フライハイワークスが ローカライズ したゴルフRPG『ゴルフストーリー』をクリアしましたので、レビューいきます。
『ゴルフストーリー』は、オーストラリアの制作会社「Sidebar Games」が開発したゲームです。 プロゴルファーを目指す主人公を操作し、さまざまなコースに挑戦し、多くのイベントをこなし、たくさんの人物と出会う。 ゴルフを通じて成長する主人公と、ちょっとおかしな物語を体験できます。
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目次
概要
ゲーム内容
主なゲーム内容は、こちらをご覧ください。
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ゴルフストーリー(GOLF STORY) ゲーム内容解説
Nintendo Switchで、手軽にインディーズ!ゴルフ×RPGで、一体どんなゲームが生まれるでしょう。丁寧なドット絵と、ローカライズに脱帽です。
良い点
ゴルフなのにRPG
今作は、「ゴルフRPG」。 普通のRPGで言う「バトル」は、今作では「ゴルフ」。 様々な依頼や問題を、ゴルフで解決してしまうのは、もうコンセプトの勝利ですね。 斬新で、おもしろいです。
屋外ならどこでも「Yボタン」でボールを置き、ゴルフを始めてしまうのもおもしろいです。 打った球でスイッチを押したり、仕掛けを作動させるパターンもあり、「探索の楽しさ」もあります。
アイデアだらけ いろんなシチュエーションでゴルフ
「ゴルフRPG」ってどんなものか見当もつきませんでしたが、プレイしてみてビックリ。
- ゴルフで鳥に卵を返す
- ゴルフでワニにエサをあげる
- ゴルフでゾンビを撃退
- ゴルフで魔法使いと戦う
などなど、とんでもない展開と、とんでもないシチュエーションの連続。 ゴルフコースも個性豊かで飽きさせませんし、新しいグラブやスキルを獲得するパワーアップ要素もあります。
楽しいアイデアが盛りだくさんでした。
ゴルフ以外のイベントも
今作では、ゴルフ以外のイベントもたくさん用意されていました。
- 亀を助けたり
- 宝探しをしたり
- 探偵のようなイベントも
探検や探索をして、いろいろな人の話を聞き、それらのイベントをこなすのが楽しかったです。 中には面倒な必須イベントもありましたが。
箱や鉢植えにお金が隠されていることもあり、探す楽しみもありました。
ローカライズが、本当にスゴイ
フライハイワークスが ローカライズ した今作。 プレイすればするほど、その翻訳のスゴさがわかります。
ストーリーでは、様々な人に出会います。 調べられるオブジェクトも、無数にあります。
会話内容も膨大ですし、ボールがぶつかった時のセリフなんかも、それぞれ設定されています。
主人公の自宅にあるテレビは、調べる度に別のシーンのセリフが流れます。
フライハイワークスは、今作のローカライズにとても苦戦したそうですが・・・。
という感じです。 セリフによっては、大きさや色、吹き出しの傾き方まで違い、臨場感があります。
膨大なセリフ量に、一風変わった言い回し。 いったいどれだけの時間がかかったのでしょう? ただただ、スゴいです。
看板
各所にある看板は、調べずとも近くを通るだけで書いてある内容が表示されます。
これ、地味にうれしい機能です。
丁寧なドット絵 コミカルな作風
これまで貼っていた画像を見ていただければ、大体分かると思いますが・・・、今作のビジュアルは、ドット絵。 数多くのオブジェクトや人物が、とても丁寧に描写されています。
その動きや描き方も、とてもコミカルで可愛らしく、非常に好印象です。
サクサク小気味良い
起動時以外、時にロード時間はありません。
ゴルフもそこまで難しい部分はなく、進行はサクサクです。 他のゴルフゲームほど、細かい操作が必要にはなりません。 比較的簡単にホールインワンを出すこともできました。
「ゴルフゲームが苦手」という人でも、そこまで苦戦せずにプレイできると思います。
不満点
ゴルフ以外のミニゲームが余計
今作では、寄り道的なイベントや、メインストーリーに必須のイベントを問わず、ゴルフ以外のミニゲームを遊ぶことがあります。
- フリスビーを投げる「ディスクゴルフ」
- 低ビットゴルフゲームの「GALF」
- 「ドローン」
- 「ミニカー」
- 「ミニゴルフ」
などなど。 プレイして楽しいものもありますが、操作性が悪くイライラしてしまうものも。
特に「ディスクゴルフ」「GALF」「ドローン」は異様に難しく、大変でした。 「ディスクゴルフ」はメインストーリー進行に必須ですので無視もできません。
「GALF」以外のミニゲームは、クリアしたら再プレイできない点もマイナス。
ちなみにドローンは、「Bボタン」を押し続けることで飛行します。 ボールを落とすのは「Aボタン」と表記されますが、「Bボタン」を押し続けながら「Aボタン」を押すのは難しいです。 「Rボタン」でもボールを落とせますので、参考にしてください。
着陸は、風の向きに気をつけながら「Bボタン」をゆるめに連打すると安全に下りられます。
ホール全体を俯瞰できない
ゴルフでラウンドをプレイする際、右スティックでカメラ操作ができますが、見れる範囲は狭いです。 ホール全体を俯瞰することもできませんので、どういう手順で打とうか作戦が立てられません。
打ってみて、跳ねて、飛んでいった先が池。なんてことも。
カメラは自由に操作したかったです。
文字が小さい
全体的に、文字は小さめだと感じました。
セリフによっては、さらに小さい文字で表示されることもあり、読みづらい部分がありました。
操作説明が不十分
「-ボタン」を押せば操作説明は表示されますが、そもそも「-ボタン」を押せばいいことを教えてくれません。
その他の、ショットの仕方や特殊な打ち方(スピンなど)も、ろくに解説がないものもあります。 まぁ、いろいろ試しながらプレイすれば分かってくるけども。
プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロード |
プレイ時間 | 25時間 |
総評
たくさんの仕掛けや遊びが用意された今作。 驚きのアイデアや丁寧なローカライズが光る逸品です。
ゴルフのルールや、ゴルフゲームに疎くても問題なく楽しめますし、ドット絵も一見の価値アリ。
不満な点もありますが、プレイして損はないでしょう。
1,500円は、安すぎるくらいですね。
おお、ラッキーなバウンド #ゴルフストーリー #フライハイワークス #NintendoSwitch pic.twitter.com/hk8tJm42ge
— ゲーマー夫婦 みなとも (@gamelovebirds) 2018年4月7日
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |
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ゴルフストーリー(GOLF STORY) ゲーム内容解説
Nintendo Switchで、手軽にインディーズ!ゴルフ×RPGで、一体どんなゲームが生まれるでしょう。丁寧なドット絵と、ローカライズに脱帽です。