評価:4.5
今日のレビューは、『Sayonara Wild Hearts(さよならワイルドハーツ)』。
スウェーデンの開発社が贈る、エレクトロポップで彩られたアクションゲームです。
日本のサブカルチャーの影響を強く受けた作品みたいです。
主な良かった点
- 最高のサウンド
- バリエーション豊かなステージの数々
主な不満点
- 酔いやすい
- ストーリーがよく分からない
プレイしたのはSwitch版です。
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目次
概要
ゲーム内容
『Sayonara Wild Hearts(さよならワイルドハーツ)』は、ステージ選択型のアーケードタイプのアクションゲームです。
この曲好きだなぁ。
とっても。(みなと) #NintendoSwitch pic.twitter.com/pVNkbA0O2F— ゲーマー夫婦 みなとも (@gamelovebirds) January 18, 2021
基本的には、画面の奥に向かって自動スクロールし、スティック移動で障害物をよけたり、ハート(スコアになる)を取ったりして進行します。
シーンによっては、タイミングよくボタンを押すことで進行するところもあります(QTE)。
リズムに合わせるとスコアが上がるところもありますが。
障害物に当たったり、QTEに失敗すると、少し手前から再開します。
何度も失敗すると、ステージではなく、その場所だけを飛ばして進行することも可能です。
ランク
ステージ中に獲得したハートや、タイミングよく成功したQTEなどで、そのステージのランクが決まります。
ランクは、
- ゴールドランク
- シルバーランク
- ブロンズランク
- ランクなし
の4つ。
全て「ゴールド」にすることで解放されるモードもあります。
星座の謎
ステージ攻略中に特定の条件を満たすと獲得できる、「星座の謎」というやり込み要素があります。
獲得方法やステージは明記されていません。
ヒントをたよりに挑戦してみましょう。
良い点
最高のサウンド
ジャンル名を「ポップアルバムビデオゲーム」と掲げるだけあり、非常に魅力的な楽曲がそろっています。
例えば・・・。(音量にご注意ください)
ほれます!
バリエーション豊かなステージの数々
できれば初見プレイ時の驚きを味わっていただきたいので詳細は書きませんが・・・。
とにかくステージそれぞれのアイデアが豊富!
と、プレイ中何度言ったことか。
最後まで驚きと感動と感心を味わうことができました。
ゲームとしての長さはかなり短いですが、非常に濃密なゲーム体験でした。
とっつきやすい
PVやストアの解説を見ても、いまいちどんなゲームか伝わりづらい作品ですが・・・。
実際プレイしてみると、「自動スクロール中に主人公を動かしたり、ボタン押したりするゲーム」でした。
ゲームシステム的には、単純でわかりやすいです。
プレイ失敗時の配慮も行きとどいていますし、ポップな楽曲も相まってゲーム初心者でも十分楽しめる作品だと感じました。
不満点
酔いやすい
人にもよりますし、ステージにもよりますが、今作は酔いやすいゲームだと思います。
参考にこちらの動画をご覧ください。
このステージが一番酔うかなー。
(みなと) #NintendoSwitch pic.twitter.com/8GitsAtNjT— ゲーマー夫婦 みなとも (@gamelovebirds) January 21, 2021
こっちは、妻が酔ったステージ。
(みなと) #NintendoSwitch pic.twitter.com/4hs7rgtb2M— ゲーマー夫婦 みなとも (@gamelovebirds) January 21, 2021
夫婦それぞれで酔った(酔いそうになった)ステージです。
これらのステージで平気なら、今作は問題なくプレイできると思います。
ストーリーがよく分からない
ストーリーの語り方が詩的で、作品の雰囲気には合っていますが、正直何を言っているのかよく分からなかったです。
むしろストアページの解説を改めて読んだ方が、ストーリーは理解できます。
恋に破れ傷付いた少女の心がバラバラに砕けた瞬間、世界のバランスが崩壊する…。夢の中に現れたダイヤモンドの蝶が、少女を空のハイウェイへと誘う…そして少女はこの場所で、自分には覆面ライダー「ザ・フール」という別の顔があることを知る。
マイニンテンドーストアより引用
ストーリーを理解しなくても楽しめる作品なので、あまり気にする必要もない気がしますが。
プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロード |
プレイ時間 | 約3時間 |
所持しているサウンドトラック | Sayonara Wild Hearts(Amazonリンク) |
『Sayonara Wild Hearts(さよならワイルドハーツ)』の総合評価・レビュー
通しで最初から最後までプレイして、1時間くらい。
とっても短いですが、その多様なアイデアと最高の楽曲で、非常に濃密な作品だと感じました。
本当にネックは「酔うこと」くらいなので、酔う心配のない人には、ぜひプレイしてほしい作品です!
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |
妻からもちょっと言わせてもらいます
PS4版で発売された当初、当ブログ記事「新作ゲーム談議」で、この作品を取り扱いました。
その後、周りの評判も良く、いつかプレイしてみたいと思っていました。
しかし、実際にプレイしてみると、酔う・・・。
カメラワークが上下左右、緩急もあり、酔うというより、めまいに近い感覚を覚えました。
夫・みなとがプレイしているのを見ているだけでもアウト。
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