評価:2
絵を描き、展示して、売る。
買ってくれるかどうかは、お客さん次第。
19年3月7日に配信された『パスパルトゥー:アーティストの描いた夢』の感想・レビューをします。
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目次
概要
ゲーム内容
奥にあるイーゼルをタッチすると、絵が描けます。
色や筆の大きさ等を変え、タッチで描いていきます。
完成した絵は展示して、名前をつけます。
観に来た人々が吟味し、気に入ったら入札してくれます。
入札額が気に入らなければ「×」を。
交渉するならば「天秤マーク」を。
その金額でよいなら「✔」をタッチ。
交渉は場合によっては、入札金額が下がることがあります。
これを繰り返し、描き続けては売り、食費や家賃代を稼いでいきます。
ある程度繰り返してお金を稼ぐと、次のステージへ。
全3幕。
描いた絵の方向性により分岐し、4種類のエンディングがあるようです。
筆の大きさとキャンバス
筆の最大サイズと最小サイズは、↑の画像を参考にしてください。
オレンジ色の巨大な円と、その右下の小さな点が筆サイズの例です。
また、キャンバスを横にすることもできます。
良い点
どんな絵でも買ってくれる
たとえ絵が下手でも、「素晴らしい」と褒めて買ってくれる人がいます。
本当に画家になった気分です。
ただし、似た絵ばかり描いていても売れませんし、好みではない絵に対しては容赦なく批判してきます。
この辺りも、本当に画家になった気分です。
動きが連動している
プレイヤーと主人公、描く動きが連動しています。 #パスパルトゥー #NintendoSwitch pic.twitter.com/4MYcvWY7l2
— ゲーマー夫婦 みなとも (@gamelovebirds) 2019年3月13日
タッチペンで描いている動きと、画面内での主人公の動きが連動しています。
激しく描くと、主人公も激しく動くので一体感があります。
感性が刺激される
似たような絵を描き続けていても、買ってくれません。
そのため、常に新しい発想・アイディアで絵を描く必要があります。
自然と、今まで考えつかなかった絵を描くことになりました。
この刺激は、絵に限らずさまざまな分野で役に立つ。かもしれません。
不満点
説明不足
- どうすれば絵を売ることができるのか。
- どうすれば次の章へ行けるのか。
- このツールはなにをするのか。
など、わからないことがあり、その説明もありません。
なんとなく「こうかな」と思いつつプレイしていました。
繊細に描けるってことなのかな。
ローカライズが微妙な点も、今作のわかりづらさに拍車をかけていた気がします。
ただ、「ひたすら描く」ことには変わりないので、気にしすぎない方が良いと思いました。
せわしない創作活動
「すぐ描いて、すぐ陳列し、また描き始める。」
のくり返しです。
時間経過で生活費分、お金が引かれてしまうので、とにかく数多く描いて売り続けなければなりません。
じっくり描いたものを数枚描いたら、陳列して、売られるのを見守るシステム
の方が、自分には合っていたと思います。
パレットが小さい
パレットの中のツールが小さくて、タッチのみの操作はやりにくさを感じました。
かといって、ボタン操作のみだとさらに操作性が悪くなります。
パレット自体の大きさが2回りほど大きくなれば、使いやすかったと思います。
また、キャンバスの端に上手く描けないことがあります。
キャンバスの「拡大・縮小」があっても良かったと思いました。
過去の絵を確認できない
描いた絵は、買ってもらったり捨てたりすると、それっきり。
ほとんどの絵は、もう二度と見ることができません。
力作は、スクリーンショットを撮るなどして保存するしかありません。
ギャラリー機能が欲しかったです。
プレイ状況
ソフトウェア | ダウンロード |
プレイ時間 | 7時間半 |
総評
絵を描くゲームは多くありますが、今作のように「売って生活費にする」というのは珍しいかと。
そのせわしなさと批評家の毒舌のリアルさは、ある意味「まさにアーティスト」な気分でした。
高値で売れた時の感動はひとしおですが、判断基準がよくわからないのがツライところ。
説明不足なところや、過去の絵を閲覧できないところなど、やや物足りない部分が多かったです。
レビュー
総合評価 | |
シナリオ | |
操作性 | |
システム | |
キャラクター | |
ビジュアル | |
音楽 |
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