2017年12月1日に発売された、Nintendo Switch用RPG『ゼノブレイド2』。
今回は、今作の特徴的なシステムのひとつ「ブレイドシステム」について、解説いたします。
主人公・レックスたち前線で戦う「ドライバー」をサポートする「ブレイド」。
今作における「ブレイド」とは、どういった存在なのか。
「ブレイド」のカスタマイズや、同調、派遣についても触れています。
もちろん、本編中にも十分な解説がありますが、おさらいのつもりでご覧ください。
ちなみに、「ブレイドシステム」が利用できるのは「第二話」からです。
スポンサーリンク
目次
ブレイドの基礎知識
ブレイドとは
「ブレイド」の本体は、「コアクリスタル」と呼ばれる宝石に似た素子。
ロード画面の右下で光っている、立方体の結晶みたいなやつです。
これに適性がある者が触れると、同調し、意志を持つ実体として出現します。
それが、「ブレイド」。
適正者のことを「ドライバー」と呼びます。
適性がない人が触れると・・・それは本編でご確認を。
「ブレイド」の多くは人型ですが、獣や鳥など、コアクリスタルによって様々な姿があるようです。
そして、「ブレイド」が作りだす武器や、「ブレイド」の属性も、「ブレイド」によって様々。
「ドライバー」は、「ブレイド」が作りだした武器を使い、戦います。
「ドライバー」と「ブレイド」は、相互に影響しあう重要な存在なのです。
ブレイドの役割
戦闘時、常に1人の「ブレイド」が、同調者の「ドライバー」に寄り添うように戦います。
基本的には、戦う「ドライバー」のサポートをします。
「ブレイド」の彼らにHP等はありません。
「ドライバー」が倒れると、その「ブレイド」も行動不能になります。
「ドライバー」と「ブレイド」は光の線で結ばれた状態で戦います。
これは「キズナ」といい、2人が近ければ近いほど結びつきが強くなり、強力な技を使えるようになります。
離れすぎると、「キズナ」の恩恵を受けられません。
「ブレイド」を複数連れている場合は、対応するボタンで「ブレイド」を切り換えることができます。
ただし、共闘する(エンゲージできる)「ブレイド」は3人までです。
序盤は2人までで、「第四話」以降3人になります。
バトルについて、詳しくはこちらの記事で
-
ゼノブレイド2 (Xenoblade2) バトルシステム 解説・攻略のコツ
『ゼノブレイド2』の戦闘システムの解説をいたします。バトルの基本や、特に重要な「コンボ」を中心にまとめました。一見複雑な今作のバトル。でも、基本的な立ち回りを理解すると、意外と簡単に爽快でド派手なバトルを楽しめるのです。
また、採取や宝箱の解錠など、戦闘以外の面でも「フィールドスキル」というスキルで活躍します。
複数のスキルや、高レベルのスキルを要求された場合、パーティーが今エンゲージしている「ブレイド」全員のスキルが適用されます。
エンゲージしていない「ブレイド」の分のスキルは適用されません。
例えば、「土属性の力 Lv3」を要求された場合、パーティに「土属性の力 LV1」を持つ「ブレイド」が3人いれば、達成可能なのです。
ブレイドの種類
- エピックブレイド
ビャッコなど、メインキャラクターの固有の「ブレイド」や、物語上重要な立ち位置にいる「ブレイド」。
特別なコアクリスタルで同調できるものもいる。 - コモンブレイド
通常の同調で出現する「ブレイド」。
黒鋼のような体で、男性型・女性型・獣型などの種類がある。
口調・武器種・属性・スキルなど、さまざまな組み合わせがある。 - レアブレイド
通常の同調で、まれに出現する「ブレイド」。
特別な姿で・特別な声優がつき、エピックブレイドと同等の能力を持つ。
レアブレイド固有のクエストも存在する。
ブレイドのロール
「ブレイド」には「ロール」という役割があります。
攻撃・回復・防御の3種類です。
「ドライバー」は、エンゲージしている「ブレイド」が持つ「ロール」の組み合わせにより「クラス」が変化します。
「クラス」によってステータスに補正がかかるので、組み合わせを試してみましょう。
ブレイドのカスタマイズ
コアチップ
「ブレイド」にコアチップを与え、武器を変化させます。
武器によりますが、武器の見た目も変化します。
与えたコアチップは、戻ってきません。
ですが、攻撃力が劇的に変化するので、積極的に付けましょう。
特に、同調したての「ブレイド」は、コアチップも初期装備です。
バトルに連れていく予定なら、手ごろな店に寄り、良いのを買っておきましょう。
キズナリング
「ドライバー」との経験を通じて、能力やフィールドスキルがレベルアップしていきます。
それぞれの玉は「キズナギフト」といい、カーソルを合わせると取得条件が表示されます。
この取得条件はブレイドによって異なり、特定のキズナトークやクエストをこなす必要があるものも多いので、新たなブレイドをパーティーに加える際は、一度しっかり確認しましょう。
獲得可能な状態になると、画面右下でポップアップし知らせてくれますが、その後、上の画像の画面にしなければ獲得したことにならないので、注意しましょう。
なお、内側の物から外側へ隣り合うキズナギフトは、内側の物を先に取得する必要があります。
アシストコア装備
錬成済みのアシストコアを装備します。
アシストコアは、未錬成のものが大量に手に入りますが、店でアイテムを使って錬成しなくては使えません。
ハナライズ
人工ブレイド「ハナ」をカスタマイズする項目。
様々なパーツを付けて、能力を変化させます。
攻撃属性や、ロールを変えることも可能です。
ハナライズで使用するパーツやエーテル結晶は、トラの家にある『TIGER! TIGER!』というミニゲームで獲得します。
『TIGER! TIGER!』に関する記事はこちら
-
TIGER! TIGER! ゲーム内容解説・攻略のコツ【ゼノブレイド2】
『ゼノブレイド2』内のミニゲーム、『TIGER! TIGER!(タイガー! タイガー!)』の解説をいたします。「STAGE1」での、各アイテムの効果・各敵の攻略法や、ちょっとしたアドバイスも書きました。参考にしてください。
パーツ作成・結晶化
人工ブレイド「ハナ」用のカスタマイズパーツを、エーテル結晶を使って作成します。
ただし、作成には「技術書」が必要とのこと。
ブレイド管理
「メニュー」→「ブレイド管理」で、ブレイドに関する情報を見ることができます。
ブレイド一覧
現在同調済みのブレイドを、全て確認できます。
カーソルを合わせて「Lボタン」や「Rボタン」で、その「ブレイド」の細かい能力を確認しましょう。
ブレイド同調
「ブレイド」は、「コアクリスタル」に触れることで増やすことができます。
これを「同調」といい、基本的にはこの方法で増やすことになります。
同調する時はオートセーブです。
結果が気に入らなくても、やり直すことはできません。
コアクリスタルには種類が存在します。
希少なものほど、レアブレイドが誕生する確率が高くなります。
とはいえ、「コモン・コアクリスタル」でもレアブレイドが出る場合もありますし、「レア・コアクリスタル」でコモンブレイドが出ることもあります。
レアブレイドが出現する確率は、ドライバーの「運」や「イデア」が関係しているようです。
「イデア」は、「ブレイド」を育てれば育てるほど増加します。
ブースターというアイテムを使い、同調する際、一時的に「イデア」を底上げすることも可能です。
ブースター所持数のMAXはそれぞれ「5」と少ないので、積極的に使っても良いと思います。
ブレイド図鑑
仲間になったことのある、エピックブレイドとレアブレイドの一覧です。
コモンブレイドは含まれません。
このように、担当した声優さんやイラストレーターも確認できます。
ホムラちゃんは、CV・下地紫野さん、イラストレーター・齋藤将嗣さんですね。
ボイスを再生することもできます。
このように、拡大も可能です。
可愛いですねぇ。
傭兵団
「第四話」以降、傭兵団のメニューが解禁されます。
傭兵団は、余っている「ブレイド」を遠征させ、報酬を得たり育成したりできるシステムです。
『アサシンクリード ブラザーフッド』の、「アサシンの弟子」みたいなものです。
「ブレイド同調」でたくさん生まれたコモンブレイドは、この傭兵団で活躍します!
むしろ、「傭兵団向きのスキル」を所持しているコモンブレイドも多いので、積極的に活用しましょう。
任務達成の流れ
「メニュー」→「傭兵団」で、まずは派遣する地域を選びます。
次に、任務を選択し派遣する「ブレイド」を選びます。
右にある「任務条件」は、その任務に必須の人材です。
その下の「推奨フィールドスキル」を所持している「ブレイド」がいると、達成時間が短くなります。
最後に、派遣する部隊のリーダーを決め、送り出します。
任務によっては、1時間くらいかかるものもあります。
任務達成すると、報酬や「傭兵団ポイント」を得るほか、参加した「ブレイド」の信頼度が上がります。
「傭兵団ポイント」が一定数貯まると、昇格イベントを受けられるようになります。
見事クリアすれば、傭兵団のレベルが上がります。
傭兵団のレベルが上がると、コモンブレイドの同調数が増えたり、同時に送り出せる部隊の数が増えたりします。
依頼の増やし方
傭兵団への依頼は、勝手に増えていきません。
いくつか依頼の増やし方があるので、紹介します。
- 地域の発展レベルを上げる
それぞれの地域で買い物をしたりした「発展レベル」を上げると、その地域からの依頼が増えます。 - 傭兵団のレベルを上げる
傭兵団ポイントを貯め、昇格イベントをクリアし、傭兵団のレベルを上げることで依頼が増えます。 - クエストを受ける
クエストによっては、解決法の1つとして傭兵団を利用できるものがあります。
そういったクエストを受けた時に、依頼として増えます。 - 各地で話を聞く
各地域・各町に出て、困っている人を見つけましょう。
頭上に特殊なアイコンが出ているので、見つけやすいです。
まとめ
いかがでしたか?
今作の特徴的なシステムのひとつ「ブレイドシステム」について、できる限りの解説をいたしました。
本編中にも説明はありますし、充分理解している人も多いと思います。
俺も把握していない要素がまだありそうですし、この記事も今後さらに、改良しながら更新したいと思います。
バトルにおいても、探索においても重要な存在の「ブレイド」。
ガチャ風の要素や、イラストレーター等でも話題になった「ブレイド」。
物語的にも、なくてはならない「ブレイド」。
この記事が、ブレイドシステムを理解する助けになれば、幸いです。