評価:2
今回レビューするのは、『リトルインフェルノ』。
『グーの惑星』や『セブンビリオン ヒューマンズ』を制作した「Tomorrow Corporation」の作品です。
2015年にWiiU版が発売され、2017年にNintendo Switch版が発売されました。
独特の雰囲気の暖炉ゲームの感想・レビュー、いってみます。
スポンサーリンク
目次
概要
ゲーム内容
『リトルインフェルノ』は、暖炉にアイテムを入れ、燃やすゲームです。
もうちょっと詳しく説明します。
カタログ
カタログでアイテムを注文すると、アイテムが届きます。
届いたアイテムを、どんどん暖炉に入れていきます。
アイテムが燃え尽きると、コイン(トゥモローコイン)がもらえます。
アイテムの購入額より少し多めにもらえます。
アイテムを燃やした際、トゥモロースタンプが時々手に入ります。
トゥモロースタンプは、アイテムが届く時間を短縮できます。
コンボ
特定の組み合わせのアイテムを一緒に燃やすとコンボになり、多めにトゥモロースタンプがもらえます。
コンボ達成になるのは、初回のみです。
一定数のコンボを発見することが、カタログ購入の条件にもなっています。
郵便受け
アイテム(手紙含む)を保持できるところは「郵便受け」という名前で、その数は限られています。
郵便受けの右の「+」をタッチすることで、郵便受けをアップグレードできます。
アップグレードには多額のコインが必要です。
最大7個まで受け取れるようになります。
2人プレイ
今作はおすそわけプレイが可能です。
1人プレイの場合はタッチパネルで操作ができますが、2人プレイの場合はJoy-Conをポインターのようにして使います。
テーブルモードか、テレビ画面でプレイしましょう。
1人プレイでもポインター操作は可能です。
良い点
じっくり火を見つめていられる
暖炉の火はエフェクトにこだわっており、かなりリアルです。
あまり長くは燃えてくれませんが、その炎のゆらめきを見つめるのもオツなものです。
現実では、暖炉がある家庭は多くないと思いますし、好きになんでも燃やしていいわけではないでしょう。
このゲームの中では、いくら燃やしても許されます。
コンボを探すのが楽しい
今作最大の楽しみ。
というか「ゲーム」として成り立っている部分は「コンボ探し」かと思います。
コンボリストには、コンボ名のみが記載されています。
その名前をヒントにコンボを探します。
狙い通り発見できるとうれしいですし、偶然発見できたときのよろこびは、なかなかのものです。
1つ1つのアイテムへのこだわり
多くのアイテムが登場しますが、アイテム1つ1つをこだわって作っており、燃やした時の様子はどれも違います。
アイテムは暖炉に入れてからも動かすことができ、その燃え方や動きも楽しみました。
不満点
かなり奇抜なデザイン
今作に登場するアイテムもキャラクターも、かなり奇抜なデザインです。
これは相当、人を選びます。
虫とかが嫌いだと厳しいかも。
エンディングが長い
一定の条件を満たすとエンディングイベントに入りますが、これが妙に長い。
最初はその展開におどろきますが、
コンボ探しに戻りたいんだけど。
と思ってしまいました。
プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロード |
プレイ時間 | 約3時間 |
総評
ひたすら物を燃やし続けるゲーム
奇抜なデザインとゲームシステムで、独特な雰囲気を持つ作品です。
かなり「病んだ」ビジュアルと内容なので、誰にでもオススメできるものではありません。
しかし、
時間も目的も忘れて、ただただ燃やして暖炉の火を見つめ続けることで、むしろ社会の喧騒から逸脱して癒されることもあるかもしれない。
なんて印象も受けました。
興味があれば、手にとってみては?
ちなみに「インフェルノ」は「地獄」。
「火」に関連する「地獄のような場所」の意味もあります。
それは暖炉の中を指すのか、それとも?
考察がはかどる作品かもしれません。
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |
-
【毎月更新】2024年の「フリープレイ」まとめ【PS Plus】
2024年に配信のPS+「フリープレイ」タイトルを紹介します。毎月更新し資料記事にしていきます。