストーリーは、それぞれ主軸もわかりやすく感動的で、とても良いものでした。
移動能力の強化や、図鑑の充実にも重要ですし、自然とストーリーを進めたくなる作りなのも良かったです。
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キャラクターの表情や動きも丁寧でした。
#ポケモンSV キャラクターの表情や動きがいいなと思ってる。
細かくてリアル。(とも)#NintendoSwitch pic.twitter.com/nJgF7KnegV— ゲーマー夫婦 みなとも (@gamelovebirds) November 28, 2022
授業も良い
みなさん、たまには学校に戻って授業受けましょうね。
すごく良い話が聴けますよ。
相手を褒めること、大事。(みなと) #ポケモンSV #NintendoSwitch pic.twitter.com/piTdVaelAb— ゲーマー夫婦 みなとも (@gamelovebirds) November 24, 2022
主人公はアカデミーに通う生徒ですが、自由に冒険に出かけてよいことになっています。
まったく授業を受けていなくても、ストーリー的には支障はありません。
ですが、授業自体は非常にわかりやすく、とってもためになりました。
- バトルでのダメージ計算
- ポケモンのフォルム違いについて
- パルデア地方の歴史
- 料理や木の実の効果
- コミュニケーションの大切さ
などなど、ゲームのシステム的にも、日常生活でも役に立ちそうなお話が聞けます。
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アカデミーの授業ではテストもあり、「けいけんあめ」といった役立つアイテムも報酬としてもらえますし、先生と仲良くなるともらえるアイテムもあります。
「授業も受けよう!」と思える内容で、良かったです。
不満点
使いづらいユーザーインターフェース
- ミニマップの方角を固定できない(マップは固定できるのに)
- マップのピン留め(目的地)を一か所にしかできない
- マップの縮小表示が極端で、最縮小の状態で合わせたカーソルが拡大時に反映されない
- 図鑑は名前検索ができず使いづらい
- 手持ちやボックスのポケモンが「どのフォルムなのか」が明記されていない
- ボックス内のポケモンがすぐに表示されない
- ボックス内にソート機能がない
- ボックス内のレベル検索がない
- サンドウィッチの料理効果のソート機能などがなく、料理効果から検索ができない
などなど、UI(ユーザーインターフェース)の使いづらさは目につきました。
便利なところもたくさんあるだけに、残念な点です。
オープンワールドなので処理性能的に厳しい部分かもしれませんが、それでも「もうちょっと快適にできる工夫はできたのではないか?」と思います。
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小さいポケモンに当たっちゃう
草むらなどに生息している野生ポケモン、小さいのはとっても小さく、ポケモンライドで移動していると気づかずに当たってしまいます。
弱いので負けることはありませんが、テンポを損ないますし、同じおとしものばかり集まります。
「▼マーク」が出るなど、少しわかりやすい表示があるとよかったです。
時間や天気の変更ができない
今作には時間の流れがあり、夜にのみ登場するポケモンなどもいます。
また、特定の天気の時にしか進化しないポケモンもいます。
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プレイ状況
ソフトウェア | バイオレット → パッケージ版 スカーレット → ダウンロード版 |
プレイ時間 | それぞれ約80時間 ※記事作成時点 |
シリーズのプレイ状況(みなと) ※記事作成時点 |
ポケットモンスター 赤(ゲームボーイ) ポケットモンスター 銀(ゲームボーイカラー) |
シリーズのプレイ状況(とも) ※記事作成時点 |
Pokémon LEGENDS アルセウス(Switch) |
『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の総合評価・レビュー
オープンワールドへの挑戦は、粗もありますがかなり頑張っていると思います。
不満も多い作品ですが、それを上回る魅力に溢れる作品でした。
どのポケモンもかわいく、グラフィックも上質です。
便利な機能も多く、シリーズの進化を感じられました。
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レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |