今日のレビューは、3DS『カルドセプト リボルト』。
ボードゲームとカードゲームが融合した、戦略性の高い作品です。
『カルドセプト』シリーズは9作(バージョン違い含む)出ていて、『リボルト』は現時点(20年6月現在)での最新作になります。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_60,h_100/https://gamelovebirds-minatomo.link/wp-content/uploads/2017/07/minato-e1583517125541.png)
ネット対戦機能もありますが、ネット対戦は未プレイです。
それでは、感想・レビューいってみます。
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目次
概要
ゲーム内容
詳しいゲーム内容は、『カルドセプト リボルト』公式サイトを見ていただきたいです。
驚くほど詳しく解説されていますし、なんと今作に関しては2度も単独ダイレクトを放送しています。
ダイレクトの内容も上記サイトで確認できます。
新カードや新ルールも、余すことなく説明されています。
ストーリー終盤で初めて登場するシステムにも触れています。
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ここまで充実した公式サイトも珍しいです。
すごーくざっくり今作の流れを解説しますと・・・。
step
1ブックを構成する
「クリーチャー」「アイテム」「スペル」のカードから成る50枚1セットのデッキ(ブック)を作ります。
カードはゲームを進めていくと入手しますし、カードショップで手に入れることもできます。
step
2クエストを選ぶ
クエストごとに「ソロ」や「タッグ」などルールに変化があります。
クエストでは、必ず主人公からスタートします。
step
3バトル
ステージは周回するタイプのボードゲーム型。
サイコロを振って、出た目だけ進み、止まったマスが空き地なら手持ちの「クリーチャー」を配置できます。
止まったマスに敵の「クリーチャー」がいたら、倒して奪うか通行料(魔力)を支払います。
「アイテム」で「クリーチャー」を強化したり、「スペル」でサイコロやマスを操作したりして周回します。
最終的に「目標魔力」に早く到達し、「ゲート」のマスに止まった人が勝利です。
step
4バトルに勝利すると・・・
次のクエストが解放されるほか、同じマップを使ったサブクエストも増えます。
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まぁ細かいところは割愛して書きましたが、大体そんな流れです。
ちなみに、主人公の名前は変更可能。
オートセーブです。
良い点
スピーディーで戦略的なバトル
『カルドセプト』シリーズは、これまで2作(PS版・3DS版)プレイしたことがありますが、これまでよりゲーム展開が早く感じました。
1vs1なら、かなりパッパとバトルが進みます。
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ターンごとに魔力が回復するため、「何もできない」という状態になりづらく、逆転自体も狙いやすくなりました。
それは敵側も同様で、大差をつけて余裕かと思いきや、大逆転されて負けたことも多いです。
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サイコロの運と、運をねじ伏せる戦略とが、うまい具合に絡み合ったバランスだと思います。
NPC 相手でも気を抜けず何度も負けましたが、楽しかったです。
今作では、バトル後の成績画面のみスクリーンショットを撮れます。
↑の赤いグラフがみなとの成績ですが、戦局が目まぐるしく変わったのが分かると思います。
大ボリューム
メインのストーリークエストと、サブクエストを全てクリアし、約60時間。
「これでもか」「これでもか」と新しいストーリー展開と新キャラ、新カード、新ルールが飛び出し、最後まで飽きさせない構成でした。
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さらに、「チャレンジクエスト」という自分の実力に挑戦という感じのクエストも多数用意されています。
ネット対戦やローカル通信対戦もできますし、遊ぼうと思えばいくらでも遊べます。
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キャラクターデザインが良い
キャラクターデザインは、西村キヌさん。
女性キャラは色っぽく、男性キャラはカッコよく、それでいて「意思の強さ」を感じる画風です。
どのキャラも特徴的で、好みでした。
楽曲が良い
クリアしてからスタッフロールで知りましたが、作曲は『サガ』シリーズでおなじみの伊藤賢治さん。
時に勇ましく、時にコミカルな楽曲は、良曲ぞろいでした。
不満点
サブクエスト
メインクエストはストーリー展開も良く、意外性もあり楽しめました。
しかし、サブクエストは好きになれませんでした。
多くの場合「メインクエストで戦った相手と、何らかの事情で再戦」という流れになるのですが、その持っていき方が強引。
場合によっては「味方キャラが逆上して、主人公が止めに入る」という展開も。
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そこまでして無理にサブクエストを作らなくても。
という気分になりました。
まぁ「サブクエスト」なので、無理にプレイする必要もないとは思いますが。
記憶力勝負
『カルドセプト』は、カードゲームとしては珍しく、相手の手札を見ることができます。
相手の行動中の一瞬で見ることができますし、下画面で相手の名前をタッチしている間も見れます。(「密命」のカードは見れない)
ただし、確認できるのは「名前」と「種類」。
つまり、そのカードの効果は覚えていないと厳しい。
NPC は当然カードの効果まで分かったうえで行動するでしょうし、フェアじゃない気がします。
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手札が見れるなら見れるで、ちゃんと効果まで確認したいです。
ブリードカードの絵柄
今作の新システム「ブリードカード」。
パーツを与えて能力を増やし、自分好みのカードに育てるシステムです。
このシステム自体は、とても好きです。
自分のブックに合った理想のカードに仕上げることができますし、戦略通りハマれば感動します。
ただちょっと不満なのは、ドラゴンにしかならないところ。
成長すれば絵柄が変わりますし、属性を与えれば色だって変わります。
でも、ドラゴン。
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まぁ万能な種族なんでしょうけど、せっかく自由度の高いシステムなので、別の種族の絵柄にも変更できれば良かったです。
プレイ状況
ソフトウェア | パッケージ版 |
プレイ時間 | 約60時間 |
シリーズのプレイ状況(みなと) ※記事作成時点 |
カルドセプト エキスパンション(PS) カルドセプト(3DS) |
総評
歴史のあるシリーズ作品ですが、新しいシステムや要素を取り入れて進化をやめない姿勢はスゴイと思いました。
戦略性の高さも良かったですし、ブック構成の自由度、一発逆転の緊張感も、大変楽しかったです。
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ちなみに、「ケルピー」を中心にしたイヤらしいブックがメインでした。
対人戦で使ったら嫌われそう・・・。
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |
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