コラム

【北海道胆振東部地震】40時間超えの停電生活を乗り越えて

2018/09/22

はじめに

2018年9月6日AM3時7分頃に起こった、「北海道胆振東部(いぶりとうぶ)地震」。
地震と同時に停電となった北海道。

私たちが住む地域は土砂災害はありませんでしたが、とても強い揺れと、長時間の停電を経験しました。

電気が復旧後、ブロガーとしてなにをするべきか考えた結果、「この地震で、私たちが実際に経験したこと、感じたこと」をまとめてみました。

この記事は、ともがお伝えします。

スポンサーリンク

記事下広告1

停電生活

突然の地震

2018年9月6日AM3時。

部屋には、夫、子どもたち(8歳、4歳、0歳7ヶ月)、私の5人がいました。

私と子ども達は、すでに就寝中。
夫は寝ずに『最悪なる災厄人間に捧ぐ』をプレイ中でした。

ちょうどいいところだったので、やめられなかったんです

そして、のちに「北海道胆振東部地震」と名付けられた地震は突然やってきました。

 

まず、私たち夫婦のケータイから緊急地震速報のアラームが鳴り響きました。
私が飛び起きたと同時に、経験したことがないほどの大きな揺れに、慌てて7ヶ月の子を抱きました。
同じく飛び起きた8歳、4歳の子どもたちと、夫が駆け付けて5人、身を寄せ合って、地震が治まるのを待ちました。

その揺れは少なくとも1分は続きました。

ようやく治まって、被害状況を確認。

まずわかったのが、停電。
その他は、フィギュアが落ちたくらいでしたので、子ども達を落ち着かせて、再び眠ることにしました。

そう、「明日には元通り」と思いながら。

 

朝起きても停電

すぐに復旧すると思っていた電気はついておらず、小学校も臨時休校。

幸いにも水道、ガスは無事でしたので、ガッカリしながらも、まずは朝ごはんを作り始めました。

まず行ったのは、鍋でご飯を炊くこと。
あとは、冷蔵庫の食材の中で傷みやすいもの(生肉や生魚)を優先的に選んで、作りました。

会社へ行く夫を見送った後は、「ヒマ」が待っていました。

録画していたテレビも観れず、ゲームもできず、パソコン作業もできず、掃除機をかけることもできず。
風が強い日でしたので、散歩もできず。
本やマンガを読むことや、子ども達と遊ぶくらいしか選択肢がありませんでした。

普段の生活でどれだけ電気に頼っていたのかを痛感しました。

拭き掃除や部屋の片付けをする、という選択肢もありましたが、気分的にできませんでした。

この日、北海道のコンビニ、セコマ(旧・セイコーマート)に行ってきました。
停電していましたが、レジが動いていることにびっくりしました。
ポイントカードも普通に使えました。

 

長い夜の始まり

停電により、会社でパソコン業務ができない夫は、いつもより早く帰宅。

夜に備えて、懐中電灯の確認や準備を行いました。
その時に作ったのがこれ。

本当はこれをやりたかったのですが・・・

うちにあった一番明るいLEDライトがこれで、形状的にペットボトル下に置けなかったんです。

しかし、この横付けランタン、かなりの明るさで、本が読めるくらいでしたよ。

さて停電1日目の夜は、かなり長く感じました。

いつもならば、深夜2時くらいまで平気で起きているのですが、眠くならないし、時計の針はなかなか進まない。
気がつけば、漫画本4冊一気読みしていました。

あまりのヒマで、外を見ると、満天の星が。
夫婦で、外へ出て、天然プラネタリウムを堪能しました。

イメージ画像

比較的星が見える場所に住んでいるのですが、今までに見たことがないくらいの星空でした。

そして「起きたら電気が復旧しているといいな」と思いながら、寝るのでした。

 

停電2日目

朝目覚めても、電気の復旧はしていませんでした。

しかし、同じ町でも電気が来ているところがあると聞きました。
病院や避難所などの公共施設から順に復旧するという話だったので、しかたがないことと思いつつも「なんでうちは来ないのか?」と思ってしまいました。

いつ復旧するかわからない不安。
冷蔵庫と冷凍庫に入っているものの腐敗への不安。
余震の不安。
土砂災害等の被害が大きかった地域への不安。

など、「不安」が自己中心的な考えにさせていくのでしょう。
通常とは違った生活で、ストレスもあったのでしょう。
そして、そのイラ立ちを他人へぶつけたくなるのでしょう。

誰が悪いわけではないのに。

そういう非常事態の時こそ、冷静に思いやりを持って、行動しなければいけないと感じました。

 

そして迎えた復旧

冷蔵庫、冷凍庫の中身もなんとか、耐えていましたが、停電から30時間を越えたあたりで、異変が。
冷蔵庫のものは常温になりつつあり、冷凍庫のものは解け始めたのです。

極力開けないようにしていたのですが、さすがに持たなくなっていました。

そして38時間経過したあたりで、冷蔵庫のものは常温、冷凍庫のものはプニプニに。

夕ご飯は、冷凍庫にあった食材を中心にしました。
粒コーンを野菜スープに入れ、ホッケを焼き、ジンギスカンを焼きました。

「これぞ北海道」な、贅沢メニューとなりました。

 

再び長い夜を覚悟していた時のこと。
ふと、まぶしい光が目に入りました。
玄関が光っているのです。

車のライトかなと思いましたが、色が車のライトと違うことに気づき、確認すると、電気が復旧したのです。

あまりに嬉しさに、「やったー」と子どものように、はしゃいでしまいました。
4歳児に「お母さん、おもしろかったよ」と言われるくらい。

その後、洗濯をしたり、お風呂(※)に入ったりといつも通りの生活を過ごし、改めて「電気はありがたい」と思うようになりました。

※灯油を使いお湯を沸かすボイラーを使用しているため、電気がないとお湯が出なかった。

 

地震・停電を経験して

停電で困ったこと

今回の停電で困ったことは、冷蔵庫と冷凍庫が動かないことでした。
食材の全てを破棄することも、覚悟したほどです。

ただわかったことは、冷凍庫にギューギューに詰め込んでいる箇所は、解けにくいということでした。
ギューギューに詰め込むことは、あまり良くないと聞きましたが、停電になったら、冷凍庫の中身をすき間なく詰め直すのがいいと思いました。

信号も停止していたので、車の運転は危険を伴いました。
大きな交差点は警察官の方が手信号で誘導していましたが、それ以外の場所は注意深く確認しながら走行。
おかまいなしに高速で走る車もいて、気が気ではありませんでした。

さらに、停電になって困ったのが、情報が得られないということでした。
どこが震源地で、どのような状況なのかが一切わからなかったのです。

ここで使ったのが、スマホや携帯電話。
それらを使い、テレビを見たり、ツイッターで情報を得たりしました。

しかし、ツイッターの情報はデマが拡散される可能性が高いので、極力、企業の公式サイトでの情報を得るようにしたいところ。
実際、今回も様々なデマが出回りました。
普段から、災害関係の情報が得られるようなユーザーをフォローしておきましょう。

また、私たちの地域は通信が使えたので助かりましたが、電池式のラジオもあると安心です。

 

▼災害関係の情報のツイッターユーザーの例

北海道電力株式会社@Official_HEPCO https://twitter.com/Official_HEPCO
東京電力ホールディングス 株式会社@OfficialTEPCO https://twitter.com/officialtepco
北陸電力株式会社@rikudenOfficial https://twitter.com/rikudenofficial
中部電力株式会社@Official_Chuden https://twitter.com/official_chuden
関西電力株式会社@KANDEN_Official https://twitter.com/kanden_official

警視庁警備部災害対策課@MPD_bousai https://twitter.com/MPD_bousai

NHK生活・防災@nhk_seikatsu https://twitter.com/nhk_seikatsu

気象庁@JMA_kishou https://twitter.com/jma_kishou

NHKニュース@nhk_news https://twitter.com/nhk_news

 

最低限、備えておくべきもの

私たちは震災に備えて、非常食や非常用ペットボトルの水を常備しています。

今回は、水道が無事でしたので、水は使用しませんでした。
また、ガスも使えたので、非常食も使いませんでした。
しかし、なにが起こるかわからないので、ある程度の量の非常食や水は買い置きしておいた方が良いと思いました。

また、懐中電灯と乾電池は必須でした。
懐中電灯の場所は決まった場所に置いてありましたし、蓄光テープを貼っていたので、見つけやすかったです。
ローソクという手も考えたのですが、「余震で倒れたら火事になる」ということを考え、使用をやめました。

ちなみに、蓄光テープは「光を溜めておくテープ」ですので、普段から日光が当たる場所じゃないと活躍できませんよ。

必要だったのは、スマホや携帯電話で使用する、モバイルバッテリー。
これがなかったので、車のバッテリーから充電しましたが、これは必須だなと感じました。

電池式の人感センサーというのも手かと思います。
人が通る度に点灯してくれるので、足元が危ない箇所に普段から置いておくとよいかもしれません。

「備蓄」については、以下のサイトがお役に立つかと思われます。

 

▼【無印良品】わたしの備え。いつものもしも。七日間を生き延びよう。

PDF形式ですが、必要な物がとてもわかりやすくまとめてあります。
また、こういう場合どうするかというライフハックも載っています。

https://www.muji.net/pdf/store/campaign/itsumo_moshimo.pdf

 

▼【東京海上日動】非常食簡易計算ツール ~ご自宅の食料は何日分?~

自宅にある非常食が何日分あるのかを計算してくれます。
多めに買ってあると思っていても、意外に足りないかもしれませんよ。

http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/world/egao/sonae/goods/count-tool.html

 

▼【防災ガール】女性のための「災害に備えておきたいものリスト」

女性だから必要なものって意外とあるものだなと感じました。
ご参考までに。

http://bosai-girl.com/2016/04/16/girlbosai/

 

まとめ

9月8日AM3時現在、私たちが住んでいる町でも、復旧していない家も多数ありますし、全道で未だ復旧していない戸数も多くあります。
そして、私たちの家が7日中に復旧したことは、幸運だと思っています。

こたびの地震で、土砂災害に遭われた方、家や道路が倒壊してしまった方、お亡くなりになったご遺族の方、ケガをされた方、皆々様に心から哀悼の意を表します。
そして、一日も早い復旧と、日常生活に戻れるよう、お祈り致しております。

また、復旧活動、救助活動等に尽力されている皆々様、ありがとうございます。
そして、震災を心配し、励ましてくださった皆々様、ありがとうございました。

[2018年9月22日追記]
スーパーには、かなり商品が置かれるようになりました。
物流が回復するまで、地震発生から7日から10日ほどかかった感じがします。

なにが起こるかわかりません。
備蓄が大事だと思います。

 

コメントはこちら

お気軽にコメントしてください!

↓当ブログに初めて来た方は、こちらがオススメ!

twitter

★下記のフォローボタンでフォローすると、「ゲーマー夫婦 みなとも」の最新の投稿がTwitterでわかります。

この記事を読んだ人は、こちらの記事も読んでいます

この記事を読んだ人は、こちらの記事も読んでいます


-コラム