「子どもにプレゼントするため」や、「出産祝いで贈るため」など、絵本を買おうとするきっかけは多いと思います。
しかし、本屋さんに行って、たくさんの絵本を目の前にし、
どの絵本がいいの?
この絵本で本当にいいのかな?
なんて思ったことありませんか?
ということで、わが子たちが実際に好きになった絵本を紹介していきたいと思います。
なお、今回は主に2歳~4歳を対象としている絵本を12冊選びました。
今回もゲーム情報と関係なく、申し訳ない。
また、かなり個人の意見であり、自論ですので、あくまでもご参考にしてください。

この記事は、ともがお伝えします。
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目次
本当に子どもが喜ぶ絵本 12選 ~2歳3歳4歳編~
現在6歳の娘が好きだった絵本、そして、2歳の息子(もうじき3歳)が好きな絵本を紹介していきます。
本の特徴、私がどうやって読んでいるか、等も書いていきます。
1.きんぎょがにげた
タイトル | きんぎょがにげた |
作・絵 | 五味太郎 |
出版社 | 福音館書店 |
初版 | 1982年 |
サイズ(縦×横×厚さ) | 21.6㎝ x 20.5㎝ x 0.6㎝ |
娘も息子も、お気に入りの一冊。
1歳頃から興味を持ち始めました。
▼特徴
1匹の金魚がかくれんぼをしながら、逃げていきます。
コントラストが強い作品で、様々なものを見ていくと、新たな発見があり、見ていて楽しいです。
▼私の読み方
「金魚さん、どこ?」とクイズを出したりしています。
最初は、見つかるまで時間がかかりますが、一度わかると、すぐ答えを言うようになります。
また、わざと金魚を手で隠して「どこ?」と聞くと、「ここー」と手をどけてきます。
2.きょうのおやつは
タイトル | きょうのおやつは(かがみのえほん) |
作・絵 | わたなべ ちなつ(渡邉千夏) |
出版社 | 福音館書店 |
初版 | 2014年 |
サイズ(縦×横×厚さ) | 15.5㎝ x 18.5㎝ x 1.6㎝ |
こちらは娘も息子も、お気に入りの一冊。
実は『きょうのおやつは』は、私が本屋さんで一目ぼれして購入しました。
子ども達が気に入らなくても、関係ないと思っていましたが、私と同じく子ども達も気に入りました。
今回は2歳から4歳の絵本と言うことで紹介しましたが、この本は大人でも楽しめます。
▼特徴
一番の特徴が「鏡」になっているということ。
ページを90度に開くことによって、鏡に映った絵が立体的になり、おやつのホットケーキがおいしそうに見えます。
ちなみに横ではなく、縦にめくっていきます。
また固い紙である「ボードブック」なので、破れる心配も少ないです。
▼私の読み方
「おいしそうだねぇ」「いいにおいがするねぇ」など、感想をはさみながら、読んでいます。
ある時、息子に卵を割るマネや混ぜるマネをして見せたら、それ以来息子は、作品に出てくる材料や道具を持つマネをし、おやつを作る感覚で、見るようになりました。
もちろん、最後は食べたり、飲んだりのマネをします。
3.おいしいな!
タイトル | おいしいな!(きむらゆういちのパッチン絵本) |
作・絵 | きむら ゆういち(木村裕一)・せべ まさゆき |
出版社 | 小学館 |
初版 | 2002年 |
サイズ(縦×横×厚さ) | 16.2㎝ x 16㎝ x 1.4㎝ |
▼特徴
しかけ絵本になっていて、上部を持ちあげると、口の中が見えます。
何度も上下することにより、食べ物を噛んでいるようにみえます。
ちなみに横ではなく、手前にめくっていきます。
また固い紙である「ボードブック」なので、破れる心配も少ないのですが、上下する箇所がよく折れます。
▼私の読み方
動物や食べ物のクイズを出しています。
また、食べるマネもさせています。
4.よるくま
タイトル | よるくま |
作・絵 | 酒井駒子 |
出版社 | 偕成社 |
初版 | 1999年 |
サイズ(縦×横×厚さ) | 18.8㎝ x 24㎝ x 0.9㎝ |
こちらは娘の、お気に入り。
2歳頃に興味を示しました。
▼特徴
夜に現れた子ぐま「よるくま」と一緒に男の子が、よるくまのお母さんを探す物語。
眠る前に読むのがぴったりの作品です。
お母さんに会えた時の描写は、何度読んでも美しく、鳥肌が立ちます。
▼私の読み方
寝る前だというのに、何度も読んでほしいと、せがまれた作品。
ちょっと長めの文章なので、きっちり読まずに省略しながら読んでいました。
5.せんろはつづく
タイトル | せんろはつづく |
作・絵 | 竹下文子・鈴木まもる |
出版社 | 金の星社 |
初版 | 2003年 |
サイズ(縦×横×厚さ) | 23.6㎝ x 24.5㎝ x 0.9㎝ |
こちらは列車好きの息子の、お気に入り。
2歳から興味を示していました。
▼特徴
子ども達が線路を作り、駅を作り、列車を走らせる物語。
線路をどう繋げていくかの勉強にも一役買っています。
▼私の読み方
冒頭の「これなーんだ」を読むと、息子は「せんろ!」と答えてくれます。
踏切が出てきたら「カンカンカン」、列車が来たら「ポッポー」などの効果音も混ぜながら読んでいます。
また、途中に出てくる動物のクイズを出したりしています。
6.おやおや、おやさい
タイトル | おやおや、おやさい |
作・絵 | 石津ちひろ・山村浩二 |
出版社 | 福音館書店 |
初版 | 2010年 |
サイズ(縦×横×厚さ) | 21.6㎝ x 20.5㎝ x 0.7㎝ |
こちらは娘も息子も、お気に入りの一冊。
2歳頃から興味を示していました。
▼特徴
野菜を使ったダジャレが特徴。
様々な野菜が描かれています。
▼私の読み方
リズムよく、読んでいます。
また、様々な野菜が出てくるので、野菜クイズを出しています。
野菜を食べさせる時にも「『キュウリは急に止まれない』のキュウリだよ」などと言って、関連付けさせてます。
7.おきがえしよう!
タイトル | おきがえしよう!(あかちゃんしかけえほん) |
作・絵 | 田中四郎 |
出版社 | ひさかたチャイルド |
初版 | 2011年 |
サイズ(縦×横×厚さ) | 21.5㎝ x 19.1㎝ x 1.2㎝ |
娘も息子も、お気に入りの一冊。
1歳頃から興味を示していました。
▼特徴
絵本に穴があいていて、めくると服が背景に、背景が服に変わっていく、しかけ絵本。
また固い紙である「ボードブック」なので、破れる心配も少ないです。
▼私の読み方
服が汚れてしまった時は残念そうに、着がえた時は明るく読んでいます。
動物クイズも出しています。
8.もけら もけら
タイトル | もけら もけら |
作・絵 | 山下洋輔・元永定正 |
出版社 | 福音館書店 |
初版 | 1990年 |
サイズ(縦×横×厚さ) | 24.5㎝ x 23.5㎝ x 0.9㎝ |
こちらは娘も息子も、お気に入りの一冊。
1歳頃から興味を示していました。
▼特徴
ジャズのリズムをひらがなにしたもの。
▼私の読み方
リズムを変えたり、トーンを変えたり、歌うように読んでいます。
正確に読まず、その時の気分で、読んでいます。
9.どうぶつのおかあさん
タイトル | どうぶつのおかあさん |
作・絵 | 小森厚・藪内正幸 |
出版社 | 副音館書店 |
初版 | 1981年 |
サイズ(縦×横×厚さ) | 21.6㎝ x 20.4㎝ x 0.7㎝ |
こちらは娘が、お気に入りだった一冊。
1歳頃から興味を示していました。
▼特徴
様々な動物のお母さんが、赤ちゃんをどのように運ぶか、動物の子どもがどのように親について行くかが描かれています。
大人でも知らないことが載っていて、感心しながら読めます。
▼私の読み方
ナレーションのように丁寧に読んでいました。
また、動物クイズや、動物の子どもが何匹いるかのクイズを出していました。
10.かぶさんとんだ
タイトル | かぶさんとんだ |
作・絵 | 五味太郎 |
出版社 | 福音館書店 |
初版 | 1985年 |
サイズ(縦×横×厚さ) | 21.6㎝ x 20.3㎝ x 0.7㎝ |
こちらは娘も息子も、お気に入りの一冊。
1歳頃から興味を示していました。
▼特徴
あかかぶさんを始めとして、様々なものが飛んでいく不思議な物語。
▼私の読み方
一緒に飛んでいく前のページに飛んでいく物が載っているので、飛んだ後に1ページ戻り、「どこにいた?」と聞いていました。
11.おおきなかぶ
タイトル | おおきなかぶ |
作・絵 | ロシア民話 / A.トルストイ再話 / 内田莉莎子(訳)/ 佐藤忠良(絵) |
出版社 | 福音館書店 |
初版 | 1962年 |
サイズ(縦×横×厚さ) | 19.4㎝ x 26.9㎝ x 0.7㎝ |
こちらは娘も息子も、お気に入りの一冊。
2歳頃から興味を示していました。
▼特徴
教科書にも載っている『おおきなかぶ』。
「うんとこしょ どっこいしょ」の掛け声が子どもにハマっていました。
▼私の読み方
文章通りならば、最後にネズミがやってきて、やっとカブは抜けます。
しかし「もう一回読んで」と催促されたら、ネズミでも抜けず、娘や息子を登場させて、やっとカブが抜けるお話にしたりしています。
また一緒に「うんとこしょ どっこいしょ」の掛け声を言ったりしています。
12.しんとしずかな、ほん
タイトル | しんとしずかな、ほん |
作・絵 | デボラ・アンダーウッド(文)/ レナータ・リウスカ(絵)/江國香織(訳) |
出版社 | 光村教育図書 |
初版 | 2011年 |
サイズ(縦×横×厚さ) | 22.1㎝ x 18.2㎝ x 0.9㎝ |
こちらは娘の、お気に入りの一冊。
実は『しんとしずかな、ほん』は、私が図書館で一目ぼれして購入しました。
その後、4歳頃に娘が気に入りました。
今回は2歳から4歳の絵本と言うことで紹介しましたが、この本は大人でも楽しめます。
▼特徴
「しん」と静かな時の描写を、文章にされています。
小説家の江國香織さんが翻訳を担当されていて、情緒あふれる文章になっています。
眠る前に読むのがぴったりの作品です。
▼私の読み方
ゆっくり静かに丁寧に読んでいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
前回紹介した本は出版社がバラバラでした。
しかし今回はなぜか1社に集中しています。
バラバラにしようとも、1社に集中しようとも考えていませんでした。
純粋に子どもたちが好きな絵本を紹介した結果ですので、ご了承ください。
息子は、もうじき3歳。
これからも好きになる本が増えたら、お伝えしていきます。
また「こんな本もあるよ」というコメント、待っています。
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