2017年9月28日に配信開始された、Nintendo Switch用ダウンロードソフト『ピクロスS』。
『ピクロス』という名称は任天堂のゲームにのみ適用されるものらしく、一般的には「イラストロジック」「お絵かきロジック」または「ののぐらむ」とも呼びます。
これまでニンテンドー3DS用に配信されていた『ピクロスe』シリーズの「正統続編」という扱いのようです。
今後『S2』『S3』と、スイッチ用に開発が進むのでしょうか?
今回は、『ピクロスe』シリーズとの違い・新機能・なくなった機能等を解説いたします。
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目次
概要
ゲーム内容
メインメニュー
ピクロス、メガピクロス、チュートリアル、オプションの4つ。
ピクロス、メガピクロスの問題数はこちら「問題数の内訳一覧」
オプション
▼アシスト機能説明
- ヒントルーレット
パズル開始前にランダムでタテヨコ一列の正解を開放する機能 - ナビゲーション機能
確定列を知らせる・・・パズル中に現在の塗れるマスがある列を青くして、誘導するヒント機能
矛盾列を知らせる・・・パズル中に間違っているマスの列を赤くして、知らせてくれるヒント機能 - 間違いの自動修正
間違ったマスを塗った時に自動で修正する機能
▼パズル中の操作
- カーソルの移動速度
- カーソルのループ方式
画面端で一旦止まる・・・ボタンを押し続けていても、マスの端で一旦止まる。もう一度押すと、反対側の端からカーソルが出てくる。
常にループする・・・ボタンを押し続けている際、マスの端に行くと、反対側の端からカーソルが出てくる。
ループしない・・・ボタンを押し続けている際、マスの端に行っても、それ以上は進まない。
チュートリアル
ピクロス、メガピクロスの解き方はもちろん、基本的な機能についても書かれています。
説明書ですね。
ノーアシスト問題
ページ毎の最後の問題(一番右下)は、ノーアシスト問題です。
全てのアシスト機能が使えなくなります。
自力で解きましょう。
なお「ミスをチェックする」機能は使用できます。
操作方法
▼問題中の操作方法
- ポーズメニュー +ボタンまたは-ボタン
- 塗り 右ボタン
- × 下ボタン
- マーク 上ボタン
マークとは、つまりは仮塗りのこと。未確定のマスに目印を付けられる。
▼問題選択画面の操作方法
- 決定 右ボタン
- 戻る 下ボタン
- ページ送り LRボタン
- コントローラ設定 +ボタンまたは-ボタン
- 記録の削除 上ボタン
問題ごとに記録の消去ができる
ポーズメニュー
問題中に+ボタンまたは-ボタンを押すと、ポーズメニューが出てきます。
- 中断する
各問題毎に中断することができます。中断した場合、その途中から再開できます。
- ギブアップする
その名の通り、ギブアップする場合や最初からやり直す場合に選択します。
- チュートリアルを見る
- オプションを変更する
- ミスをチェックする
盤面上で間違っている箇所があれば表示する機能。
1つの問題につき、1度しか使えません。
- コントローラ設定を変更する
使用できるコントローラーは画像の通り。
途中でコントローラーを持ち変えたい場合に使用する。
もちろん、途中で2Pプレイも可能。
オールノーアシストクリア条件
まずはこちらの画像を。
ノーアシストで解いた問題には、右下に「☆ノーアシスト」が表記されます。
そして、ページごとの全ての問題をノーアシストでクリアすると、左上にメダルが付きます。
↓こちらの画像では、アシスト機能を使ったため、右下にはなんの表記もされていません。
そして、左上にはメダルは付いていますが、上記のメダルよりも劣った感じ。
つまりアシスト機能を使ってクリアした問題が1問でもあると、こちらの劣ったメダルが付きます。
なお、アシスト機能は上記で紹介した「ヒントルーレット」「ナビゲーション機能」「間違いの自動修正」の3つ。
そして、もう1つ。
気づきにくいのが「ミスをチェックする」機能。
この「ミスをチェックする」機能は、ノーアシスト問題でも使用できるのに、これを使うと、アシスト機能を使ったことになってしまいます。
とても便利な機能ですが、完璧を目指すなら使用しないようにしましょう。
なお全ての問題をノーアシストでクリアすると、メニュー画面にメダルが付きます。
プレイモード
TVモード、テーブルモード、携帯モードの3種類。
対応言語
日本語、英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語の6種類。
変更する場合は、Nintendo Switch本体の「設定」→「本体」→「言語」でおこないます。
問題と問題数の内訳一覧
各問題はこんな大きさ。
なお、問題の一部は塗りつぶしています。
5×5 | 10×10 | 15×15 | 20×15 | 合計 | |
ピクロス | 3問 | 57問 | 75問 | 15問 | 150問 |
メガピクロス | 3問 | 57問 | 75問 | 15問 | 150問 |
なおピクロスとメガピクロスの絵は、順番は違いますが同じだと思われます。
3DS版とスイッチ版との違い
3DS『ピクロスe7』とNintendo Switch『ピクロスS』との比較をしていきます。
できるようになったこと
- 「ミスをチェックする」機能の追加
- 「ナビゲーション機能」の「矛盾列を知らせる」機能の追加
- BGMの種類が1種類から3種類へ
- カーソルの移動速度の追加
- カーソルのループ方式の追加
- 問題ごとに中断できるようになった
- 問題ごとに記録の消去ができるようになった
- 対応言語の追加
- 2プレイ機能の追加
できなくなったこと
- タッチでの操作ができない
- 『ピクロスe2』から続いてきた「ミクロス」が廃止
- タイムが加算される「ペナルティ」の廃止
- 『ピクロスe6』から続いてきた、アニメのカスタム(塗りアニメーション)が廃止
- 「ヒント数字オートチェック」のオンオフ機能が廃止。常にオンの状態に。
- 他の『ピクロス』シリーズのセーブデータがある場合の「プレゼント」がない。
その他
- ノーアシスト問題が減った
- これまでの『ピクロスe』シリーズより値段が高い
2Pプレイ
2人で一緒にパズルが解けます。
相談しながら協力して問題を解くのも、塗ったマスの数を競い合うことも可能です。
↓の画像はプレイ中のもの。
青が1Pで、赤が2P。
カーソルの色も青と赤です。
左上に「1P 9」「2P 4」と書かれていますが、それが現在それぞれのプレイヤーが塗っているマスの数です。
ちなみに、お互いのカーソルは重なりません。
相手が塗ったマスを、自分の色で上書きすることも可能です。
↓の画像はパズル完成後のもの。
右下に「青56 赤25」の表記があります。
1Pの青が56マス塗っているということです。
↓の画像はステージ選択画面。
2人でクリアしましたが、2人でクリアしたことは載っていません。
おわりに
『ピクロスe8』はまだか、まだかと待ち焦がれていた所、まさかのNintendo Switchでの登場でした。
新しく追加された機能、惜しくも廃止された機能、それぞれありますが、新たな試みを評価したいと思います。