北極圏に住むアラスカ先住民「イヌピアット」の人々の間で、語り継がれる物語をゲーム化。
美しくも寒いアラスカを舞台に、女の子ヌナとキツネ(ホッキョクギツネ)が冒険に出ます。

2014年12月に配信され、2015年4月にフリープレイとして配信されました。
しかし2019年2月現在、販売が終了しています。
ただ「Xbox One」や「Steam」だと今でも購入できます。
また、DLCコンテンツも存在しますが、PS4の国内版は未配信なので、未プレイです。
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目次
概要
「↓」をクリックすると展開します。
ゲーム内容
基本情報
横スクロールアクションゲームです。
1人プレイの場合、ヌナとキツネを切り換えて操作します。
操作していない方は NPC となり、基本的には自動で動いてくれます。
2人プレイが可能
コントローラーが2つある場合、1人はヌナ、1人はキツネとして協力プレイができます。
2人プレイの方が難易度が下がると思います。
精霊
冒険の手助けをしてくれる精霊。
その精霊を操ることができるのはキツネ。
キツネが近づくことで精霊が現れたり、キツネが移動することで精霊も動いたりします。
文化的背景情報
所々にいるフクロウに近づくと、「イヌピアット」の人々のインタビューが解禁になります。
情報は全部で24個。
どの情報も1分ほどで見られます。
良い点
リトライしやすい
ヌナまたはキツネが死ぬと、リトライになります。
しかし、このリトライが早く、リトライ場所も手前なので、プレイしやすいです。
文化的背景情報
アラスカ先住民「イヌピアット」の人々のインタビューが聞ける「文化的背景情報」。
これのお話がなかなか興味深く、本編よりもこっちの方が楽しみになっていました。
もっと深く掘り下げたお話があっても良いくらいです。
しかも、全て取れるようにチャプターに個数が表示されているので、親切でした。

厳しい環境下で、自然と共に生きていく知恵などを聞いていると、北海道の先住民「アイヌ」の人々を思い起こさせます。
不満点
操作性が悪い
「操った精霊の速度が遅い」のも気になったのですが、一番気になったのは、ボーラという飛び道具の操作性。
右スティックを倒し、狙いを定めて、スティックを放すだけ。
ならわかるのですが、
右スティックを倒し、狙いを定めたあとは、逆方向に右スティックを倒して投げます。
狙い通りの場所にボーラを投げることができず、何度も投げていました。

スティックを放すだけじゃダメだったのかな。
ジャンルが違う
今作のジャンルは「パズルアクション」となっています。
決められた手順どおりプレイしないと先に進めないので、「パズル要素」はあります。
しかし実際にやってみると、アクション性が高く、悪戦苦闘する場面が多々ありました。
また、初見殺しの場面も多々あり、何度も死ぬことになりました。
リトライが早いですし、リトライ場所もすぐ手前なのですが・・・。

ジャンルは「アクション」だけでよかったのでは?
NPCの頭の悪さ
今作は2人で協力プレイができます。
しかし、うちにはコントローラーが1つしかないため、1人でプレイすることに。
当然、ヌナとキツネを切り替えながらプレイしたのですが、操作していないキャラクターの NPC は頭が悪く、状況を見て、止まったりしてくれません。
NPCのせいで死んでしまい、リトライすることがありました。
プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロード |
プレイ時間 | 約3時間 |
トロフィー 状況 | 100% |
トロコン 難易度 | 簡単 |
総評
淡々と進むかとおもいきや、急に高いアクション性を求められたりした今作。
サクッとクリアできますが、もうちょっとパズル要素があった方がよかったと思います。
ただ「イヌピアット」の人々のことが少しでも理解できたのは、収穫でした。
このゲームをきっかけに「アラスカ」に興味が出てきました。
評価ですが、「ドキュメンタリー」としては★4にしたいところですが、「ゲーム」としては以下のとおりです。
総合評価 ★★☆☆☆
シナリオ ★★★☆☆
操作性 ★★☆☆☆
システム ★★★☆☆
キャラクター ★★★☆☆
ビジュアル ★★★★☆
音 楽 ★★★☆☆