評価:3
今日のレビューは、『The Suicide of Rachel Foster(ザ スーサイド オブ レイチェル・フォスター)』です。
直訳すると「レイチェル・フォスターの自殺」ですね。
不穏なタイトルから色々考えられそうですが、ジャンルとしては探索型のサスペンスアドベンチャーといったところ。
一人称視点です。
主な良かった点
- 作りこまれたホテル
- 謎が深まる物語
主な不満点
- 足が遅い
- 画面が見づらい・揺れる

プレイしたのはSwitch版です。
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目次
概要
ゲーム内容
あらすじ
主人公はニコールという女性。
10年前、家族経営のホテルで生活していましたが、父親(レナード)が不倫。
不倫相手は、ニコールと同年代の美少女・レイチェル。
不倫発覚後、レイチェルは自殺してしまいました。
このことが原因で、ニコールは母親と共にホテルを去ってしまいました。
そして10年後の現在、父も母も亡くなってしまったニコールは、廃ホテルとなった、かつての家を売るために、査定に戻りました。
そこで起こることとは・・・。
操作方法
操作方法は画像の通りです。
カメラの反転はY軸のみです。
良い点
作りこまれたホテル
今作の舞台は、山奥の廃ホテル。
グラフィックは非常に作りこまれており、オブジェクトも丁寧で高精細です。

ホテルの構造は、かなり複雑です。
粗い地図しかなく、最初は迷子になりがちでしたが、何度も歩き回るうちに構造を覚えていきました。
おそらく、そのように覚えていくのが想定なのかと思います。

なにが、いつ起こるかわからないのでドキドキしましたし、スリルがありました。
謎が深まる物語
- ホテルで何が起きたのか
- 家族に何が起きたのか
- 今、何が起きているのか
唯一通話できる、連邦緊急時管理局FEMAのアーヴィンとの会話でも背景が語られますし、徐々に紐解かれる謎は興味深いものでした。

不満点
足が遅い
ニコールは、とても足が遅いです。
一応「左スティック押し込み」で走りますが、それでも遅いです。

常に走っていてほしかったです。
画面が見づらい・揺れる
シーンにもよりますが、画面が非常に見づらいところがありました。
暗かったり狭かったりすると、かなり見づらいです。
加えて、歩いていると画面が揺れます。
一人称視点で「歩いている」という表現のために揺れているのかと思いますが、酔いやすいです。
翻訳が不十分
基本的には日本語訳されていますが、一部オブジェクトなどに書かれている英語についてはノータッチです。

また、このホテルの階層表記はイギリス式で「日本で言う1階」が、「グランドフロア」です。
「日本で言う2階」が、今作では「1stフロア(1階)」という表記になりますので、かなり混乱します。

ここ、なんとかならなかったのでしょうか?

ご注意ください。
気になった点
ネタバレになるので詳しくは言えませんが、終わり方に関しては、ちょっと好きな方向性ではなかったです。

スッキリはしませんでした。
プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロードソフト |
プレイ時間 | 約4時間 |
『The Suicide of Rachel Foster』の総合評価・レビュー
作り込まれたホテルは必見ですし、しっかりと練られた設定もよくまとまっています。
一人称のサスペンスアドベンチャーが好きならオススメです。
ただ、クリアまで約4時間。
通常価格は2,000円超え。
ゲームの満足度から見ても、ちょっと割高です。

レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |
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