評価:4.5
フライハイワークス×スキップモアの、アーケードライクなアクションゲーム『神巫女 -カミコ-』。
和(神道)をモチーフにした、独特なテイストの インディーズ ゲームです。
Switch版の感想・レビューをします。
スポンサーリンク
目次
概要
ゲーム内容
今作は、「ステージをクリアしてボスを倒す」を繰り返すアーケードタイプのアクションゲームです。
主人公選択
最初に3人の主人公から1人を選択し、ゲームを始めます。
それぞれ進行度が別にセーブされます。
3人はそれぞれ三種の神器を授かり、それを用いて戦います。
ヤマト | クサナギノツルギ(草薙剣) | 剣による素早い近距離攻撃 |
ウズメ | ヤサカニノマガタマ(八尺瓊勾玉) | 矢じりに勾玉 遠距離攻撃 |
ヒノメ | ヤタノカガミ(八咫鏡) | 鏡をブーメランのように飛ばし、短刀で近距離にも対応 |
ゲーム内のヘルプで、それぞれどのような人物なのか、わかります。
基本的なこと
▼操作方法
ダッシュを使わないとクリアできないところもあるので、お忘れなく。
宝箱から入手したカギを持つと、ダッシュはできなくなります。
敵に当たったり攻撃をするとカギを失います。
宝箱に戻れば、カギは復活しています。
▼画面の見方
草や壺を壊すと、体力回復アイテムが出現する場合があります。
入手しなくても消えないので、体力が減った時に拾うようにしましょう。
SP
基本的には、敵を連続で倒すことでSPが溜まります。
ザコ敵は、時間をおいて無限にわきます。
SPは「スペシャルアタック」の使用に使えますが、宝箱や扉の開放、幽現の門の開放などにも使用します。
ステータス強化
ステージ内には、体力やSPの上限を強化するアイテムが存在します。
比較的わかりづらい場所の宝箱に入っているので、よく探してみましょう。
ボス戦前も、入手できます。
シークレット
各ステージには、1つずつシークレットアイテムが隠されています。
柱などを調べることで入手できます。
タイムアタック
今作はクリアタイムが記録されます。
良いタイムでエンディングを迎えると、タイムにトロフィーが付きます。
良い点
サクッと楽しめる
非常にスピーディーで、サクッと楽しめました。
慣れれば1周40分ほどでクリアできます。
「アクションゲーム」とされていますが、スイッチ操作やカギ探し等もあり、『ゼルダの伝説』などの「アクションアドベンチャー」に近いゲームだと感じました。
カギを持つと、カギ穴までノーダメージで行かねばなりません。
無双するだけではない緊張感も得られ、メリハリの利いたシステムだと思います。
さわやかなドット絵
低ビットのゲームですが、ドット絵はとてもこだわって作られています。
遺跡の崩れた感じや、水の反射、光の加減など、丁寧で美しいです。
配色も明るく、非常にさわやかだと感じました。
ピコピコ和サウンド
低ビットゲームらしく、ファミコンチックなピコピコ音でBGMが作られています。
ゲームの雰囲気に合わせ、とても「和」のテイストが活きたサウンドで、心地良かったです。
不満点
強制戦闘の再戦
今作は、ザコ敵は無限にわきます。
SPを使いきってしまうとクリアできない仕様なので仕方ありませんが・・・。
個人的に気になったのは、強制戦闘でのザコ戦。
場面は限られますが、特定のエリアに入ると柵が出現し、中の敵を全滅させないといけない時があります。
そういう戦闘もあっていいのですが、今作の場合そのエリアに入るたびに同様の戦闘が開始されてしまいます。
せっかくスピーディーなゲームなのに、著しくテンポを阻害してしまいます。
タイムアタック的にも良くありません。
ストーリー・キャラクター描写は薄味
ストーリーやキャラクター描写は、かなり薄かったです。
サクッと楽しめるアーケードタイプのゲームなので、一概に悪いとは言えませんが。
主人公たちの簡単な人物説明は、ヘルプにあります。
ですが、ゲーム中は無言なので今ひとつ魅力を感じづらいところです。
プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロード |
プレイ時間 | 3時間 |
総評
シークレットコンプを含む、完全クリアまで3時間ほど。
ボリュームはありませんが、500円なら十分すぎるクオリティです。
可愛らしく爽やかなドット絵と、心地良いサウンド。
ちょっとした探索要素や、タイムアタックも楽しめます。
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |