わが子たちが実際に喜んだ絵本たちを紹介してきましたが、今回は「絵本の選び方のコツ」、そして「絵本の読み方のコツ」をお教えします。
「絵本が破れた時の対処法」も、お教えしちゃいますよ。
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この記事は、ともがお伝えします。
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本の選び方のコツ
図書館に行こう!
絵本を購入したい → 本屋
ではなく、
絵本を購入したい → 図書館
つまり、本を買う前に図書館に行って借りてこようというもの。
(これは私のアイディアでなく、数年前に、なにかを読んだか聞いたかした時のアイディア)
絵本を買ってみて、お子さんが気に入らなかったら、
「買うんじゃなかった・・・」
となりますよね。
それを予防するのに、図書館は最適なのです。
ここからは、私がいつもおこなっている手順をご紹介します。
- 図書館へ行く。
- 自分が気に入る絵本を探す。
- 気に入った絵本を子どもにその場で読んであげる。または借りていき、家で読んであげる。
- 子どもがその絵本を気に入り、「買ってもいいな」と思うなら、購入する。
1つずつ、解説していきます。
1.図書館へ行く
これは先ほど、話した通り。
2.自分が気に入る絵本を探す
子どもではなく、まず自分が気に入る絵本を探します。
なぜなら読むのは、自分だから。
自分が楽しく読めば、子どもも楽しい。
だから、まず自分が気に入ることが大前提なのです。
絵柄が気に入った、文章が気に入った、思い出の絵本であるなど、なんでもよいです。
とにかく選んでいきましょう。
3.気に入った絵本を子どもにその場で読んであげる。または借りていき、家で読んであげる。
自分が気に入った本を、わが子も気に入るとは限りません。
そこで図書館内でも、お家でもいいので、子どもに読んであげましょう。
読んであげて、つまらなそうなら、その本はいったん諦めましょう。
その子に合わないか、まだ年齢が合わないかのどちらかです。
もう少し成長してから再挑戦すると、気に入る場合もあるので、購入は保留にしておきましょう。
4.子どもがその絵本を気に入り、「買ってもいいな」と思うなら、購入する。
自分も子どももその絵本が気に入ったのなら、購入してもいいでしょう。
しかし「買ってもいいな」と思うことが大事です。
一時の流行りで終わらないか、本当に必要なのか、など、ちょっと考えるといいと思います。
それが無駄遣い防止にもなります。
図書館の司書さんに聞いてみる
図書館では、様々な絵本が置いてあり、どの絵本にするか迷いますよね。
そこで、登場するのが司書さん。
子どもが好きな食べ物、動物、乗り物など、子どもが好きなものが題材となっている絵本がないか尋ねてみてください。
きっと、親身になって提案し、探してくれます。
絵本の読み方のコツ
読み聞かせがヘタ!?
娘が小さいころ、よく図書館の「読み聞かせ」に行っていました。
きっと、どこの図書館でも、無料でおこなっていると思われます。
その読み手の方は、図書館の司書の方だったり、ボランティアの方がやっていたりします。
イベントで、司書を目指す学生がやっていたこともありました。
読み聞かせをやっているのだから、きっと上手に違いない!
と思うでしょう?
いえいえ、人によっては、かなり下手なのです。
なにが下手なのか、まとめてみました。
- 声が小さい
- セリフが棒読み
- 同じトーン、同じテンポでずっと話す
- 書いてある文章を読むだけ
さすがの下手さに、その場にいた子どもも、親も、ほぼ全員が途中で飽きてしまっていました。
実は私、司書を目指したことがあります(スタート地点に立つ前に夢破れた)。
また、演劇の経験から、読み聞かせにはウルサイです。
1つずつ、解説していきます。
▼声が小さい
隣にいる子どもに読み聞かせをするのなら、声が小さくてもよいでしょう。
しかし、「たくさんの人数がいる場所で読み聞かせ」となると、声が小さくては、なにも聞こえません。
ましてや、集まっている子どもの年齢はバラバラ。
静かに聞ける子もいれば、聞けない子もいるのです。
子どもの声に負けないでほしいです。
▼セリフが棒読み
絵本の中に書いてあるセリフ。
これが、全部棒読み。
さすがの子どもでも、棒読みだとわかり、つまらなくなります。
▼同じトーン、同じテンポでずっと話す
トーンはつまり口調。
テンポはつまり速さ。
同じ口調、同じ速さで読まれると、飽きてきます。
▼書いてある文章を読むだけ
一見、それが普通だと思われると思います。
読むのだから、書いてある文章を読むのでしょ?と。
しかし、寄り道をすることで、子どもは新たな発見をし、飽きないのです。
読み聞かせをうまくなろう
さて、隣にいるわが子にどう読み聞かせをすればいいのか。
上記の反対の事を行えばいいのです。
▼セリフを登場人物によって分ける
登場人物が2~4人くらいなら、高い声、低い声、速い口調、遅い口調などと変えて、セリフを使い分けてみましょう。
たくさんの登場人物だと、使い分けが多くなり大変なので、同じ口調がいても問題ありません。
▼トーンやテンポを変えていく
セリフだけでなく、文章の「口調」や「速さ」も変えていきましょう。
なにか大変なことが起こったら、速いテンポ。
怖い場面では、ゆっくりで、低めの口調。
など、工夫してメリハリをつけてみましょう。
▼書いてある文章にとらわれない
書いてある文章だけでなく、「この動物なに?」や「ウサギがいるよ、どこかな?」など、どんどん寄り道していきましょう。
また、書いてある文章も正確に読まなくてOK。
省略したり、自分の言いやすいように、変えてもいいんですよ。(たくさんいるお子さんへの読み聞かせならダメですが・・・)
▼大事なこと
いろいろ書きましたが、読み方は自由でかまいません。
一番大事なのは、読み手が楽しく読めれば、子どもも楽しいということ。
ですから、まずは、読み手が楽しく読みましょう。
絵本が破けた時は
最後に本が破けた時の対処法をお教えします。
破けた時、つい手にしてしまうのは、セロハンテープではないですか?
実はセロハンテープは、年数が経過すると、変色してしまいます。
大事な本を補修するためとはいえ、変色したものが本にくっついているのってイヤですよね。
そこで使うのが、専用の本の補修テープ。
テープ自体が厚めで、変色しません。
様々な会社から発売されていて、文具屋さんで取り扱っています。
使えば使うほど、どうしても破けてしまうのが、絵本。
長く使うためにも、是非、専用の補修テープを使ってほしいと思います。
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